2020.05.12

「Unifier Castの運用を考える」(3)Unifier Cast を用いたFU適用

こんにちは、横河レンタ・リース サポートサイト運用担当です。

第3回では、Unifier Castを用いたFeature Update(FU)の適用方法について記載します。

FUは原則半年に1度リリースされ、Microsoft社は常に最新のFUを適用することを推奨しています。
サポート期間はMicrosoft社によって定められており、これを遵守する必要があります。

参考情報:https://support.microsoft.com/ja-jp/help/13853/windows-lifecycle-fact-sheet(外部サイト)

Unifier CastでのFUパッケージ配布手順

Unifier CastでのFU配布手順の概要図

1.
配布前作業(マスターサーバー)

作業対象
マスターサーバー

作業内容
CastMakerでFUパッケージを作成し、Unifier管理コンソールに作成したパッケージ登録後、Castコンソールで配布対象グループの目標バージョンを変更する。


(1) CastMakerでFUパッケージを作成する。

CastMakerによるパッケージ作成例



(2) 作成したパッケージをUnifier管理コンソールに登録する。

パッケージ登録例



(3) Castコンソールの目標設定を行う。

Castコンソールでは、FUパッケージおよびQUパッケージの配布状況を確認できます。
あらかじめグループ登録を行っていない場合は、Castコンソールの設定画面で、各項目のプルダウンメニューから以下の設定を行ってください

グループ名   :[“配布管理対象のコンピューターリスト名”]
目標バージョン :[“グループが目標とするFUバージョン”]
QU適用ポリシー:[Latest All Update(LAU)]

Castコンソールの設定画面

Castコンソールのグループ詳細画面

2.
配布設定(マスターサーバー)

作業対象
マスターサーバー

作業内容
Unifier管理コンソールにて、対象パッケージに配布グループを設定する。


(1) パッケージの配布設定を行う。

配布パッケージ設定画面の例

3.
配布作業(クライアントPC)

作業対象
クライアントPC

作業内容
パッケージに設定した配布グループに所属するクライアントPCにてパッケージ適用を行う。


(1) パッケージの配布完了後、適用を行う。

クライアントPCでのパッケージ適用の図

4.
確認作業(マスターサーバー)

作業対象
マスターサーバー

作業内容
Castコンソールで配布グループのFU配布結果を確認する。


(1) パッケージの配布結果を確認する。

Castコンソールで配布結果を確認