「Unifier Cast」は Windows 10、Windows 11 の混在管理の課題を解決し、適切な Windows アップデートの適用管理を行うことが可能です。
Unifier Cast は社内ネットワーク内の1台のサーバーからPCに対してアップデートを効率的に配信する仕組みです。
加えてOSの混在管理の課題を解決する特徴が2点あります。
バージョンごとのアップデート選定、配信先の設定が非常に簡単です。
配信したいバージョンやFU、QUを、簡単にフィルタリングし、アップデートをパッケージ化してPCに配信をします。
また、新たに公開されるアップデートを定期的かつ自動でパッケージ化し、管理者工数削減と適用までのリードタイム短縮に寄与できます。
WSUS での運用では、アップデートの選択がわかりにくく工数がかかる場合がありますが、Unifier Cast ではそのような問題は発生しません。
Unifier Cast はアップデート進捗状況を一目で確認できるダッシュボード機能を搭載しています。
ダッシュボードでは、管理しているPCのFU、QUのアップデート状況が簡単に確認できます。
パイチャートで表示しているため、一目で進捗状況を確認することが可能です。
サポート切れOSのPCの特定がしやすいため、脆弱性のあるOSバージョンの放置を回避することが可能です。
また、Windows 10、Windows 11 それぞれのアップデート状況を確認することができるため、OSが混在していても管理しやすい環境を提供します。
さらに、Unifier Cast はバージョン混在管理の課題だけではなく、多数・多拠点のPCへのアップデート配信。
その通信負荷軽減やその他の配信にも活躍します。
パッケージを細かく分割し、サーバーから直接配信されるPCの台数を限定します。
さらに同セグメント内のPC間でパッケージが伝搬されるので、ネットワーク負荷を軽減し、高速でアップデートの配信が完了します。
Unifier Cast ではFU / QUのみならず、Microsoft 365 や Adobe Flash Player、.NET Framework のアップデートファイル、さらにはソフトウエアの配信が可能です。
Windows アップデートだけではなく、Microsoft 365 のアップデートに関しても配信の通信負荷軽減、進捗確認が可能です。
また、その他ソフトウエアも同様に配信が可能です。
Unifier Cast では今後増えるであろう Windows 10、Windows 11 の混在管理やその他ソフトウエア配信などの課題が解決できます。
また、今回のコラムでは触れておりませんが、2025年の Windows 10 のサポート切れに備えて、Windows 10 PCを Windows 11 へアップグレードさせる機能も Unifier Cast には搭載しています。
次回はさらなる運用工数削減のご紹介をします。
鈴木 智也 (横河レンタ・リース株式会社 IT・SS営業推進部 SS案件開拓グループリーダー)
長年に渡り、レンタルビジネス、自社ソフトウエアの提案活動に従事。
現在は営業推進部として、Windows 周りのセキュリティー強化や、工数削減のソフトウエアを中心に提案。
年間数百の企業の情報システム担当者と商談し、そのナレッジを活かしコラム執筆などの情報発信をしている。