2018/2/7
対象バージョン
v.2.5.1 以降
詳細
Passage インストール後に Internet Explorer の「自動構成」の設定値をクリアして、未設定状態とする動作を制御する機能を追加しました。
既定の動作は、「自動構成」の設定値をクリアします。
値を変更するには設定ファイルを手動で編集する必要があります。
手順
1). Passage クライアントへ管理者モードでログオン
Passage クライアントへ管理者モードでログオン可能なユーザー (インストールユーザー、ドメイン管理者) でログオンします。
2). 設定ファイルを開く
エクスプローラーを起動し「%PSGROOT%Config」フォルダを開きます。
続けて、フォルダ内の「psgconfig.xml」をログオンユーザーのプロファイルフォルダへコピーします。
コピーした「psgconfig.xml」をメモ帳から開きます。
※メモ帳は、Windowsキー+Rでファイル名を指定して実行から「notepad」と入力し、実行することで起動します。
3). 設定ファイルの編集
設定ファイルの以下項目からValueの設定値を「1」⇒「0」に編集します。
【設定ファイルのフォーマット】
<Options> <Name>ClearAutoProxySetting</Name> <Value>1</Value> </Options> |
【設定項目とパラメーターの説明】
設定項目 | パラメーター | 説明 |
---|---|---|
Value | 0 | 「設定を自動的に検出する」の設定値をクリアしない |
Value | 1 (初期値) | 「設定を自動的に検出する」の設定値をクリアする |
4). 編集した「PSGCONFIG.XML」を文字コード「UTF-8」で上書き保存
このとき、アクセス権の問題で上書きできない場合があります。
一度デスクトップなどに保存してから、エクスプローラから「%PSGROOT%Config」フォルダー
(デフォルトでは、C:\Program files\YRL\Flex Work Place Passage\Config)に上書きコピーします。
※事前に「psgconfig.xml」のバックアップを取得いただくことを推奨します。
5). Passage クライアントの再起動
設定ファイルを反映するために Passage クライアントを再起動します。
以降は、ログオンユーザーで「自動構成」⇒「設定を自動的に検出する」のチェックを有効にしても、クリアされないようになります。