対象バージョン
すべてのバージョン
詳細
通常、Passage クライアントを製品版へ切り替える場合は、Passage クライアントの再インストールを実施いただくことが望ましいです。
本 FAQ では、当社にて確認しております Passage クライアントを再インストールせずに製品版へ切え替えることでライセンス認証を行えるようにする手順について記載します。
事前準備
事前に以下1)~4)の PC や設定ファイル、アカウント情報などが必要となります。
切り替え手順を実施する前に事前に準備していただきますようお願いします。
1). 試用版をインストールして構築した Passage クライアント
試用版をインストールした Passage クライアントが必要です。
※ライセンス認証が行われない Passage クライアント
2). 正しい設定情報を入力して構築した Passage クライアント
ライセンス認証が正常に行われる Passage クライアントが必要です。
当該 Passage クライアントから下記情報を取得します。
① psgconfig.xml (設定ファイル)
正しい設定情報を入力して構築した Passage クライアントから設定ファイルを取得します。
取得した設定ファイルは1).の PC の設定ファイルを差し替える際に必要です。
なお、差し替えはローカルワークスペースを「RAMディスク」(RAM版) とした環境にかぎります。
「仮想ディスク」(VHD版) の環境においては、差し替えができないためご注意ください。
下記保存先パスへは PC のインストールユーザーでログオンして取得いただきますようお願いします。
保存先パス | %PSGROOT%Config\psgconfig.xml |
※ 既定では「C:\Program Files\YRL\Flex Work Place Passage\Config」を指します。
3). 企業 ID の情報
別途当社からご送付しておりますライセンス資料をご用意いただき、企業 ID をご確認ください。
4). Passage クライアントのインストールユーザーのアカウント情報
切り替え手順では、管理者モードで Passage クライアントへログオン可能なアカウントが必要です。
あらかじめ Passage クライアントのインストールユーザーのアカウント情報をご用意ください。
切り替え手順
1). 試用版をインストールしたPCへインストールユーザーでログオン
2). psgconfig.xml の差し替え
事前に正しい設定情報を入力して構築したPCから取得した「psgconfig.xml」を下記パスへ上書き保存します。
保存先パス | %PSGROOT%Config\psgconfig.xml |
※ 既定では「C:\Program Files\YRL\Flex Work Place Passage\Config」を指します。
3). 企業コードの変更
レジストリエディター (%windir%\regedit.exe) を起動し、下記レジストリパスの [CorpID] を正しい企業 ID に変更します。
[CorpID] をダブルクリックし、値のデータに企業コード (6桁) を入力し [OK] をクリックします。
レジストリパス |
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\YRL\FWP\Passage\Setup および HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\YRL\FWP\Passage\Var |
エントリ名 | CorpID |
4). PC の再起動
変更した内容を有効にするために PC を再起動します。
5). Passage 利用ユーザーによるログオン
Passage 利用ユーザーでログオンしていただき、ライセンス認証が成功するかご確認ください。
Passage Plate に「有効なライセンスが見つかりません。残りxx日」と表示される場合、再度インストールユーザーでログオンし入力情報に誤りがないか
ご確認ください。