Passage インストール時にエラーとなり「電子署名されたドライバが必要です」というメッセージが表示されます

セキュアブート機能を無効にすることで、インストールが可能です

対象バージョン
v.2.2.0以前のすべてのバージョン

詳細

Windows 10 Anniversary Update が適用された端末で、セキュアブート機能が有効状態になっていると Passage のインストールに失敗することを確認しています。
Passage のインストールに失敗すると以下のように「電子署名されたドライバが必要です」というエラーメッセージが表示されます。
これらのエラーが表示されインストールに失敗する場合は、回避策の手順を参照ください。

電子署名されたドライバが必要です。
Encryption Filter Driver
Yokogawa Rental & Lease Corporation
電子署名されていないドライバのインストールがブロックされました。
このドライバを使用するプログラムまたはデバイスをアンインストールし、
電子署名されたバージョンのドライバを発行元のWebサイトで確認してください。
電子署名されたドライバが必要です。
FS Filter Driver
Yokogawa Rental & Lease Corporation
電子署名されていないドライバのインストールがブロックされました。
このドライバを使用するプログラムまたはデバイスをアンインストールし、
電子署名されたバージョンのドライバを発行元のWebサイトで確認してください。

回避策
セキュアブート機能を無効にすることで Passage のインストールが可能です。
端末のセキュアブートの状態、セキュアブートを無効にする場合は下記手順をご確認ください。

【セキュアブートの状態を確認】
1. 事象発生PCにインストールユーザーでログオンします
2. ウィンドウズキー+Rキーを選択してファイル名を指定して実行を開きます
3. ファイル名を指定して実行の入力欄へ[msinfo32]と入力し[OK]ボタンをクリックします

4. システム情報画面の[システムの要約]にて、項目[セキュア ブートの状態]が[有効]となっているかご確認ください
  もし有効になっている場合はセキュアブートの機能を利用した状態のため、上記事象が発生します。
  暫定対処としてセキュアブートを無効にすることで Passage のインストールが可能です。

【セキュアブートを無効にする】
1. 事象発生PCにインストールユーザーでログオンします
2. デスクトップ画面左下のスタートボタンを選択し[設定]-[更新とセキュリティー]-[回復]をクリックします
3. PCの起動をカスタマイズするの[今すぐ再起動する]をクリックします
4. オプションの選択画面から[トラブルシューティング]-[詳細オプション]-[UEFIファームウエアの設定]をクリックします

5. UEFIファームウエアの設定画面から[再起動]をクリックします
  ※以下手順はUEFIによって設定方法が異なります。
  ここでは「 Surface Pro 4 」による設定方法を記載します。

6. Surface UEFI画面が表示されたら左ペインから[Security]をクリックします
7. Security から Secure Boot の[Change configuration]をクリックします
8.「 Microsoft only 」、「 Microsoft & 3rd party CA 」、「 None 」の3項目を選択できます。
 「 None 」を選択し、「 Next 」ボタンを押下します。

9. 画面左のメニューより「 Exit 」を選択し、右画面の「 Restart now 」ボタンを押下します。
  再起動後、次の手順に進みます。

【セキュアブートの状態を確認 / Passage のインストール】
1. 事象発生PCにインストールユーザーでログオンします。
2. ウィンドウズキー+Rキーを選択してファイル名を指定して実行を開きます。
3. ファイル名を指定して実行の入力欄へ[msinfo32]と入力し[OK]ボタンをクリックします
4. システム情報画面の[システムの要約]にて、項目[セキュア ブートの状態]が[無効]となっているかご確認ください
  セキュアブートが無効であることを確認したら、Passage を再度インストールしていただき、当該エラーメッセージが表示されないかご確認ください。

 上記手順につきましてご不明な点などございましたら、当社サポートまでご連絡いただきますようお願い申し上げます。

その他のよくあるご質問

チャットで聞くボタン チャットで聞くボタン