Windows 10 と Windows 11 今どちらを選ぶべき?

Q.
Windows 10 と Windows 11 移行時期にはどちらを選ぶべきですか?
A.

まず社内システム側の対応状況をチェックしてください。
Windows 11 から利用できないアプリケーションも存在します。
Windows 10 のサポート終了が2025年に予定されていますので、システム側に問題がないなら Windows 11 を選んだほうがよいでしょう。

- 目次 -

1 業務システムの対応状況をチェック。 Windows 11 で動かないことも

2 Windows 10 “ピュア”マシンには要注意。レンタルという選択肢も

業務システムの対応状況をチェック。 Windows 11 で動かないことも

2022年現在は、 Windows 10 と Windows 11 が混在している時期です。
法人向けPC市場の場合、最新の“ Windows 10 搭載マシン”はほとんどありません。
主流は、 Windows 10 へのダウングレード権が付属している Windows 11 搭載マシンですね。
もちろん、ダウングレード権のない Windows 11 搭載マシン (私たちは「 Windows 11 ピュア」と呼んでいます) を採用するケースも増えています。

いずれにしても Windows 11 が稼働するように設計されているマシンですから、それほど悩む必要はありません。
ハードウエアスペックの細かな検討方法は「 Windows 11 を利用するなら、どんなPCが最適ですか? 機器やスペックの選び方を教えてください」で解説しています。

Windows 10 と Windows 11 を選択するうえで重要なことは、社内の業務システムの対応状況です。
ドライバーやミドルウエアの状況によっては、 Windows 11 から業務システムを利用できないことがあります。
横河レンタ・リースでも、情報システム部門が検証したところ、一部のシステムが Windows 11 では動かないことを確認しました。
2022年内のシステム更新に合わせて、 Windows 11 へのアップグレードを進める計画です。

Windows 10 “ピュア”マシンには要注意。レンタルという選択肢も

Windows 10 “ピュア”マシンについては注意が必要です。
余った在庫が安価に販売されていたとしても、安易に手を出すとむしろ高コストになる可能性があります。
「新型コロナウイルスの影響で最新製品が入手しにくいため、型落ち製品を検討しています。注意点を教えてください」も参考にしてください。

Windows 10 は、2025年にサポート終了が予定されています。
つまり、あと3年でWindows 11へのアップグレードを実施しなければなりません。
Windows 11 からのダウングレード版であれば追加費用はかかりませんし、ハードウエアも対応できるものが搭載されています。

しかし、 Windows 10 “ピュア”マシンからのアップグレードには、 Windows 11 のライセンス購入費用がかかります。
確かに2022年3月現在、 Windows 10 から Windows 11 への無償アップグレードプログラムが提供されています。
しかし、終了時期は公表されておらず、2025年まで続くかどうかは未定です。
私たちの業界では「2022年内」ではないかと予想しています。

Windows 11 は優れたOSですし、モダンな機能が豊富です。
マイクロソフトも、 Windows 11 の開発・機能強化に注力していることは疑いようがありません。
もしこだわりがないのであれば、 Windows 11 を選んだほうがメリットは大きいはずです。

もし、どうしても Windows 10 ピュアマシンを利用したいというのであれば、レンタルという選択肢もあります。
横河レンタ・リースでは、ロングセラー製品を含めて約100万台もの在庫を用意しています。皆さんのさまざまなニーズにお応えできるでしょう。

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