導入事例
遠州鉄道株式会社 保険グループ様

営業社員の業務やPC管理の効率化を実現するため、リモートアクセス環境のリプレースとしてデータレスPC™ソリューションを導入

静岡県浜松市を中心とした遠州地区で鉄道・バスなどの運輸事業を中心に、地域の生活に密着する事業を展開する遠州鉄道株式会社。事業の一つである保険事業は、生命・損害保険を取り扱い、全国に顧客を抱えています。
同社保険事業の営業社員には、社内情報に安全にアクセスするためにリモートアクセス環境が用意されていましたが、速度や使い勝手の点で課題がありました。また、事業拡大に伴う人員の増加で、PC管理業務も会社にとって大きな負担増となっていました。
そこで、これらの課題を解決するため、データレスPC™ソリューションを導入し、セキュリティーを確保しつつ、業務・管理の効率化を実現しました。

遠州鉄道株式会社の皆さま

評価ポイント

  • 社内ファイルへのアクセスがスムーズになり、営業社員の業務軽減に貢献
  • 導入後も操作性が変わらずITリテラシーが高くなくとも使いこなせる
  • データレスPC化でPCの保守・管理業務の負担を大幅に低減

リモートアクセスツールの遅さが営業社員の業務負荷を増していた

遠州鉄道 保険営業部の深谷 和彦 氏
遠州鉄道
保険営業部 生命保険営業3課 課長
深谷 和彦 氏
 1943年、浜松を中心とした遠州地域の運輸業者が合併して創立された遠州鉄道株式会社。現在では遠鉄グループとして、運輸事業を中心に、小売、自動車販売、レジャーサービス、不動産、保険、介護など、地域密着型の総合生活産業として事業を展開しています。
 保険事業は、元々社員の福利厚生からスタートし、その後旅行業などで取引のあった企業を中心に事業を広げ、現在では静岡県を中心に、個人にも生命保険、損害保険の販売を行っています。
保険営業部 生命保険営業3課 課長の深谷和彦氏は「当社の顧客は、静岡だけでなく全国にいらっしゃいます。保険事業を立ち上げたころは、主にグループの旅行業でつながりのある旅館やホテルなどの従業員の皆さんを中心顧客としていたことが大きく影響しています。営業社員は浜松から全国に出張し、一週間程度であちこちの地方を回ってくる者も少なくありません。」と語ります。
 保険営業部でPCなどの管理を担当している生命保険営業3課の山本知世氏は「個人情報を取り扱うことが多いこともあり、セキュリティーには厳重に気をつけています。社外に持ち出してはいけないファイルなどもあるため、営業社員には社内業務用のPCに加えて、持ち出し用のノートPCも貸与しており、外出時は持ち出し用のノートPCからUSB型のリモートアクセスツールを使ってアクセスできるようにしていました。
 ところが、このツールを使うときは何段階もIDやパスワード入力が必要な上に起動が非常に遅く、また接続後の動作も重いという難点がありました。そのため、外出中の空いた時間で作業することが難しく、多くの社員が、会社に戻ってからまとめて業務を片付けており、その結果、夜間や休日出勤などの時間外勤務が増えていました。」

PC環境の見直しに合わせてデータレスPC™ソリューションの導入を勧められる

遠州鉄道 保険営業部の山本 知世 氏
遠州鉄道
保険営業部 生命保険営業3課
山本 知世 氏
 PC自体の管理も問題になっていました。社内業務用のPCとは別にノートPCを購入していたため、PCに関しては二重管理となっており、またノートPCも必要に応じて市販のものを都度購入していたため、管理業務やコストが大きな負担となっていました。
 「保険事業拡大に伴い営業社員も増加傾向にあるなかで、自分たちでPCの調達・管理というのは手が回らない状態となりつつありました。そこで、グループ会社の遠鉄システムサービス株式会社にもっと効率的な方法はないかを相談しました。」(山本氏)
 相談を受けた遠鉄システムサービス グループ情報システム部 ITサービス課の岡田悠輔氏はFlex Work Place Passage(以下Passage)の導入を提案しました。「ある展示会でPassageを見たときに、『これは遠鉄グループ内のITインフラに使える』と直感し、テスト環境を社内に用意し、半年間にわたり検証しました。並行してVDIやシンクライアント環境もテストしましたが、機能面ではさほど差がなく、コスト面でPassageに軍配が上がりました。そこで、少し先に予定されていた Windows 10 へのリプレースの前倒しを行い、Windows 10 への移行と同時にPassageの導入を提案しました。」(岡田氏)
「システム管理者としては常に最悪の事態を想定して『物は無くすものだと思え』と言っていましたが、データレスPCはこの考えにマッチしていました。なおかつ従来のリモートアクセスより操作が簡単で、接続までの時間も大幅に改善されるという点で、導入することを決めました。」(山本氏)

遠州鉄道株式会社 保険グループ Flex Work Place システム構成図

遠州鉄道株式会社 保険グループ Flex Work Place システム構成図

移動中の社内アクセスが可能になり隙間時間をより効率的に

遠州鉄道 保険営業部の小野 誠弥 氏
遠州鉄道
保険営業部 リーダー
小野 誠弥 氏
 今回の導入対象は、営業社員およそ150ユーザー。取り扱いのある各保険会社の業務システムの検証の兼ね合いもあり、10ユーザーほどからリプレースを始めました。遠鉄システムサービスが Windows 10 への移行作業を実施し、Passageをインストール、既存の業務用デスクトップPCと持ち出し用のノートPCをリプレースしました。
先行ユーザーの保険営業部 リーダー 小野誠弥氏は「なによりも接続が格段に速くなり、ちょっとした隙間時間を活用できるようになりました。これまで、社外でなにか業務を行うときには、接続に時間がかかるUSB型アクセスツールか、台数に限りがある営業所のPCを使用していましたが、今ではその制約から完全に開放され、業務効率の向上を肌で感じています。」と語ります。

 

遠州鉄道 保険営業部の石原 亜希子 氏
遠州鉄道
保険営業部 リーダー
石原 亜希子 氏
また同じくリーダーの石原亜希子氏は「営業社員は社内システムにお客さま対応履歴を随時入力することになっているのですが、今回の導入に伴い接続環境が改善され外出先でもすぐにアクセスできることで、新鮮な情報の蓄積が可能になりました。担当制を採っていない弊社では、お客さま情報の共有は重要です。お客さまからいつ問い合わせがあっても誰でも即時に同じ回答ができることで信頼も増しますし、ひいては営業強化にもつながると確信しています。」といいます。

今後のさらなる人員増強に対して大きな期待感

遠鉄システムサービス
グループ情報システム部
係長 岡田 悠輔 氏(写真右)
主任 松浦 鉄太郎 氏(写真左)
データレスPCの導入は現在も進んでおり、2018年の秋に対象となる営業社員全員に行き渡る予定です。今後の展望について深谷氏は「先にもお話ししたとおり、保険事業は人員増強を進めています。それに伴いPCの台数も増えていきますが、今回のデータレスPCへの刷新で、ユーザー側の利便性のみならず、管理側の負荷も軽減され、人数増への対応もゆとりをもってできるようになりました。」と語ります。
 山本氏は「これまでのシステムは、操作が煩雑で、新しく入ってきた人に手順を教えるのにも手間がかかっていましたが、Passageは普通のPCの操作で使いこなせるので、サポートの負荷も軽減されます。そのため、今後の人員増も不安なく対応できると思います」。
 岡田氏は「PCを保守する立場からみても、データレスPC化によるメリットを大きく感じています。特にトラブル発生時のPC交換作業においてデータ移行作業が不要ですので、その分速やかな対応が可能となり、サービスレベルを向上させることができる点を大きく評価をしています。」と語りました。

外勤が多い保険営業の業務効率を高めつつ、サポート・保守業務の負担を下げることに成功したFlex Work Place Passage。横河レンタ・リースでは、今後もさまざまなITサービスをとおして、事業拡大に向けて取り組んでいる遠州鉄道さまを支援します。



会社情報

名称 遠州鉄道株式会社
本社所在地 静岡県浜松市中区旭町12-1
資本金 38億円
従業員数 遠州鉄道単体:2,011名
遠鉄グループ:8,657名
(2018年3月末時点)
URL http://www.entetsu.co.jp/
*本事例は2018年10月に作成したものです。本事例中に記事の肩書きや数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

・記載の会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
・記載事項は変更になる場合があります。
遠州鉄道株式会社
*本事例は2018年10月に作成したものです。本事例中に記事の肩書きや数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

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