1. 製品について

    データレスPCソリューション

    安全で快適なハイブリッドワークの環境を実現

    Windows PC 運用支援ソリューション

    IT管理者とユーザーに負担をかけずに、Windows PCのメンテナンス、セキュリティー確保を実現

  2. 導入事例

    データレスPCソリューション

    セキュリティーと生産性の向上を両立し、場所を問わずPCが使える環境を実現。
    VDIからの乗り換え、PCリプレース時のデータ移行削減事例などをご紹介。

    Windows PC 運用支援ソリューション

    大型アップデートの分散配布によるネットワーク負荷を軽減した事例などをご紹介。

    Unifier Cast 導入事例
    Windows アップデート
    運用管理ツール

    管理者が承認したアプリの展開をユーザーセルフ化し納期/工数削減した事例をご紹介。

    AppSelf 導入事例
    アプリケーション
    配布管理ツール
  3. セミナー情報
  4. 関連コラム
  5. 資料ダウンロード
  6. よくあるご質問
導入事例 株式会社早稲田アカデミーさま Passage 導入事例
導入サービス:Passage

校舎教室への持ち運びと本社オフィスのフリーアドレス化に伴うノートPC導入のデータ保全対策として、データレスPC™を導入。
セキュリティーを確保しつつワークスタイル変革を実現

首都圏を中心に162校の進学塾を展開する株式会社早稲田アカデミーでは、新本社への移転を機に、ワークスタイル変革を実現するために、本社の業務用PCの多くをノートPCにリプレースしました。

同時に、持ち運び可能なノートPCからの情報漏えい対策として、Flex Work Place Passage(以下、Passage)を導入し、データレスPC™環境を構築。
セキュリティーを確保しつつ、ワークスタイル変革に伴うペーパーレス化などを促進しています。

コストが高く、使い勝手の悪かったVDIをデータレスPCにリプレース画像1
Point

株式会社早稲田アカデミーさま Passage 導入事例 から
いただいた評価ポイント

  1. 1
    VDIと比較して圧倒的に低いコスト
  2. 2
    データレスPC™による高いセキュリティーとデータ保全
  3. 3
    導入時の迅速丁寧なサポート対応
Interview

導入インタビュー

コストが高く、使い勝手の悪かったVDIをデータレスPCにリプレース画像2

株式会社早稲田アカデミー
情報システム部長 兼 システム一課長
椎名 晋大郎 氏

コストが高く、使い勝手の悪かったVDIをデータレスPCにリプレース画像3

株式会社早稲田アカデミー
システム一課 上席
髙野 政哲 氏

情報漏えい対策で、厳重なデータ保全を実施

 小学生・中学生・高校生を対象とする進学塾の経営などを行っている株式会社早稲田アカデミー。首都圏の1都4県にグループ校を含めて162校(2019年12月現在)を展開し、さらに日本の難関校を受験する帰国子女を対象として、ニューヨーク、ロンドンにおいて海外現地法人による直営校を展開しています。
 同社では、成績などの生徒の個人情報やテスト問題などを扱うことから、社内で使用するPCのデータ保全は厳格に管理されています。
 同社情報システム部長 兼 システム一課長の椎名晋大郎氏は「社内のメールはグループウエアのみを使用し、ほとんどの社員・講師には社外とのメール送受信を制限しています。また、PC内のファイルもActive Directory(以下、AD) の管理下でフォルダーリダイレクトが行われ、すべてデータセンター内に設置されたファイルサーバーに保存されるようになっていました」と語ります。

校舎授業でのPC活用、本社移転によるオフィス集約を機にPCのデータ漏えい対策の導入を検討

 授業でのPC活用が徐々に拡大する中、 複数ビルの複数フロアに分散していた本社が、2019年8月の新築オフィスビルへの移転で、ワンフロアに集約されることになりました。
 「ワークスタイル変革を実現するために、新オフィスはフリーアドレス化しました。それに伴い、デスクトップが標準だった本社業務用PCもノートPCにリプレースすることになりました。また、以前から校舎でもPCを活用する授業方式が一部ありましたが、英語、社会科、理科などで今後急速に拡大させていく計画です。」(椎名氏)
 そこで課題になったのが、PC内のデータ漏えい対策でした。ADによるフォルダーリダイレクトは基本的にファイルをローカルディスクに残さないのですが、ユーザーが意図してダウンロードするとPCにデータが残るため、後で削除する必要があります。
 「デスクトップPCは持ち運びが困難であったので、これまで持ち出しリスクを受容してきました。ところがノートPCに移行し、PCを持ち運んでの業務になると、漏えいのリスクが一気に高まることになります。そこで、リスク低減を目的に、このタイミングでの導入を決断したのです。」(椎名氏)

将来のワークスタイル変革を見据えて PassageでデータレスPC環境を実現

 当初はVDIやシンクライアントの導入も検討しましたが、コスト面が合わず、早々に候補から外れます。「そこで注目したのがPassageでした。実は以前より横河レンタ・リースのレンタルPCを導入しており、Passageが発売されたころから営業担当者の方から紹介されていたのですが、当時は投資に見合うだけの導入効果が出ないとの結論でした。しかし、今回の本社フリーアドレス化や授業におけるPCの活用拡大で、まさにデータレスPC環境が必要になり、迷わずPassageの導入を決めました。会議におけるペーパーレス化の促進をはじめとして、今後予想されるPC活用方法の多様化にも、低リスクを担保しつつ運用していけると、大いに期待しています。」(椎名氏)

株式会社早稲田アカデミー Flex Work Place Passage 構成図

株式会社早稲田アカデミー Flex Work Place Passage 構成図

一気に1,600ユーザーに展開。トラブルも地道な対応で解消

「導入にあたっては、信頼性、コストパフォーマンス、そして本社・各校舎にいる1,600人のユーザーに展開が可能か、という点を重視しました。レンタルPCでのトラブル対応などに対して、迅速かつ丁寧な対応を受けていた上に、自社開発のソフトウエアということでより安心感がありました。VDIやシンクライアントと比べてコストパフォーマンスは言うことないぐらいの差がありますね」(椎名氏)
 今回の導入は、1,600ユーザーへの同時展開が必須要件でした。「一部の講師は複数の校舎で授業を受け持っています。これまで、各校舎に設置してあるPCにログインした段階で、ADからプロファイルがダウンロードされていたので、どこに行っても問題なく使うことができましたが、Passageの移行期に展開されていないPCがあると、講師が業務を行えなくなってしまいます。このような理由から、全面同時展開が必須でした。」(椎名氏)

 導入時はユーザーとPCが1対1対応していない業務スタイルを要因としたレジストリの不整合(修正しきれない部分)もあり、トラブルがいくつか発生しました。同社情報システム部 システム一課 上席の髙野政哲氏は「サーバーやネットワークなど、Passageとは直接関係ないことに起因する問題が多かったのですが、障害に対する対応も迅速かつ丁寧に対応いただいたので、お願いしてよかったと思っています」と語ります。

ICT化が進む教育業界、さらなるサポートを期待

 同社では、来春より授業にタブレットの導入を始めます。「全校舎に合計2,000台のタブレット端末を導入し、海外のネイティブ英語講師と結んで、生きた英会話の授業を開始します。さらに小学校で始まるプログラミング教育への対応や、STEAM教育*への対応など、これまで業務でしか使われていなかったICT機器が、サービスである授業へ加速度的に導入されていきます。
その一方で、情報システム部のメンバーは少数のため、いかに業務負荷を下げていくかということが課題になっています。レンタルPC、今回導入したPassage、そしてほぼ同時期に導入したFlex Work Place Unifier Cast、Flex Work Place AppSelfなどのソリューションやサポートを通して、当社のICTを支えていただけることを期待しています。」

*Science(科学)、 Technology(技術)、 Engineering(工学)、 Art(芸術)、Mathematics(数学)を統合的に学習する手法。
Company Info

会社情報

株式会社早稲田アカデミー
名称 株式会社早稲田アカデミー
本社所在地 東京都豊島区南池袋一丁目16番15号 ダイヤゲート池袋 9階
資本金 9億6,874万円
従業員数 877名(グループ連結・2019年3月期)
URL https://www.waseda-ac.co.jp/
*本事例は2020年2月に作成したものです。本事例中に記事の肩書きや数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

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