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導入事例 株式会社東芝様

巨大で複雑なCAD環境を「DotCOE」でプロジェクト毎に最適化

会社概要
商号:株式会社 東芝
TOSHIBA CORPORATION
創業:1875年(明治8年)7月
資本金:2,749億円(2004年9月末現在)
売上高:3兆132億円(2003年度)
http://www.toshiba.co.jp/
世界的総合電機メーカーである東芝では、東京都青梅市と日野市にある開発システムの管理にDotCOEを使用しています。設計・開発用PCワークステーション(PCWS)は、巨大かつ複雑なCADソフトウェアを搭載した状態で、高いパフォーマンスと安定稼動を要求されますがDotCOEによるリモート管理システムはトラブル発生率の低減と管理業務の効率化に貢献しています。
“単なるパッケージソフトの一斉インストール”とはわけが違う開発部門のシステム更新
東京の青梅市と日野市にある東芝の開発部門では、世界的に高い評価を受けつづけてきたノートPCやPDA等モバイル・コンピューティング製品、ローエンドからマニア層まで強く支持されているHDD&DVDビデオレコーダー等AV製品、さらに携帯電話やハードディスク等の設計・開発が行われています。


株式会社東芝 PC開発センター
設計プロセス開発センター
第二担当 主務
「PC管理ツール導入のきっかけは?」
「開発に使用しているCADソフトは、年に2〜3回更新が必要で、1回の更新に適用するデータ量も700〜800MBで決して小さなものではありません。また、単にインストーラを起動させて済むものではなく、ライセンス情報以外にも細かな設定を大量に行う必要があるため、従来は専門の技術者が週末をつぶして一台一台手でインストールしていたものです。50台分更新するのに3人がかりで丸一日かかっていました。」

東芝デジタルメディア
エンジニアリング 株式会社
c-エンジニアリング
ソリューションセンター
CAD技術担当
CAD運用・保守チーム
シニアエンジニア下山佳邦氏
「さらに、同一バージョンでも青梅市の部隊用100台で2種類、日野市の50台で1種類、合計3種類の別々の設定が必要になり、オリジナルで作成したカスタムパーツ(プログラムやデータ)もつきます。また、プロジェクト毎に、製造部門等他の関連部門や外部パートナと同期をとりながら全く同一のバージョンで揃えないと、やりとりするデータの互換性に問題が生じます。ですから、東芝の開発部門にある全てのCAD端末を同時に更新してしまうわけにもいきません。管理業務のスケジューリングや効率化には、一般オフィスのPC管理とはちょっと違うアプローチを取る必要がありますね。」
このような要求に応えるため、
「単にインストールデータを配信するのではなく、ライセンスキーやモジュール指定、参照させたいサーバのディレクトリをはじめとする任意の引数を埋め込んだ上で、オリジナルの追加パーツ(プログラムやデータ)も同時に展開させるようなパッケージをで作成し、グループ毎に適切なパッケージのみを配信しています。ただ、設計データの集中管理システムのような一部のモジュール群を除き、基本的には前述のように更新のタイミングがそれぞれ違うので、プル型配布という、ユーザ側で好きなときにインストールを開始できる方法をとっています。このやり方であれば、管理システムやネットワークへの負荷が一時に集中することはないので、現状では、データ分割送信の必要はあまりないです。」
インベントリ収集で障害の事前回避
十分なパフォーマンスを得るために大きなリソースを消費するCADシステムでは、PCWS毎に負荷が限界を超えないよう注意する必要があります。

東芝デジタルメディア
エンジニアリング株式会社
c-エンジニアリング
ソリューションセンター
CAD技術担当
CAD運用・保守チーム
岡村潔氏
「DotCOEのインベントリ収集機能(PCの構成情報の収集機能)は、もちろん資産台帳管理のための情報収集にも使っています。が、我々のようなシステムでインベントリ収集が必須とされるのは、例えば瞬間的なキャッシュメモリの消費量が2GBを超えてしまうような、リソース消費が非常に大きいソフトウェア環境を搭載しているためです。ハードディスクの空き容量なども更新パッケージの配布前にチェックして、不安がある端末が見つかれば予め増設や交換をしておかないと、開発作業を中断したり、後退させてしまう障害がおきる可能性さえあります。ですから、PC管理ツールを使うのであれば、個々のPCWSについて、所謂資産管理に使うよりも詳細な構成情報がとれないと導入する意味がないのです。」

そして今後のスケジュールとして ・ ・ ・
「今年中に対象拠点を増やして、埼玉県深谷市に30台のグループを作るつもりです。ドメインも3拠点が統合されますから、DotCOEのマスタ・サーバは青梅に置き、日野と深谷の端末はそれぞれ設置するスレーブ・サーバを介して管理する予定です。」 (井上賀公氏)
導入事例の概要
ご導入いただいたお客様株式会社東芝
DotCOEご使用開始時期2004年4月
DotCOEで管理されているシステムの概要
設計・開発部門のCAD用PCワークステーション約150台(2005年中の予定総数)
DotCOEご導入の目的
2拠点各100台、50台の開発用PCの統合管理
(1)ソフトウェア環境の遠隔更新
 1.メカ設計・開発用CADソフトウェア
 2.Javaフレームワークや開発に必要なカスタムソフトなど
(2)PC毎の詳細な構成情報の収集
DotCOE選定の理由
(1)業務遂行上必要な調整機能を備えた、実用的なソフトウェアの一括送信および自動インストール機能、さらに更新状況の確認までしっかり行える。 (2)収集できるPCの構成情報が、資産管理台帳に必要な項目だけでなくシステム管理業務に使用する詳細なレベルまで取得できる。
DotCOEご導入の効果
(1)更新作業に手間のかかるCAD開発システム環境をリモートで適切に更新、管理担当者の作業工数を大幅削減。
巨大かつ細かな設定が必要な開発用ソフト環境を、PCWS毎に管理担当者が手作業を行うことなく、ユーザが任意のタイミングで適切な状態に更新。
(2)経理業務(資産台帳管理)に必要なIT資産情報および、障害回避に必要な、より詳細なPCの構成情報の収集が可能に。
PC管理に関する今後のご予定
2005年中に開発拠点を追加し、合計3拠点で約180台のPCWSをDotCOEで管理など。
■システム構成図(イメージ)

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