Passage Drive で問題が発生した時に取得するログ情報はありますか

デバッグログならびに情報収集ツールにより、問題解消のために必要な各種情報を取得することが可能です

対象バージョン

すべてのバージョン


詳細

Passage Drive のインストール/アンインストール/アップデート時や Passage Drive ご利用時中に、エラーまたは本来の動作と異なる動作が発生した際には、当社 Flex Work Place サポート窓口へお問合わせをお願いします。


Passage Drive をご利用中に発生した問題の調査を進めるために、お客さまへログなどの情報取得をお願いする場合があります。
事象発生時のログ情報が必要な場合、お客さまにて事象発生時の「デバッグログ」と Passage Drive クライアントの端末の情報を取得いただきます。
ログ情報の取得方法は、下記の手順をご確認ください。



1. デバッグログの取得手順

※Passage Drive のデバッグログは、初期設定では有効になっていません。
 デバッグログの取得を有効にする場合は以下の⼿順にてデバッグログを有効化してください。


手順:

  1. 対象の Passage Drive クライアントにインストールユーザー (管理ユーザー) でサインインします。
  2. エクスプローラーのアドレスバーに以下のパスを入力してリターンキーを押下します。
    %ProgramData%\YRL\Flex Work Place\PassageDrive
  3. 上記の PassageDrive フォルダ内にある[settings.ini]ファイルをメモ帳などで開き、以下のように修正して保存します。
    ※フォルダのアクセス権の影響で上書き保存できない場合には、メモ帳を「管理者として実行」で開いて編集するか、または1度デスクトップなどに保存してから、"%ProgramData%\YRL\Flex Work Place\PassageDrive" フォルダにコピーしてください。
    編集前: [System] LogLevel=Normal
    編集後: [System] LogLevel=Debug
  4. PCを再起動します。
  5. 問題の事象を再現させます。
  6. 下記「2.情報収集ツールの利用手順」を参照し、調査に必要なPCの情報とデバッグログを一括取得します。
  7. デバッグログの取得後は設定を無効にしておいてください。
    上記 (1)、(2)、(3)の手順で[settings.ini]ファイルを開き、以下の箇所を修正をして保存してください。この設定変更後にPCを再起動することで、デバッグログが無効になります。
    編集前:[System] LogLevel=Debug
    編集後:[System] LogLevel=Normal


2. 情報収集ツールの利用手順

「情報収集ツール」では、対象の Passage Drive クライアントから調査に必要となる OS やレジストリ情報などの各種情報を取得できます。
取得できる情報は以下のとおりです。

  • OS やインストール済みアプリケーションなどの端末の情報
  • ユーザーのプロファイルリスト
  • ユーザー権限情報
  • OneDrive のレジストリ情報
  • 適用されるポリシーの情報
  • イベントログ
  • Passage Drive に関する情報
    (動作ログ、インストール・アンインストール・アップデートログ、サービスやドライバの情報、設定ファイル、レジストリなどの情報)

以下のリンクから情報収集ツールをダウンロードしてください。

  • 情報収集ツールの利用方法、取得される情報の詳細はダウンロードファイルに含まれている Readme に記載しています。
  • 情報収集ツールに含まれる3つのバッチを実行し、情報の取得をお願いします。
  • 収集される情報によりメールで送付できないサイズとなる場合があります。
    その場合、当社サポートからファイルアップロードサイトをご案内するためお申し付けください。


3. インストールログ/アンインストールログ/アップデートログの取得⽅法

インストールログ/アンインストールログ/アップデートログは「2.情報収集ツールの利用手順」でも取得可能です。
以下に、インストール、アンインストール、アップデート時に出力されるファイル名と出力場所を記載します。

インストールログは Passage Drive のインストール後に、アンインストールログは Passage Drive のアンインストール後に、アップデートログは Passage Drive のアップデート後に Windows ディレクトリ以下の⼀時フォルダ (Temp) に作成されます。


ログの取得手順:

  1. Passage Drive クライアントに Passage Drive インストールユーザー (管理ユーザー) でログオンします。
  2. ログオン後、エクスプローラーを開き「%SystemRoot%\Temp」フォルダにアクセスします。
    「%SystemRoot%」フォルダは、Windows インストールフォルダ (通常は C:\Winodws) を指します。
  3. 「このフォルダにアクセスする許可がありません」のメッセージが表示されたら、[続行] ボタンをクリックします。
  4. 以下のファイル名のログファイルを取得していただき、当社 Flex Work Place サポート窓口までご送付ください。

■全てのバージョンのログファイル

インストールログのファイル名 PassageDrive_InstallLog_YYYYMMDDHHMMSS.txt
アンインストールログのファイル名 PassageDrive_UninstallLog_YYYYMMDDHHMMSS.txt
アップデートログのファイル名 PassageDrive_UpdateLog_YYYYMMDDHHMMSS.txt


■v.1.4.0以降のバージョンのログファイル

インストールログのファイル名 fwpfsetup_InstallLog_YYYYMMDDHHMMSS.txt
アンインストールログのファイル名 fwpfsetup_UninstallLog_YYYYMMDDHHMMSS.txt
アップデートログのファイル名 fwpfsetup_UpdateLog_YYYYMMDDHHMMSS.txt


その他のよくあるご質問

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