昨今、目まぐるしく変わる外部環境や従業員のワークライフバランスの尊重によって、企業の働き方が多様化しています。
その一つとしてはワークロケーションの多様化です。
会社内だけではなく、自宅や外出先でのPC業務が増加傾向にあります。
その際、社内ネットワークに接続せず、インターネット接続だけで効率的に業務をするためにクラウドサービスを活用する企業も多いのではないのでしょうか?
総務省が発表している「令和3年 通信利用動向調査報告書」では令和3年時点でクラウドサービスを一部でも利用する企業は70.2%というデータもでており、この割合は令和元年から5%ほど増えています。
また、クラウドサービスの中で一番多い利用用途は、クラウドストレージです。
多くのデータを保存、共有することができ、業務効率化に非常にメリットがあります。
クラウドストレージサービスとしては Microsoft 社の OneDrive、Google 社の Google Drive などが挙げられますが、Box 社の Box Drive も利用している企業も数多くあります。
一方、せっかくクラウドストレージを導入したのに、ユーザーがデータをPCのローカルやファイルサーバーに保存したりなど、データが各所に点在してしまい、結局管理が煩雑になる問題を抱えている企業も多く存在します。
そこで本コラムではデータの点在を防ぎ、Box Drive などのクラウドストレージ本来の真価を発揮する方法をご紹介します。
クラウドストレージは数多くの企業、団体で利用されています。
利用先の業種も問わずで、中には政府機関でも採用をされているなど信頼性の高いサービスです。
クラウドストレージサービスには、以下の特徴があります。
ビジネススピードの加速、データ保全、セキュリティーの強化などさまざまなメリットがあります。
本コラムで取り上げている Box Drive フォーカスするとストレージ容量無制限で利用できるなどうれしい機能も搭載しています。
前述したクラウドストレージのメリットは、ユーザーがサービスを有効活用してこそ真価が発揮されますが、クラウドストレージの運用にお悩みの企業も多いです。
クラウドストレージを利用する運用が定着しない企業の課題の一部として、以下が挙げられます。
せっかく Box Drive などのクラウドストレージを導入したものの、ローカルにデータを保存できてしまう状態だと、データ管理、業務負荷の面で多くの課題が発生します。
いかにデータをクラウドストレージに集約させるかが、課題解決の鍵です。
ローカルストレージへのデータ点在を防げばクラウドストレージの有効活用が可能です。
横河レンタ・リースの Flex Work Place Passage Drive for box で Box Drive (以下 Passage Drive for box と記載) の有効活用が可能です。
Passage Drive for box では Box Drive をシームレスな動作でローカルストレージのように利用することが可能です。
機能としては各ユーザーのプロファイルデータの大部分を Box Drive に自動で保存します。
ユーザーがあたかもローカルに保存するかのように Box Drive にデータが保存されるので、意識することなくデータ集約が可能です。
また、ユーザープロファイルのデータファイルを開く際も、従来とほぼ変わらない動作です。
Box Drive に格納されているデータファイルは、ローカルにあるように表示されるため、オンライン環境であれば意識することなくファイルを開き、編集や保存が可能です。
Passage Drive for box により、Box Drive の利用にさまざまなメリットが発生します。
これを機に Box Drive の活用方法を見直してみませんか?
すでに Box Drive を利用、もしくは今後導入の検討をされる際は、ぜひ Passage Drive for box もご検討いただけますと幸いです。
また、Box Drive だけではなく OneDrive for Business にも対応していますので、ご不明点などございましたらお気軽に当社にお問い合わせください。
鈴木 智也 (横河レンタ・リース株式会社 IT・SS営業推進部 SS案件開拓グループリーダー)
長年に渡り、レンタルビジネス、自社ソフトウエアの提案活動に従事。
現在は営業推進部として、Windows 周りのセキュリティー強化や、工数削減のソフトウエアを中心に提案。
年間数百の企業の情報システム担当者と商談し、そのナレッジを活かしコラム執筆などの情報発信をしている。