クライアントが接続先サーバーを認識できない

クライアントが接続先サーバーを認識できない現象が報告されています

対象バージョン

すべてのバージョン



現象

Unifier サービスが正常起動し、Unifier サーバーとのネットワーク環境(名前解決・通信機器の稼動)に問題が確認できないにもかかわらず、クライアントが接続先サーバーを認識できない現象が報告されています。



判別方法

下記3項目の状況が該当すると、本件の現象が発生していると判別できます。

レジストリ情報を確認する
レジストリエディターから「HKLM/SOFTWARE/YRL/DotCOE/0200/COETRAN」キーを開き、「TranFlg」の値がFalseであることを確認します。


Unifier サービスの起動を確認する
サービスマネージャーからUnifier サービス「Flex Work Place Unifier?System Service」が起動していることを確認します。


サーバーとの通信を確認する
「Ping サーバー名」コマンドで、コンピューター名による通信が可能であることを確認します。



原因

現在までに確認できている原因は、システムドライブ(Cドライブ)の直下に「Program」という名前のファイル、もしくはフォルダが作成されているというものです。

システムが「C:\Program Files~」にあるプログラムを起動する際に間違えて「Program」を参照して、起動対象のプログラムを探します。

しかし、「Program」にはプログラムも何も存在しませんので、システムは起動すべきプログラムが見つからないと判断してしまい、本件の現象を発生します。


意図しない「Program」が作成されてしまう原因としては、「echo xxx >C:\Program Files~」コマンドによるログ出力を行うバッチファイルを作成する時、出力先パスを「"」(ダブルクォーテーション)で括らずに作成・実行してしまうことが最も多いものとして挙げられます。

「C:\Program Files~」にログ出力を行う場合は、必ず「"」(ダブルクォーテーション)で括る必要があります。



対応

「Program」を削除することで、プログラムが正常に起動されます。また、上記のようなバッチファイルがある場合には修正が必要です。



その他のよくあるご質問

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