Passage のインストール後、インストール済みのアプリケーションが動作しなくなりました

フィルタドライバの例外設定を行うことで回避することができます。

対象バージョン
v.2.5.0以降
詳細

Passage インストール時に下表の機能を有効にしている環境で、ユーザーレベルで業務に利用するアプリケーションがうまく動作しない場合、アプリケーションが下記機能による書き込み制限のため、データを書き込めないことが原因となっている場合があります。
この場合、フィルタードライバの例外設定を行うことで回避できます。

機能名 動作内容
全てのユーザープロセスからのディスクへのアクセスを禁止する
(フィルタードライバによる制限)
ログオンユーザーが起動するアプリケーションプロセスによるHDDへのファイルの書き込みを禁止する機能です。
※読み込みに対する制限はありません

本機能では、デフォルトで以下の3フォルダに対して書き込み禁止除外設定が適用されています。
以下フォルダ以外に何らかのファイル書き込みをさせる必要がある場合には、該当するフォルダのパスを追加しておく必要があります。

<デフォルトで例外設定が行われているフォルダ>
 C:\Windows
 C:\ProgramData
 C:\Users

この例外設定は、psgconfig.xml の修正で設定を変更できますが、Passage v2.5.0より「 Passage Configurator 」を使用することで簡単に指定を変更することができます。
詳細は、Passage 導入運用ガイドの「第2章 運用管理」をご参照ください。

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