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個別アプリのインストール対応が生産性向上のボトルネックに?
~今時のアプリインストール方法をご紹介~

作成日:2022/11/09

IT管理者の皆さま、業務で利用するPCへのアプリインストールを不便に感じたことはありませんか?
在宅や外出先での業務など、さまざまな場所でのPC利用が増加しているため、IT管理者のPC管理運用が煩雑になってきているかと思います。
その一つがPCへのアプリインストール対応です。
リモートや手動でのアプリインストール工数、作業完了までのユーザー待機時間など、さまざまな課題があります。
課題を認識しているけれど、なかなか解決方法を見いだしにくく、手間をかけて対応されている方も多いのではないでしょうか?
本コラムでは手間がかかるアプリインストールの課題解決方法を当社独自の視点でご紹介します。

一般的なアプリインストールのシーンと方法

まずは一般的なアプリインストールのシーンとその方法を整理します。

シーン1:PC導入時にユーザー固有アプリのインストール

PCリプレース時や不具合交換時に対象PCのセットアップが必要です。
セットアップの一つにアプリインストールがあります。
大量導入時はマスターのイメージにアプリを組み込みイメージ展開するケースも多いかと思いますが、ユーザー、部署特有のアプリは平準化できないため、個別でインストールが必要です。

インストール方法

  • IT管理者が1台ずつインストール
  • PC導入後、各ユーザーにてインストール (ユーザーに管理者権限付与)

シーン2:PC導入後の個別アプリのインストール

PC導入後も業務上必要なアプリが発生した場合は追加でインストールが必要です。
また、機能追加、品質改善を理由にアプリベンダーは定期的にアップデートを公開するため、こちらの対応も必要です。

インストール方法

  • IT管理者が手動でインストール
    ユーザーの自席かPCを回収しインストール代行 (場合によっては出張対応)
    リモートデスクトップでインストール代行
  • 配信ツールでインストール
  • 各ユーザーにてインストール (ユーザーに管理者権限付与)

上記シーンにおける、課題について次にご紹介します。

アプリインストールにおける課題

働く環境が多様化してきているため、上述したシーンごとのアプリインストールだと非常に手間に感じるケースが多いかと思います。
それぞれのアプリインストール方法には以下の課題が挙げられます。

シーン1:PC導入時にユーザー固有アプリのインストール

IT管理者が1台ずつインストール

  • 一台一台インストールするため、時間がかかる
  • 大量導入の際はPC配布まで時間がかかり、リプレースが長引く

各ユーザーにてインストール (ユーザーに管理者権限付与)

  • 管理者権限を付与することでセキュリティーリスク増加
    (不正アプリのインストール、ウイルス感染によるのっとりなど)
    ※シーン2でも同様の課題

シーン2:PC導入後の個別アプリのインストール

IT管理者が手動でインストール

  • IT管理者がユーザー自席やリモートデスクトップで個別対応による工数増
  • 場合によっては他拠点へ出張対応 (出張費発生)
  • 作業終了するまでユーザーの待機時間発生 (生産性低下)
  • アプリインストールのために出社

配信ツールでインストール

  • 配信準備に工数がかかる (スクリプトの作成など)
  • ネットワークに依存するため配信精度が悪い場合がある
  • サイレントインストールができないアプリは配信できない (個別対応になる)

一口にアプリインストールと言っても、PC導入前 or 導入後、出社 or テレワーク、管理者権限あり or なしなど、さまざまなパターンがあります。
上述したパターンごとに管理者を悩ませる要素があります。
また管理者だけではなくユーザーにとっても工数、待機時間が増えるなど、多くの支障をきたし、結果生産性の低下を招きます。
次章では、そんなアプリインストール課題を解決する最適な方法をご紹介します。

アプリインストール課題を解決「AppSelf」

横河レンタ・リースが提供する Flex Work Place 「AppSelf」というソリューションでアプリインストールの課題を解決できます。
AppSelf は、管理者が許可したアプリをユーザー自身でインストールすることを可能にする環境を提供します。
管理者権限を付与していないユーザーに、会社で許可されたアプリだけをインストールしてもらうことができるため、セキュアなPC環境を実現することが可能です。
仕組みは非常にシンプルで、概要は以下の通りです。

AppSelf 利用イメージ

1.
あらかじめユーザーのPCに「公開鍵」の含まれた AppSelf エージェントをインストールしておきます。

2.
ユーザーに任意のアプリケーションのインストールを許可する場合、IT管理者は「AppSelf パッケージ作成ツール」を使って、当該アプリケーションのインストーラーの「AppSelf パッケージ化」を行います。
この時作成される AppSelf パッケージには「秘密鍵」による署名が行われます。

3.
AppSelf パッケージを、アプリケーションをインストールしたいユーザーに提供します。

4.
AppSelf パッケージを受け取ったユーザーが、同パッケージを使ってアプリケーションのインストール作業を行うとパッケージ側の「秘密鍵」とエージェント側の「公開鍵」の適合が確認され、当該アプリケーションのインストールが実施できます。

また、配信ツールと異なり、サイレントインストールができないアプリやバッジファイル、アプリのアップデートもパッケージ化し、ユーザーセルフで実行することが可能です。
AppSelf を利用することで管理者が抱えている問題を解決し、ユーザーの生産性を上げることが可能です。

管理者のメリット

  • PC導入時、平準化できない個別アプリをユーザーでセルフインストール可能
  • アプリインストールのために渡していた管理者権限付与が不要
    セキュリティーリスクを低減
  • 出社、出張、リモートでの個別インストール不要
  • 配信ツールでの配信準備工数なし。配信精度の心配もなし
  • サイレントインストールできないアプリも対応可能

ユーザーメリット

  • PCを支給されるリードタイム削減
  • 個別アプリインストールの待機時間削減
    「 AppSelf 」でパッケージ化されたアプリなら好きなタイミングでインストール可能
  • アプリインストールのために出社不要

本コラムでは働く場所が多様化する中でのアプリインストール課題を解決する方法をご紹介いたしました。
「 AppSelf 」に少しでもご興味がありましたら、ぜひ当社へお問い合わせください。

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AppSelf
セキュアなPC環境の実現が可能 詳しくはこちら 資料ダウンロード

執筆者

鈴木 智也  (横河レンタ・リース株式会社 IT・SS営業推進部 SS案件開拓グループリーダー)

鈴木 智也 (横河レンタ・リース株式会社 IT・SS営業推進部 SS案件開拓グループリーダー)

長年に渡り、レンタルビジネス、自社ソフトウエアの提案活動に従事。
現在は営業推進部として、Windows 周りのセキュリティー強化や、工数削減のソフトウエアを中心に提案。
年間数百の企業の情報システム担当者と商談し、そのナレッジを活かしコラム執筆などの情報発信をしている。

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