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Windows 10・Windows 11 アップデート
運用管理ツール Unifier Cast

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Unifier Cast(ユニファイアーキャスト)は、複雑化する Windows PC の運用課題を解決するためのソリューションです。

ソフトウエアの分割配信機能と、Windows アップデートの状況を可視化するダッシュボード機能を軸に、お客さまの業務の効率化に貢献します。

Windows 10 / Windows 11 における運用課題

Windows 10、Windows 11 のPCのアップデートはセキュリティーを維持するために重要です。ただし、アップデートの運用にはいくつかの課題が存在します。

● OSの利用状況の可視化
適切なアップデートの運用を行うためには、組織が保有しているPCのOSバージョンの状況を把握する必要があります。
Windows 10、Windows 11 の保有状況だけでなく、FU(機能更新プログラム)やQU(品質更新プログラム)の適用状況も可視化し、把握することが必要となります。

● ネットワーク負荷
Windows のアップデートファイルは容量が大きいため、多くのPCに同時に配信を行うとネットワークに大きな負荷をかけてしまいます。

● IT管理者の負荷
大容量ファイルを頻繁に配布する運用は、IT管理者に負荷を与えます。また、Windows のアップデート中には、エラーが発生する可能性があり、その対応も必要となります。大規模な組織では、Windows をアップデートするのに多大な労力とコストがかかります。

● PCユーザーへの業務影響
アップデート中はPCを使用できない場合があるため、ユーザーの業務に影響を与える可能性があります。

導入メリット

導入メリット導入メリット
  • 01Windows アップデート時のネットワーク負荷の軽減

    Windows のPCの運用においては、1年に1度リリースされる Feature Update(FU) と、毎月複数回リリースされる Quality Update(QU) の更新運用を、 効率よく、確実に適用していくことが重要となります。一方で、FU、QUの定期的な配信は、企業のネットワーク負荷増大の要因ともなり得ます。 Unifier Cast は、独自の分割配信機能、Cast配信機能によって、ネットワークへの負荷を抑えた上で、確実な Windows アップデートの運用を実現します。

  • 02Windows アップデート状況の把握

    Windows 10 / Windows 11 においては、PCをいくつかのグループに分けて、段階的にアップデートを行っていく運用が推奨されています。 そのため、「既存のPCのOSのバージョンは何か」「アップデートに失敗して、放置されているPCが無いか」などといった状況の把握が重要となります。 Unifier Castは、Windows アップデートの状況を直観的に確認できるダッシュボード機能を提供し、IT管理者の業務の効率化を支援します。

  • 03アプリケーションの配布の効率化

    Windows PCの運用においては、アプリケーションの配布を確実に実施することも重要となります。 Unifier Cast は、アプリケーションの配布においても、ネットワークの負荷を抑えた上で、スムーズに実行できる方法を提供します。

Unifier Cast の機能と特徴

大容量ファイル配信時のネットワーク負荷を軽減する、分割配信機能とCast配信機能
Unifier Cast は、ファイルを小さなブロック単位に圧縮分割してからPCに配信する、分割配信機能を有しています。 また、Unifier Cast にはCast配信機能が用意されています。Unifier Cast のサーバーからファイルを受け取ったPCは、Cast配信機能によって、他のPCにブロック単位でファイルを伝播させることができます。 分割配信機能とCast配信機能を組み合わせることによって、ネットワークの負荷を軽減しながら、大容量ファイルのスムーズな配信が可能となります。
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Windows アップデートの適用状況を可視化するダッシュボード機能
Unifier Cast は、全社のPCの Windows アップデート適用状況を直観的に把握することができる、ダッシュボード機能を有しています。 ダッシュボード機能からは、IT管理者が必要とする、OSのバージョン、FU,QU の適用状況、アップデートに関するエラーの発生有無、などの情報を確認することが可能です。
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アプリケーションの配布を効率化する、 Simple Package Editor機能
Unifier Cast のSimple Package Editor機能(SPE)を用いれば、市販のアプリケーションや自社開発の業務アプリケーションを、独自の「配布パッケージ」に変換することが可能です。 SPEで作成した「配布パッケージ」は、分割配信機能、Cast配信機能を利用して、社内のPCに展開することが可能です。 SPEによって、アプリケーションの配布業務も、スムーズに実施することができます。
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VPNの負荷を軽減する、軽量パッケージ機能
Unifier Cast の軽量パッケージ機能は、テレワーク環境のPC(社外から接続するPC)に、VPN回線を介することなく、Windows アップデートファイルを配信、適用する機能です。 この機能を利用して Windows のアップデートを行う場合、PCがVPN接続している時には、「軽量パッケージ」と呼ばれる特殊なパッケージのみを配信します。 PCが「軽量パッケージ」を受信すると、VPN回線を介さず、直接 Microsoft社のWebサイトから Windows アップデートのファイルをダウンロードし、適用します。

動作環境

マスターサーバーの動作要件
項目 要件
CPU

2GHz以上かつ2コア以上

Memory

8GB以上

HDD

40GB以上の使用可能な領域
※クライアント1,000台までの環境における推奨スペックです。
※配布パッケージを保存するためのハードディスク領域が別途必要です。

OS

Microsoft Windows Server 2012 Standard Edition
Microsoft Windows Server 2012 R2 Standard Edition
Microsoft Windows Server 2016 Standard Edition
Microsoft Windows Server 2019 Standard Edition
Microsoft Windows Server 2022 Standard Edition

Runtime

Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1

https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=22

Microsoft .NET Framework 4.6.2 以上

https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=49982
Web Service
(※01)

Internet Information Services 7.5以上
(Windows Server 2016,2019, 2022 には、IIS 10.0が付属されています)
※マスターサーバーにCastMakerをインストールして使用する場合は以下が必要 です。
Internet Information Services 10.0

DataBase

Microsoft SQL Server 2016 Express

https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=56840

Microsoft SQL Server 2016 Standard
Microsoft SQL Server 2017 Express

https://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=55994

Microsoft SQL Server 2017 Standard
Microsoft SQL Server 2019 Express

https://www.microsoft.com/ja-jp/sql-server/sql-server-downloads

Microsoft SQL Server 2019 Standard

Web Browser

Microsoft Edge
Google Chrome

Port

HTTP(80/TCP)、50200/TCP、50201/TCP、HTTPS(443/TCP)

Port

・ドメインコントローラとの共存は不可です。
・インストール先のファイルシステムは「NTFS」でフォーマットされている必要があります。
・Unifier Cast サービスの利用では、マスターサーバー(※02)から、当社が運用するライセンスサーバー(※03)へWeb接続(HTTPS プロトコル)できる環境が必要です。外部へのWeb アクセスを禁止している環境や、Webアクセスの度に認証が必要となる環境などでは、ネットワークの設定変更が必要となる可能性があります。

※01:UnifierマスターサーバーのInternet Information Services (IIS)は、他のWebサービスと併用しないでください。他のWebサービスとIISを併用すると、お互いのパフォーマンスに悪影響を与える可能性があります。
※02:対象となるデータを格納するファイルサーバーを指します。
※03:クライアントPCからライセンス認証を行うための管理サーバーを指します。
※OSおよびDatabaseは、日本語環境・日本語表示のみ動作確認しています。
クライアントPCの動作要件

UnifierクライアントPC、RelayAgent用のPC、およびCastMaker用PCの動作要件は以下の通りです。

用途 項目 条件
UnifierクライアントPC
(FU/QUの配布対象PC)
OS (※04)

Microsoft Windows 10 Pro x86 / x64日本語/中国語/韓国語/タイ語/英語(※05)
Microsoft Windows 10 Enterprise 日本語/中国語/韓国語/タイ語/英語 x86 / x64(※06)(※07)
Microsoft Windows 11 Pro 日本語/中国語/韓国語/タイ語/英語
Microsoft Windows 11 Enterprise 日本語/中国語/韓国語/タイ語/英語

Runtime

Microsoft .NET Framework 4.6.2 以上

CPU

1GHz以上

Memory

x86 2GB以上
x64 4GB以上

HDD

1GB以上の使用可能なハードディスク容量
※配布パッケージを保存するためのハードディスク領域が別途必要です。

Port

50200/TCP、50201/TCP
50202~50299/TCP使用

その他

解像度:1024×768以上(1280×1024以上推奨)
インストール先のファイルシステムは「NTFS」である必要があります。
「FAT」はサポートしていません。

RelayAgent用PC OS

Microsoft Windows 10、11
Microsoft Windows Server 2012、2012R2、2016、2019

Runtime

Microsoft .NET Framework 4.6.2 以上

Port

50202/TCP~50205/TCP

CastMaker用PC OS

Microsoft Windows 10、11
Microsoft Windows Server 2016、2019

Runtime

Microsoft .NET Framework 4.6.2 以上

その他

インターネット接続(Windows 更新プログラムをダウンロードするため)

UnifierクライアントPC(FU/QUの配布対象PC)
項目 条件
OS (※04)

Microsoft Windows 10 Pro x86 / x64日本語/中国語/韓国語/タイ語/英語(※05)
Microsoft Windows 10 Enterprise 日本語/中国語/韓国語/タイ語/英語 x86 / x64(※06)(※07)
Microsoft Windows 11 Pro 日本語/中国語/韓国語/タイ語/英語
Microsoft Windows 11 Enterprise 日本語/中国語/韓国語/タイ語/英語

Runtime

Microsoft .NET Framework 4.6.2 以上

CPU

1GHz以上

Memory

x86 2GB以上
x64 4GB以上

HDD

1GB以上の使用可能なハードディスク容量
※配布パッケージを保存するためのハードディスク領域が別途必要です。

Port

50200/TCP、50201/TCP
50202~50299/TCP使用

その他

解像度:1024×768以上(1280×1024以上推奨)
インストール先のファイルシステムは「NTFS」である必要があります。
「FAT」はサポートしていません。

RelayAgent用PC
項目 条件
OS

Microsoft Windows 10、11
Microsoft Windows Server 2012、2012R2、2016、2019

Runtime

Microsoft .NET Framework 4.6.2 以上

Port

50202/TCP~50205/TCP

CastMaker用PC
項目 条件
OS

Microsoft Windows 10、11
Microsoft Windows Server 2016、2019

Runtime

Microsoft .NET Framework 4.6.2 以上

その他

インターネット接続(Windows 更新プログラムをダウンロードするため)

※04:当社はデフォルト設定のOS環境で動作確認を行っています。OS環境の設定変更による影響は、お客さまで確認をお願いします。
※05:日本語OSは日本語のUIで表示されます。中国語/韓国語/タイ語/英語OSは英語のUIで表示されます。
※06:Microsoft社が、同じバージョンのOSを一般提供チャネルとして一般提供している場合に限り、長期サービスチャネル(LTSB/LTSC)をサポートします。
※07:Enterpriseエディションでは「Device Guard」を無効化する必要があります。
※RelayAgent用PCおよびCastMaker用PCのOSは、日本語環境・日本語表示のみ動作確認しています。
※情報は、2024年1月現在のものです。内容は予告なく変更することがあります。
※Microsoft、Windows、Windows Server、SQL Server、Internet Explorer は米国 Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標です。
※Flex Work Place、データレスPC、Passage、Passage Drive、AppSelf、Unifier及びUnifier Castは、横河レンタ・リース株式会社の商標および登録商標です。
※Intel、インテル、Intel ロゴ、および Pentium は、アメリカ合衆国およびその他の国における Intel Corporation またはその子会社の商標です。
※その他、記載されている会社名、製品名またはサービス名は各社の商標または登録商標です。

Unifier Cast の導入事例

ハウス食品グループ本社株式会社さま導入事例
業種:学術研究,専門・技術サービス業
従業員規模:1,000人以上

効率化のために WSUS を導入するも さまざまな障害で効率化は進まず。WSUS では各PCにおけるアップデートの適用状況を管理者が把握できなかったり、ユーザー自身がPCのアップデート中であることを認識しづらかったため課題も多く、業務負荷軽減も期待するほどではなかった。
そこで、WSUSの代替ソリューションとして Unifier Cast を導入。過大な工数がかかっていた Windows Update 配信の課題を解決。グループ全体のセキュリティー統制と、社内SEの工数削減を実現しました。 なにより、WSUSと比較して Unifier Cast は運用が簡単。PC画面上にアップデート中であることが表示されるので、ユーザーが途中で電源OFFすることが少なくなり、アップデートの成功率が向上。軽量パッケージにより、テレワーク環境でも配信が可能になりました。 現在、同社ではグループ企業を含め約3,000台のPCに Unifier Cast のエージェントを導入し、Windows Update 運用を行っています。セキュリティー統制強化のためグループ内への展開を進め、最終的には4,000台程度まで導入を進める予定です。

日本電子株式会社さま導入事例
業種:製造業
従業員規模:1,000人以上

WSUSやIT資産管理ツールでは難しかった4,000台の Windows PC のアップデート運用を Unifier Cast で効率化。業務負荷軽減を実現し、セキュリティー強化へも貢献。
"資産管理ツールの機能追加" として提供されるものが多い Windows Update 対応のツールが多い中、"配信に特化" した Unifier Cast は、すでに資産管理ツールを導入している同社にとってはマッチングが良かった。 使用感に関して、アップデートの配信がバックグラウンドで行われるため、ユーザーに負担がかからない点を高く評価しています。また、コンソール画面でアップデートの成否が確認できることはとても大切な機能です。 PCのタスクトレイに配信やアップデートの状況が表示されるところや、エラーメッセージなどが日本語で表示されるのも良い点だと思います。コンソール画面も直感的で非常にわかりやすく使いやすいと思います。
サポートに関しても導入前、トライアル時、導入後と、いつも回答のレスポンスが早いという印象があり、全く不満はありません。

WSUSからの移行多数の理由 テレワーク時のWindows アップデートも 詳しくはこちら
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