1. 製品について

    データレスPCソリューション

    安全で快適なハイブリッドワークの環境を実現

    Windows PC 運用支援ソリューション

    IT管理者とユーザーに負担をかけずに、Windows PCのメンテナンス、セキュリティー確保を実現

  2. 導入事例

    データレスPCソリューション

    セキュリティーと生産性の向上を両立し、場所を問わずPCが使える環境を実現。
    VDIからの乗り換え、PCリプレース時のデータ移行削減事例などをご紹介。

    Windows PC 運用支援ソリューション

    大型アップデートの分散配布によるネットワーク負荷を軽減した事例などをご紹介。

    Unifier Cast 導入事例
    Windows アップデート
    運用管理ツール

    管理者が承認したアプリの展開をユーザーセルフ化し納期/工数削減した事例をご紹介。

    AppSelf 導入事例
    アプリケーション
    配布管理ツール
  3. セミナー情報
  4. 関連コラム
  5. 資料ダウンロード
  6. よくあるご質問
導入事例 内田鍛工株式会社さま
導入サービス:Unifier Cast

Windows 10 移行時に、WSUS による Windows Update に不具合が判明し、Unifier Cast を導入。
Windows Update の実施・確認が容易になり、
セキュリティーの向上と、システム管理者の業務負荷軽減を実現。

140年以上にわたり、電力、情報通信、建築、交通などの社会インフラで使われる金属部品の製造・販売を行ってきた内田鍛工株式会社。
社内で使われるPCの Windows 10 移行に伴い、従来 Windows Server Update Services (以下、WSUS) で行っていた Windows Update の配信に不具合が発覚し、Flex Work Place Unifier Cast (以下、Unifier Cast) を導入。
信頼性の高い配信と、グループ別配信による段階的な展開、ダッシュボードによるアップデート状況の確認などの機能により、確実で効率的な Windows Update 運用を実現しました。

内田鍛工株式会社
Point

内田鍛工株式会社さま から
いただいた評価ポイント

  1. 1
    確実なアップデートの配信
  2. 2
    段階的な展開による
    効率的な不具合検証
  3. 3
    ダッシュボードによる
    容易な成否状況確認
Interview

導入インタビュー

Windows 7 時代に運用していたWSUSが Windows 10 PCへのリプレースで使用できなくなる

 電力配電の電柱や、携帯電話基地局のアンテナ支柱、鉄道や道路などの信号機、防音壁など、主に社会インフラで使われている金属部品を製造している内田鍛工株式会社。
三重県四日市市にある本社工場では、OAPCなどを中心に150台ほどのPCを使用しています。

 2019年、Windows 7 のサポート終了が迫っていたことから、社内PCの Windows 10 PCへのリプレースを進めていたところ、Windows Update の環境に問題があることが判明しました。
 同社システム室でPC運用を担当する原氏は「これまで運用していたWSUSを使って、Windows 10 環境でも Windows Update を行う予定でいました。ところが Windows 10 PCの導入が進みつつあるときに、Windows 10 用のアップデートがWSUSに入ってこないことがわかりました。当社ではQU (品質アップデート) を毎月実施していたことから、これは大きな問題であると捉え、早急に手当が必要と考えました」と語ります。

対応策について横河レンタ・リースに相談。勧められた Unifier Cast を検証の上で、導入を決める

 「以前から横河レンタ・リースのPCレンタルサービスを利用していたことから、この問題を横河レンタ・リースの営業担当者に相談したところ、勧められたのが Unifier Cast でした」(原氏)
 そこで、システム室でトライアル導入を行い検証したところ、アップデートの配信がスムーズにすすんだことから導入を決めます。

Unifier Cast のグループ別配信機能を活用し、3ステップの展開でアップデート運用を行う

 同社では、QUに関しては毎月アップデートを実施、FU (機能アップデート) に関しては、リリース1年後の実施をアップデートポリシーとして運用しています。
 配信ポリシーは、Unifier Cast の配信グループ設定機能を生かして、3ステップの配信・アップデートの実施を行っています。「まずは検証を兼ねて、システム室のPCに配信、続いて、各部門でPC、ITに比較的詳しい担当者のPCに配信、このグループはトラブルがあっても自己解決がある程度できるので、展開のテストとして配信を行っています。ここまででトラブルがなければ、全社への配信を実施しています。この配信方法についても、営業担当者に相談したところ、横河レンタ・リースで実績がある方法と紹介され、導入してみました。実際、Unifier Cast の運用を始めてから4年がたちますが、特に大きな問題もなく運用できており、アドバイスに感謝しています」(原氏)

ダッシュボードで全PCのアップデート状況が簡単に把握でき、負荷なく確実なアップデートを実施

内田鍛工株式会社さま Unifier Cast システム構成図
 原氏とともに社内PCの運用を担当する小林氏は「ノントラブルでアップデートの配信、実施ができるのは全体の8~9割のPCです。ただし、残りのPCもOS側の問題で配信がうまくいっていないだけで、Unifier Cast が原因となるトラブルは4年間で全く発生していません」と語ります。
「仮に配信ができていない場合は、WSUSと異なり、ダッシュボードで確認できるため、すぐに対応を取ることができます。問題があった場合でも、Teams などで対応方法をユーザーに連絡し、対応してもらえばほとんど解消しています。このあたりの運用のしやすさは、WSUSの頃には考えられないぐらい楽になっていますし、確実にアップデートを実施できる安心感があります」(小林氏)

10年以上にわたり、PC調達にレンタルを活用。ライフサイクルの変化にも柔軟に対応

 同社では、10年以上にわたりPCをレンタルで調達しており、現在では2~3年でリプレースを行っています。
原氏は「Windows 10 PCへのリプレースを期に、社内PCのモバイル化を進めています。持ち運ぶことも多くなったため、正直故障などのトラブルも増えてきていますが、横河レンタ・リースに連絡するだけでほぼ2営業日以内に代替機が届くため、大変助かっています。また、以前はリプレース期間を5年としていましたが、これもモバイルPC化でバッテリーを搭載したPCが増えたことから、バッテリーの状態を考えて3年以内のリプレースとしています。いずれもPCレンタルならではのメリットだと考えています」と語ります。

横河レンタ・リースは信頼できる重要なパートナー。今後のサポートにも期待

先々代の社長などがかつて実際に鍛冶や金属の加工に使用していた金床 (かなとこ)
先々代の社長などがかつて実際に鍛冶や金属の加工に使用していた金床 (かなとこ)
 今後のIT施策の展望について伺うと、グループ会社含めたIT環境の統合的な管理が課題と言います。
原氏は「北海道と九州にグループ会社がありますが、一部を除いてPCを含めたIT環境はそれぞれの拠点ごとの対応となっています。BCPなどの観点から、製造部門では他拠点の製造機能の分担化を取り組み始めていますが、PCの調達や運用、基幹系システムなどは統合されていないのが現状です。経営層からは、システムを含めた相互運用性を進めたいとの意向もあり、課題はありながらも集中的な管理体制の構築を対応していかなければいけない問題と考えています。」
小林氏は「身近なところでは Windows 11 への移行が一つの課題だと考えています。今のところ、Windows 10 のサポートが終了する2025年中のリプレースを予定しています。いずれにしても、システム室は少人数ということもあり、信頼できるベンダーの力を借りて進めていかなくてはなりません。その中で横河レンタ・リースはとても信頼できるパートナーと考えていますので、今後も積極的な提案やサポートを期待しています」と語ってくださいました。
Company Info

会社情報

名称 内田鍛工株式会社
本社所在地 三重県四日市市黄金町58番地
資本金 38億5,309万円 (2023年5月現在)
社員数 144名 (2023年5月現在)
URL https://www.utk.jp/yokkaichi/
*本事例は2023年11月に作成したものです。本事例中に記事の肩書きや数値、固有名詞等は初掲載当時のものであり、閲覧される時点では、変更されている可能性があることをご了承ください。

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