対象バージョン
すべてのバージョン
詳細
移行されたユーザーデータは Passage アンインストール後もリダイレクトサーバーまたはクラウド上のストレージ領域に保存されています。
そのため、Passage アンインストール後は手動でユーザーデータをPCにリストアする必要があります。
Passage オンプレミス版の場合は、「 Passage オンプレミス版の場合 」を参照ください。
Passage Cloud の場合は、「 Passage Cloud の場合 」を参照ください。
Passage Express でインストール時に[ Active Directory による認証を行う ]にチェックした場合、「 Passage オンプレミス版の場合 」を参照ください。
Passage Express でインストール時に[ Active Directory による認証を行う ]にチェックをしなかった場合、「 Passage Express (AD認証無) の場合 」を参照ください。
Passage オンプレミス版の場合
Passage オンプレミス版の場合、ユーザーデータは Passage インストール時に指定したリダイレクトサーバーの共有フォルダに保存されます。
PCへユーザーデータをリストアする場合は下記手順を実施ください。
1. ダウンロードリンクから圧縮ファイルをダウンロードします。
2. 圧縮ファイルを解凍し、バッチファイル(UserDataReturn_RevX.bat)をメモ帳で開きます。
3. メモ帳から5行目にリダイレクトサーバー名またはリダイレクトサーバーのIPアドレスを設定します。
【バッチファイルのフォーマット (5行目) 】
rem ■リダイレクトサーバー名 or リダイレクトサーバーのIPアドレス set PSGSRV=リダイレクトサーバー名 |
※ダウンロード時は、「FILESRV」というダミーの値が設定されています。値を削除し、ご利用の環境に併せて設定を編集してください。
4. リダイレクトサーバーの構築時にリダイレクトバッチを編集し、共有名を変更している場合は以下の8行目の共有名を変更します。
共有名を変更されていない場合は本作業は不要です。
【バッチファイルのフォーマット (8行目) 】
rem ■共有名-初期値 set SHARENAME=passage$ |
5. メモ帳を上書き保存して終了します。
6. Passage インストールPCにインストールユーザーでログオンし、Passage をアンインストールします。
※ Passage 導入運用ガイドの「3 Passage クライアントのアンインストール 」をご参照いただき、Passage クライアントのアンインストールを実施ください。
7. Passage アンインストール後、PCを再起動します。
8. PC再起動後、ユーザーデータの移行を実施したユーザーアカウントでログオンします。
9. ログオン後、手順1)~5)で編集したバッチファイル (UserDataReturn_RevX.bat) をダブルクリックします。
10. メッセージの内容を確認し「Y」入力後、Enterキーを押下します。
11. バッチファイルを実行後、ログオンユーザーのユーザーデータがユーザープロファイル領域にリストアされます。
ユーザープロファイル領域 | フォルダ名 |
---|---|
%USERPROFILE%\Contacts | アドレス帳 |
%USERPROFILE%\Favorites | お気に入り |
%USERPROFILE%\Downloads | ダウンロード |
%USERPROFILE%\Desktop | デスクトップ |
%USERPROFILE%\Documents | マイ ドキュメント |
%USERPROFILE%\Pictures | マイ ピクチャ |
%USERPROFILE%\Videos | マイ ビデオ |
%USERPROFILE%\Music | マイ ミュージック |
%USERPROFILE%\Searches | 検索 |
%USERPROFILE%\Saved Games | 保存したゲーム |
※リダイレクトサーバー上のユーザーデータは、リストア後も残ります。
リダイレクトサーバー上のユーザーデータが不要な場合は、手動で削除してください。
※バッチファイル実行後、ユーザーデータがPCに戻らない場合は下記をご確認ください。
バッチファイルを (UserDataReturn_RevX.bat) をメモ帳で開き、11行目のデバッグフラグを「0」→「1」に編集し、再度バッチファイルを実行することでログファイルが出力されます。
実行時のエラー画面および、出力された「YYYYMMDD_PROFDL.LOG」という名称のログファイルを、当社サポートまでご送付ください。
※出力されるログファイルはバッチファイルを実行した年月日がファイル名に設定されます。
【バッチファイルのフォーマット (11行目) 】
rem ■デバッグフラグ (1以外=実行モード、1=デバッグモード) set DBGLOG=1 |
Passage Cloudの場合
クラウド上のマイフォルダ/ユーザー名.コンピュータ名 配下の全てのフォルダ・ファイルを ローカルPC上の <ダウンロード先のフォルダパス> にダウンロードします。 ファイル数・ファイルサイズにより、ダウンロードには数時間かかる場合があります。 実行ボタンをクリックすると、ダウンロードが開始されます。 |
クラウド上の マイフォルダ/ユーザー名.コンピュータ名 配下○個のファイルと○個のフォルダをローカルPC上の <ダウンロード先のフォルダパス> にコピーしました |
ユーザープロファイル領域 | フォルダ名 | Concourseからダウンロードしたユーザーデータ |
---|---|---|
%USERPROFILE%\Contacts | アドレス帳 | ユーザー名.コンピュータ名\Contacts |
%USERPROFILE%\Favorites | お気に入り | ユーザー名.コンピュータ名\Favorites |
%USERPROFILE%\Downloads | ダウンロード | ユーザー名.コンピュータ名\Downloads |
%USERPROFILE%\Desktop | デスクトップ | ユーザー名.コンピュータ名\Desktop |
%USERPROFILE%\Documents | マイ ドキュメント | ユーザー名.コンピュータ名\Personal |
%USERPROFILE%\Pictures | マイ ピクチャ | ユーザー名.コンピュータ名\Pictures |
%USERPROFILE%\Videos | マイ ビデオ | ユーザー名.コンピュータ名\Videos |
%USERPROFILE%\Music | マイ ミュージック | ユーザー名.コンピュータ名\Music |
%USERPROFILE%\Searches | 検索 | ユーザー名.コンピュータ名\Searches |
%USERPROFILE%\Saved Games | 保存したゲーム | ユーザー名.コンピュータ名\Saved Games |
※ Concourse アプリケーションからダウンロードしたユーザーデータはクラウド上に残ります。
クラウド上のユーザーデータが不要な場合は、リストア後に Concourse 管理コンソールからユーザーの削除を実施ください。
Passage Express (AD認証無) の場合
Passage Express でインストール時に[ Active Directory による認証を行う ]にチェックをしなかった場合、
ユーザーデータは Passage インストール時に指定したリダイレクトサーバーの共有フォルダに保存されます。
AD認証がないため、リダイレクトサーバーの共有フォルダへのアクセスには接続用認証アカウントのユーザー名、パスワードが必要となります。
本手順においてもリストアするために接続用認証アカウント情報が必要となるため、あらかじめ準備していただきますようお願いします。
PCへユーザーデータをリストアする場合は下記手順を実施ください。
1. ダウンロードリンクから圧縮ファイルをダウンロードします。
2. 圧縮ファイルを解凍し、バッチファイル (UserDataReturnExp.bat) をメモ帳で開きます。
3. メモ帳から5行目にリダイレクトサーバー名またはリダイレクトサーバーのIPアドレスを設定します。
【バッチファイルのフォーマット (5行目) 】
rem ■リダイレクトサーバー名 or リダイレクトサーバーのIPアドレス set PSGSRV=リダイレクトサーバー名 |
※ダウンロード時は、「FILESRV」というダミーの値が設定されています。値を削除し、ご利用の環境に併せて設定を編集してください。
4. リダイレクトサーバーの構築時にリダイレクトバッチを編集し、共有名を変更している場合は以下の8行目の共有名を変更します。
共有名を変更されていない場合は本作業は不要です。
【バッチファイルのフォーマット (8行目) 】
rem ■共有名-初期値 set SHARENAME=passage$ |
5. メモ帳を上書き保存して終了します。
6. Passage インストールPCにインストールユーザーでログオンし、Passage をアンインストールします。
※インストールマニュアル/管理者マニュアルをご参照いただき、Passage クライアントのアンインストールを実施ください。
7. Passage アンインストール後、PCを再起動します。
8. PC再起動後、ユーザーデータの移行を実施したユーザーアカウントでログオンします。
9. ログオン後、手順1)~6)で編集したバッチファイル(UserDataReturnExp.bat)をダブルクリックします。
10.「 Passage Express 接続用ユーザー名を入力してください。」というメッセージが表示されたら、現在ログオンしているユーザーのユーザー名を入力してEnterキーを押下します。
11.「 Passage Express 接続用ユーザーのパスワードを入力してください。」というメッセージが表示されたら、現在ログオンしているユーザーのパスワードを入力してEnterキーを押下します。
12. 確認画面が表示されます。メッセージの内容を確認し、情報に問題なければ「Y」入力後、Enterキーを押下します。
13. バッチファイルを実行後、ログオンユーザーのユーザーデータがユーザープロファイル領域にリストアされます。
ユーザープロファイル領域 | フォルダ名 |
---|---|
%USERPROFILE%\Contacts | アドレス帳 |
%USERPROFILE%\Favorites | お気に入り |
%USERPROFILE%\Downloads | ダウンロード |
%USERPROFILE%\Desktop | デスクトップ |
%USERPROFILE%\Documents | マイ ドキュメント |
%USERPROFILE%\Pictures | マイ ピクチャ |
%USERPROFILE%\Videos | マイ ビデオ |
%USERPROFILE%\Music | マイ ミュージック |
%USERPROFILE%\Searches | 検索 |
%USERPROFILE%\Saved Games | 保存したゲーム |
※リダイレクトサーバー上のユーザーデータは、リストア後も残ります。
リダイレクトサーバー上のユーザーデータが不要な場合は、手動で削除してください。
※バッチファイル実行後、ユーザーデータがPCに戻らない場合は下記をご確認ください。
バッチファイルを (UserDataReturnExp.bat) をメモ帳で開き、11行目のデバッグフラグを「0」→「1」に編集し、再度バッチファイルを実行することでログファイルが出力されます。
実行時のエラー画面および、出力された「YYYYMMDD_PROFDL.LOG」という名称のログファイルを、当社サポートまでご送付ください。
※出力されるログファイルはバッチファイルを実行した年月日がファイル名に設定されます。
【バッチファイルのフォーマット (11行目) 】
rem ■デバッグフラグ (1以外=実行モード、1=デバッグモード) set DBGLOG=1 |