APE スクリプトモードのコマンドリファレンスはありますか?

あります。以下の内容についてご確認をお願いします。

対象バージョン

APE v.4.x.x 以降



詳細

APEスクリプトモードのコマンドリファレンスは本記事で確認することが可能です。

本記事では APE4 以上においてスクリプトモード時のコマンド使用方法を記載します。

スクリプトモードからコマンドを登録/使用する場合に参考にしてください。



コマンド一覧

■制御系コマンド



■スクリプト系コマンド



■注意事項







DispSetupProc コマンド

コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
DispSetupProc 制御系 ○ 設定可能 × 設定不可 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
「RunProgram」コマンドで起動したプログラムの画面を デスクトップに表示させるか否かを設定します。
コマンドパラメータ
RunProgramで起動したプロセスを画面に表示する 引数1 画面に表示させる場合はチェックします
RunProgramで起動したプロセスを画面に表示しない 引数1 画面に表示させない場合はチェックします


コマンド使用例

[目的] 「RunProgram」で起動するプロセスを画面(デスクトップ)へ表示させる。
[期待する動作] 「RunProgram」で起動したプロセスが画面上に表示されること。
実行順序 コマンド 引数1 引数2
1 DispSetupProc Yes NULL値


[目的] 「RunProgram」で起動するプロセスを画面(デスクトップ)へ表示させない。
[期待する動作] 「RunProgram」で起動したプロセスが画面上に表示されないこと。
実行順序 コマンド 引数1 引数2
1 DispSetupProc No NULL値






IfEnv コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
IfEnv 制御系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
環境変数の値により処理を分岐します。
環境変数が、環境変数名の[比較値]と一致すればTrueを返します。
[比較値]をカンマで複数記述した場合は、どれかの[比較値]が一致すればTrueと判断します。
以下は本コマンド使用時における注意事項です。

・本コマンド以降「Else」コマンドまで、もしくは「Else」コマンドが無い場合は、「IfEnd」コマンドまでのスクリプトを実行します。
他の条件分岐処理コマンドをネスト(入れ子)して扱うことはできません。
コマンドパラメータ
環境変数名 引数1 必須パラメータです。
環境変数名を設定します。
比較値 引数2 必須パラメータです。
比較値を設定します。

 

[目的]
Windows OSに標準で登録された「PROCESSOR_ARCHITECTURE」というシステム環境変数の値によって処理を分岐する。

[処理内容]
「PROCESSOR_ARCHITECTURE」の値が「x86」ならば「x86.txt」を作成すること。
「PROCESSOR_ARCHITECTURE」の値が「x86」以外であれば「x64.txt」を作成すること。

[期待する動作]
処理内容の通り。

[コマンド設定値]
環境変数名 :PROCESSOR_ARCHITECTURE
比較値   :x86



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3 処理内容
1 IfEnv PROCESSOR_ARCHITECTURE x86 NULL値

環境変数の値が「x86」だった場合の分岐処理。Trueだったら[2]を実行。Falseだったら[3],[4]を実行。

2 RunProgram CMD.EXE /C echo x86端末です >>"$$PROOT$$\0200\TMP\x86.txt" 2>&1 Wait 「$$PROOT$$\0200\TMP」に「x86.txt」を作成
3 Else NULL値 NULL値 NULL値 条件に一致しなかった条件処理。以降「IfEnd」コマンドまでのスクリプトを実行
4 RunProgram CMD.EXE /C echo x64端末です >>"$$PROOT$$\0200\TMP\x64.txt" 2>&1 Wait 「$$PROOT$$\0200\TMP」に「x64.txt」を作成
5 IfEnd NULL値 NULL値 NULL値 分岐処理終了






IfFile コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
IfFile 制御系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ファイルやディレクトリの存在状況で処理を分岐します。
ファイルやディレクトリが存在していればTrueを返します。
以下は本コマンド使用時における注意事項です。

・本コマンド以降「Else」コマンドまで、もしくは「Else」コマンドが無い場合は
 「IfEnd」コマンドまでのスクリプトを実行します。
他の条件分岐処理コマンドをネスト(入れ子)して扱うことはできません。
コマンドパラメータ
ファイルパス 引数1 必須パラメータです。
ファイル、ディレクトリパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。

 

[目的]
ファイルの存在有無によって処理を分岐する。

[処理内容]
「$$PROOT$$\0200\TMP\IfFile.txt」が存在する(True)場合、
テキストファイルに「ファイル作成済み」と追記すること。
「$$PROOT$$\0200\TMP\IfFile.txt」が存在しない(False)場合、
上記のテキストファイルを作成すること。

[期待する動作]
処理内容の通り。

[コマンド設定値]
ファイルパス :$$PROOT$$\0200\TMP\IfFile.txt



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3 処理
内容
1 IfFile $$PROOT$$\0200\TMP\IfFile.txt NULL値 NULL値 ファイルの存在有無による分岐処理。Trueだったら[2]を実行。Falseだったら[3],[4]を実行
2 RunProgram CMD.EXE /C echo ファイル作成済み >>"$$PROOT$$\0200\TMP\IfFile.txt" 2>&1 Wait CMD.EXEを起動し、テキストファイルに書込
3 Else NULL値 NULL値 NULL値 条件に一致しなかった条件処理。以降「IfEnd」コマンドまでのスクリプトを実行
4 RunProgram CMD.EXE /C echo ファイルを作成しました >>"$$PROOT$$\0200\TMP\IfFile.txt" 2>&1 Wait CMD.EXEを起動し、テキストファイルを作成
5 IfEnd NULL値 NULL値 NULL値 分岐処理終了






Else コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
Else 制御系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
条件分岐処理コマンド(「IfEnv」or「IfFile」)の動作時、
一致しなかった場合の条件処理として設定します。
以下は本コマンド使用時における注意事項です。

・本コマンド以降「IfEnd」コマンドまでのスクリプトを実行します。
・本コマンドにパラメーターはありません。






IfEnd コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
IfEnd 制御系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
条件分岐処理コマンド(「IfEnv」or「IfFile」)の条件分岐処理の終了を示します。
以下は本コマンド使用時における注意事項です。

条件分岐処理コマンドの最後に必ず設定する必要があります。
・本コマンドにパラメーターはありません。






REM コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
REM 制御系 ○ 設定可能 ○ 設定可能 ○ 設定可能
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
コメントを記述します。
コマンドパラメータ
コメント 引数1 必須パラメータです。
コメントを設定します。

 

[目的]
コメントを設定する。

[期待する動作]
設定したコメントがAPEから確認可能なこと。

[設定値]
コメント: 「MakeDir」コマンドでフォルダを作成します。



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2
1 REM 「MakeDir」コマンドでフォルダを作成します。 NULL値
2 MakeDir $$PROOT$$\0200\TMP\MakeDir NULL値






Include コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
Include 制御系 ○ 設定可能 × 設定不可 ○ 設定可能
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
依存パッケージをインストール/アンインストールします。
以下は本コマンド使用時における注意事項です。
・本コマンドを、[インストール]タブに設定するとインストール処理になります。
・本コマンドを、[アンインストール]タブに設定するとアンインストール処理になります。
コマンドパラメータ
パッケージ名 引数1 必須パラメータです。
パッケージ名を設定します。

 

[目的]
パッケージ本体をインストールする前に「INCLUDE」というパッケージをインストールする。
[インストール]タブ⇒[前制御]に対して本コマンドを設定する。

[期待する動作]
パッケージ本体のインストール前に依存パッケージ「INCLUDE」をインストールされること。

[コマンド設定値]
パッケージ名 :INCLUDE



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2
1 Include INCLUDE Install

 

[目的]
パッケージ本体をアンインストールする前に「INCLUDE」というパッケージをアンインストールする。
[アンインストール]タブ⇒[前制御]に対して本コマンドを設定する。

[期待する動作]
パッケージ本体のアンインストール前に依存パッケージ「INCLUDE」をアンインストールされること。

[コマンド設定値]
パッケージ名 :INCLUDE



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2
1 Include INCLUDE Uninstall






MessageBox コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
MessageBox 制御系 ○ 設定可能 ○ 設定可能 ○ 設定可能
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
メッセージを表示してユーザーの応答を待ちます。
コマンドパラメータ
メッセージファイルパス 引数1 必須パラメータです。
表示させるメッセージが記述されたテキストファイルを指定します。

 

[目的]
パッケージインストール時にクライアントに対してメッセージを表示させ、応答待ちする。

[期待する動作]
パッケージインストール時にクライアントに対してメッセージが表示されること。
クライアントは画面上に表示されたメッセージの「OK」ボタンを押さなければ、
以降パッケージのインストールが進まない状態となること(応答待ち)。

[コマンド設定値]
メッセージファイルパス :$$PKGRES$$NOCOPY\MessageBox.txt
※コマンドは[前制御]に対して設定したと仮定。



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2
1 MessageBox $$PKGRES$$NOCOPY\MessageBox.txt NULL値






PbarStatus コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
PbarStatus 制御系 ○ 設定可能 ○ 設定可能 ○ 設定可能
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
インストールの進捗率の表示値を設定します。
既定で「0」「100」の値が設定されたコマンドが設定されています。
コマンドパラメータ
進捗率(0~100) 引数1 必須パラメータです。
進捗率を「0」~「100」の値で設定します。

 

[目的]
パッケージのインストール時において進捗率を表示させる。

[期待する動作]
以下のコマンド設定例の通りに、進捗率ごとに実行するコマンドを変えることで進捗率を表せること。
※既定で「0」「100」の値は設定されています。

0%
 ・フォルダ($$PROOT$$\0200\TMP\PbarStatus)の削除
30%
 ・フォルダ($$PROOT$$\0200\TMP\PbarStatus)の作成
60%
 ・作成したフォルダにファイル(PbarStatus.txt)をコピー
90%
 ・システム環境変数(SysEnvUp)の登録
100%



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3 処理
内容
1 PbarStatus 0 NULL値 NULL値 進捗率 0%(既定)
2 DeleteDirTree $$PROOT$$\0200\TMP\PbarStatus Force NULL値  
3 PbarStatus 30 NULL値 NULL値 進捗率 30%
4 MakeDir $$PROOT$$\0200\TMP\PbarStatus NULL値 NULL値  
5 PbarStatus 60 NULL値 NULL値 進捗率 60%
6 Copy NOCOPY\PbarStatus.txt $$PROOT$$\0200\TMP\PbarStatus\ NULL値  
7 PbarStatus 90 NULL値 NULL値 進捗率 90%
8 SysEnvUp Add SysEnvUp Yes  
9 PbarStatus 100 NULL値 NULL値 進捗率 100%(既定)






StatusMsg コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
StatusMsg 制御系 ○ 設定可能 ○ 設定可能 ○ 設定可能
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
インストールの経過をメッセージとして表示します。
コマンドパラメータ
メッセージ 引数1 必須パラメータです。
インストールの経過として表示させるメッセージを設定します。

 

[目的]
インストールの経過としてメッセージを表示させる。

[期待する動作]
「PbarStatus」コマンドと併用して使用し、進捗率ごとにメッセージが表示されること。

0%
 ・「フォルダを削除しています」というメッセージを表示します
 ・フォルダ($$PROOT$$\0200\TMP\PbarStatus)の削除
30%
 ・「フォルダを作成しています」というメッセージを表示します
 ・フォルダ($$PROOT$$\0200\TMP\PbarStatus)の作成
60%
 ・「ファイルをコピーしています」というメッセージを表示します
 ・作成したフォルダにファイル(PbarStatus.txt)をコピー
90%
 ・「システム環境変数を追加しています」というメッセージを表示します。
 ・システム環境変数(SysEnvUp)の登録
100%



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3 処理内容
1 PbarStatus 0 NULL値 NULL値  
2 StatusMsg フォルダを削除しています NULL値 NULL値 インストール中「フォルダを削除しています」というメッセージがクライアントへ表示されます。
3 DeleteDirTree $$PROOT$$\0200\TMP\PbarStatus Force NULL値  
4 PbarStatus 30 NULL値 NULL値  
5 StatusMsg フォルダを作成しています NULL値 NULL値 インストール中「フォルダを作成しています」というメッセージがクライアントへ表示されます。
6 MakeDir $$PROOT$$\0200\TMP\PbarStatus NULL値 NULL値  
7 PbarStatus 60 NULL値 NULL値  
8 StatusMsg ファイルをコピーしています NULL値 NULL値 インストール中「ファイルをコピーしています」というメッセージがクライアントへ表示されます。
9 Copy NOCOPY\PbarStatus.txt $$PROOT$$\0200\TMP\PbarStatus\ NULL値  
10 PbarStatus 90 NULL値 NULL値  
11 StatusMsg システム環境変数を追加しています NULL値 NULL値

インストール中「システム環境変数を追加しています」というメッセージがクライアントへ表示されます。

12 SysEnvUp Add SysEnvUp Yes  
13 PbarStatus 100 NULL値 NULL値  






Copy コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
Copy スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ファイルをコピーします。
コマンドパラメータ
コピー元パス 引数1 必須パラメータです。

ファイル、ディレクトリパスを設定します。
パスの最後に”\”で終わっていれば、パスのディレクトリ以下の
全てのファイルをコピーします(サブフォルダは含まない)。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されていても置換しません。
コピー先パス 引数2 必須パラメータです。

ファイル、ディレクトリパスを設定します。
パスの最後に”\”で終わっていれば、パスのディレクトリ以下にコピーします。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
動作 引数3 必須パラメータです。

なし
なしの場合、バージョン比較、日付比較 の順番で判断します。

Check(CopyCheckPolicyに従う)
CopyCheckPolicyコマンドに従い、チェックコピーを行います。
CopyCheckPolicyを設定していない場合は、バージョン比較、日付比較 の順番で判断します。

Move(移動する)
コピー元パスに設定したファイルをコピー先パスのディレクトリ以下に移動します。

CheckMove(Check + Move)
CheckとMoveの両方を適用します。

エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
ファイル単体をコピーする。

[期待する動作]
「NOCOPY\Copy.txt」を「$$PROOT$$\0200\TMP」にコピーされること。

[設定値]
コピー元パス  :NOCOPY\Copy.txt
コピー先パス  :$$PROOT$$\0200\TMP\Copy.txt
動作      :Check(CopyCheckPolicyに従う)



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 Copy NOCOPY\Copy.txt $$PROOT$$\0200\TMP\Copy.txt Check

 

[目的]
ファイル単体を移動する。

[期待する動作]
「NOCOPY\Move.txt」を「$$PROOT$$\0200\TMP」へ移動すること。

[設定値]
コピー元パス :NOCOPY\Move.txt
コピー先パス :$$PROOT$$\0200\TMP\Move.txt
動作     :Move(移動する)



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 Copy NOCOPY\Move.txt $$PROOT$$\0200\TMP\Move.txt Move

 

[目的]
ファイル単体を移動する(CopyCheckPolicyが有効状態)。

[期待する動作]
「NOCOPY\CheckMove.txt」をCopyCheckPolicyに従って
「$$PROOT$$\0200\TMP\CheckMove.txt」へ移動すること。

[設定値]
コピー元パス :NOCOPY\CheckMove.txt
コピー先パス :$$PROOT$$\0200\TMP\CheckMove.txt
動作     :CheckMove(Check + Move)



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 Copy NOCOPY\CheckMove.txt $$PROOT$$\0200\TMP\CheckMove.txt CheckMove






Delete コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
Delete スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ファイルを削除します。
コマンドパラメータ
ファイル/ディレクトリパス 引数1 必須パラメータです。

ファイル、ディレクトリパスを設定します。
パスの最後に”\”で終わっていれば、ディレクトリ以下の
全てのファイルを削除します(サブフォルダは含まない)。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
動作 引数2 必須パラメータです。

Force(強制削除)
強制的にファイル/ディレクトリを削除する場合はチェックします。

なし
強制的にファイル/ディレクトリを削除しない場合はチェックします。
ファイル/ディレクトリがロック状態で削除できなかった場合は、
再起動を促すダイアログボックスが表示され、再起動を実行すると削除されます。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
ファイル単体を削除する。

[期待する動作]
「$$PROOT$$\0200\TMP\Delete.txt」を削除すること。
※あらかじめ「$$PROOT$$\0200\TMP\Delete.txt」が存在すると仮定して実施。

[設定値]
ファイル/ディレクトリパス :$$PROOT$$\0200\TMP\Delete.txt
動作            :Force(強制削除)



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 Delete $$PROOT$$\0200\TMP\Delete.txt Force NULL値

 

[目的]
ディレクトリ以下のファイルをすべて削除する。

[期待する動作]
「$$PROOT$$\0200\TMP\Delete」というディレクトリ以下のファイルをすべて削除すること。
※あらかじめ「$$PROOT$$\0200\TMP\Delete」というディレクトリが存在すると仮定して実施。

[設定値]
ファイル/ディレクトリパス :$$PROOT$$\0200\TMP\Delete\
動作            :Force(強制削除)



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 Delete $$PROOT$$\0200\TMP\Delete\ Force NULL値






CopyShare コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
CopyShare スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
共有ファイルとしてコピーし、レジストリの参照数を増やします。
増加させるカウント値は「1」に固定されています。
(HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\ShareDLLs)
コマンドパラメータ
コピー元パス 引数1 必須パラメータです。

ファイル、ディレクトリパスを設定します。
パスの最後に”\”で終わっていれば、ディレクトリ以下の
全てのファイルを意味します(サブフォルダは含まない)。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されていても置換しません。
コピー先パス 引数2 必須パラメータです。

ファイル、ディレクトリパスを設定します。
パスの最後に”\”で終わっていれば、パスのディレクトリ以下にコピーします。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
動作 引数3 必須パラメータです。

なし
なしの場合、バージョン比較、日付比較 の順番で判断します。

Check(CopyCheckPolicyに従う)
CopyCheckPolicyコマンドに従い、チェックコピーを行います。

エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
共有ファイルとしてコピーする。

[期待する動作]
「NOCOPY\cabcomp.dll」を「%PROOT%\0200\TMP」に共有ファイルとしてコピーすること。

[設定値]
コピー元パス :NOCOPY\cabcomp.dll
コピー先パス :$$PROOT$$\0200\TMP\cabcomp.dll
動作     :Check(CopyCheckPolicyに従う)



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 CopyShare NOCOPY\cabcomp.dll $$PROOT$$\0200\TMP\cabcomp.dll Check






ShareUp コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
ShareUp スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
共有ファイルカウントを増減します
コマンドパラメータ
ファイルパス 引数1 必須パラメータです。

カウントを増減する共有ファイルパスを設定します。
モジュールのビット数 引数1 必須パラメータです。

カウントを増減する共有ファイルのビット数をラジオボタンで選びます。

○32bitモジュール
○64bitモジュール
カウント 引数1 必須パラメータです。

増減するカウント数を設定します。
カウントを1増やす場合は「1」、カウントを1つ減らす場合は「-1」と設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
指定した共有DLLのカウントを1つ増やす。

[期待する動作]
指定した共有DLLのカウントが1つ増えること。

[設定値]
ファイルパス      :$$PROOT$$\UPDATE\BIN\cabcomp.dll
モジュールのビット数  :32bitモジュール
カウント        :1



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 ShareUp $$PROOT$$\UPDATE\BIN\cabcomp.dll?1=x86 NULL値 NULL値

 

[目的]
指定した共有DLLのカウントを1つ減らす。

[期待する動作]
指定した共有DLLのカウントが1つ減ること。

[設定値]
ファイルパス      :$$PROOT$$\UPDATE\BIN\cabcomp.dll
モジュールのビット数  :64bitモジュール
カウント        :-1



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 ShareUp $$PROOT$$\UPDATE\BIN\cabcomp.dll-1=x64 NULL値 NULL値






MakeDir コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
MakeDir スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ディレクトリを作成します。
コマンドパラメータ
ディレクトリパス 引数1 必須パラメータです。

ディレクトリパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスにしている場合は変換して設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
指定したディレクトリパスのフォルダ($$PROOT$$\0200\TMP\MakeDir)を作成する。

[期待する動作]
フォルダが作成されること。

[設定値]
ディレクトリパス :$$PROOT$$\0200\TMP\MakeDir



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 MakeDir $$PROOT$$\0200\TMP\MakeDir NULL値 NULL値






CopyTree コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
CopyTree スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ディレクトリツリー全体をコピーします。
コマンドパラメータ
コピー元ディレクトリパス 引数1 必須パラメータです。

ディレクトリパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されていても置換しません。
コピー先ディレクトリパス 引数2 必須パラメータです。

ディレクトリパスを設定します。
パスの最後に”\”で終わっていれば、ディレクトリ以下にコピーします。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。

動作 引数3 必須パラメータです。

なし
なしの場合、バージョン比較、日付比較 の順番で判断します。

Check
CopyCheckPolicyコマンドに従いチェックコピーを行います。

エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
ディレクトリツリーごとコピーする。

[期待する動作]
「NOCOPY\CopyTree」を「$$PROOT$$\0200\TMP」にディレクトリツリーごとコピーすること。

[設定値]
コピー元ディレクトリパス  :NOCOPY\CopyTree
コピー先ディレクトリパス  :$$PROOT$$\0200\TMP\
動作            :Check



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 CopyTree NOCOPY\CopyTree $$PROOT$$\0200\TMP\ Check

 

[目的]
ディレクトリツリー直下のファイル/フォルダをコピーする。

[期待する動作]
「NOCOPY\CopyTree」直下のファイル/フォルダすべてを
「$$PROOT$$\0200\TMP」にコピーすること。

[設定値]
コピー元ディレクトリパス  :NOCOPY\CopyTree
コピー先ディレクトリパス  :$$PROOT$$\0200\TMP
動作            :Check



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 CopyTree NOCOPY\CopyTree $$PROOT$$\0200\TMP Check






CopyTreeWithAttribute コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
CopyTreeWithAttribute スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ディレクトリツリーを属性付きでコピーします。

※APEのデザイナーモードで「ファイル/フォルダ」タブで設定したフォルダおよびファイルの属性が配布時に適用されない不具合を確認したことから、現在本コマンドを使用してディレクトリツリーの属性付きコピーができない状態となっています。
属性設定を行う場合には、スクリプトモードにて「SetAttrib」コマンドを使用、追加いただきますようお願いします。
※現在本コマンドを使用すると「CopyTree」と同様の動作を行います。

コマンドパラメータ
コピー元ディレクトリパス 引数1 必須パラメータです。

ディレクトリパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されていても置換しません。

コピー先ディレクトリパス 引数2 必須パラメータです。

ディレクトリパスを設定します。
パスの最後に”\”で終わっていれば、ディレクトリ以下にコピーします。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。

動作 引数3 必須パラメータです。

なし
なしの場合、バージョン比較、日付比較 の順番で判断します。

Check
CopyCheckPolicyコマンドに従いチェックコピーを行います。

エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。






DeleteDirEmpty コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
DeleteDirEmpty スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ディレクトリが空であれば削除します。
コマンドパラメータ
ディレクトリパス 引数1 必須パラメータです。

予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
動作 引数2 必須パラメータです。

Force(強制削除)
強制的にディレクトリを削除する場合はチェックします。

なし
強制的にディレクトリを削除しない場合はチェックします。
ファイル/ディレクトリがロック状態で削除できなかった場合は、
再起動を促すダイアログボックスが表示され、再起動を実行すると削除されます。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
空のディレクトリの時、ディレクトリを削除する。

[期待する動作]
「$$PROOT$$\0200\TMP\DeleteDirEmpty」が空だった場合ディレクトリを削除すること。
※空でない場合は削除されないこと。

[設定値]
ディレクトリパス :$$PROOT$$\0200\TMP\DeleteDirEmpty
動作       :Force(強制削除)



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 DeleteDirEmpty $$PROOT$$\0200\TMP\DeleteDirEmpty Force NULL値

 

[目的]
空のディレクトリの時、ディレクトリを削除する。
空でなかった時はエラーを無視してパッケージをインストールする。

[期待する動作]
「$$PROOT$$\0200\TMP\DeleteDirEmpty」が空だった場合ディレクトリを削除すること。
「$$PROOT$$\0200\TMP\DeleteDirEmpty」が空でなかった場合、パッケージ配布エラーに
ならずに以降のコマンドが実行されパッケージが配布されること。

[設定値]
ディレクトリパス :$$PROOT$$\0200\TMP\DeleteDirEmpty
動作       :Force(強制削除)
エラーを無視する :チェック

コマンド使用例2
実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3 結果判定
1 DeleteDirEmpty $$PROOT$$\0200\TMP\DeleteDirEmpty Force NULL値 エラーを無視する
2 MakeDir $$PROOT$$\0200\TMP\MakeDir NULL値 NULL値 NULL値






DeleteDirTree コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
DeleteDirTree スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ディレクトリツリーを削除します。
コマンドパラメータ
ディレクトリパス 引数1 必須パラメータです。

ディレクトリパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
動作 引数2 必須パラメータです。

Force(強制削除)
強制的にディレクトリツリーを削除する場合はチェックします。

なし
強制的にディレクトリツリーを削除しない場合はチェックします。

ファイル/ディレクトリがロック状態で削除できなかった場合は、
再起動を促すダイアログボックスが表示され、再起動を実行すると削除されます。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
ディレクトリツリー全体を削除する。

[期待する動作]
「$$PROOT$$\0200\TMP\DeleteDirTree」というディレクトリツリーを削除すること。

[設定値]
ディレクトリパス :$$PROOT$$\0200\TMP\DeleteDirTree
動作       :Force(強制削除)



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 DeleteDirTree $$PROOT$$\0200\TMP\DeleteDirTree Force NULL値






Rename コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
Rename スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ファイル名を変更します。
コマンドパラメータ
ファイルパス 引数1 必須パラメータです。

ファイルパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
変更後ファイルパス 引数2 必須パラメータです。

変更するファイル名を設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
指定したファイルのファイル名を変更する。

[期待する動作]
「$$PROOT$$\0200\TMP\Rename.txt」が「Rename2.txt」に変更されること。

[設定値]
ファイルパス     :$$PROOT$$\0200\TMP\Rename.txt
変更後ファイルパス  :Rename2.txt



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 Rename $$PROOT$$\0200\TMP\Rename.txt Rename2.txt NULL値






SetAttrib コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
SetAttrib スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ファイルパスに設定されたファイルやディレクトリの属性を変更します。
コマンドパラメータ
ファイルパス 引数1 必須パラメータです。

ファイル、ディレクトリパスを設定します。
パスの最後に”\”で終わっていれば、ディレクトリ以下の全てのファイルを意味します(サブフォルダは含みません)。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
ファイル属性 引数2 必須パラメータです。

変更するファイル属性を下記の4つから選び、ON/OFFします。
ONにすると選択したファイル属性が付与されます。
OFFにすると選択したファイル属性が解除されます。

□ 読取属性
□ アーカイブ
□ システム
□ 隠しファイル
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
指定したディレクトリ、ディレクトリ以下のファイル(サブフォルダは含まず)の属性を変更する。

[期待する動作]
「$$PROOT$$\0200\TMP\SetAttrib」と、ディレクトリ以下のファイルの属性が「読み取り」に変更されること。


※あらかじめ「$$PROOT$$\0200\TMP\SetAttrib」というディレクトリを作成した環境で実施。

[設定値]
ファイルパス:$$PROOT$$\0200\TMP\SetAttrib\
ファイル属性:■ 読取属性



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 SetAttrib $$PROOT$$\0200\TMP\SetAttrib\ R NULL値

 

[目的]
指定したファイルの属性を変更する。

[期待する動作]
「$$PROOT$$\0200\TMP\SetAttrib.txt」のファイル属性が「アーカイブ」「隠しファイル」に変更されること。


※あらかじめ「$$PROOT$$\0200\TMP\SetAttrib.txt」というファイルを作成した環境で実施。

[設定値]
ファイルパス:$$PROOT$$\0200\TMP\SetAttrib.txt
ファイル属性:■ アーカイブ ■ 隠しファイル



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 SetAttrib $$PROOT$$\0200\TMP\SetAttrib.txt AH NULL値






CreateShortcut コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
CreateShortcut スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ショートカットを作成します。
コマンドパラメータ
ショートカットパス 必須パラメータです。
作成するショーカットのファイルパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。

※「ファイルパス\ショートカット名.lnk」の形式で設定します。
ショートカット名 ショートカットパスを入力すると自動的に入力されます。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
リンク先パス 必須パラメータです。
ショートカットのリンク先を設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
引数 任意項目です。
ショートカットの引数を設定します。
作業フォルダ名 任意項目です。
作業フォルダ名を設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
アイコンファイル名 任意項目です。
ショートカットのアイコンファイルを設定します。
ショートカットキー 任意項目です。
ショートカットキーを設定します。
コメント 任意項目です。
コメントを設定します
実行時のウィンドウ 任意項目です。
ショートカットを実行した時のウィンドウの大きさを設定します。

通常
実行時に「通常のウィンドウ」で起動するよう設定されます。

最大
実行時に「最大化」で起動するよう設定されます。


最小
実行時に「最小化」で起動するよう設定されます。

ファイル属性を変更する 任意項目です。
ショートカットのファイル属性を変更する場合はチェックをONにします。
ファイル属性を変更しない場合はチェックをOFFにします。
ファイル属性を変更をONにしたら下記4つから付与したい属性をON/OFFに設定します。
ONにすると選択したファイル属性が付与されます。
OFFにすると選択したファイル属性が解除されます。

□ 読取属性
□ アーカイブ
□ システム
□ 隠しファイル
エラーを無視する 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。






RunProgram コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
RunProgram スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
外部プログラムを実行します。
コマンドパラメータ
実行ファイルパス 必須パラメータです。

実行するプログラムのファイルパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
オプション 任意項目です。

実行するプログラムの引数を設定します。
引数に環境変数で記述し、変換して実行可能なこと。
終了待ち 任意項目です。

終了を待たない
プログラムの終了を待たずにスクリプトを実行します。

終了を待つ
プログラムの終了を待ってスクリプトを実行します。

終了時の戻り値を確認する
プログラムの終了を待って、プログラムの終了を待って戻り値を受け取る。
[正常時の戻り値]に設定した戻り値と一致すれば、正常終了。
一致しなければエラーと判断します。

正常時の戻り値 任意項目です。

終了待ちを「終了時の戻り値を確認する」にした場合に、確認する戻り値の値を設定します。
エラーを無視する 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
インストーラー(*.exe)を実行してアプリケーションをインストールする。

[期待する動作]
Adobe Reader がサイレントインストールされること。

[設定値]
実行ファイルパス :$$PKGRES$$NOCOPY\AdbeRdr11010_ja_JP.exe
オプション    :/sAll /rs
終了待ち     :終了時の戻り値を確認する
正常時の戻り値  :0,1641,3010



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 RunProgram $$PKGRES$$NOCOPY\AdbeRdr11010_ja_JP.exe /sAll /rs WaitRtn,0,1641,3010

 

[目的]
MSIファイル(*.msi)を実行してアプリケーションをインストールする。

[期待する動作]
Adobe Reader がサイレントインストールされること。

[設定値]
実行ファイルパス :MSIEXEC.EXE
オプション     :/i "$$PKGRES$$NOCOPY\AcroRead.msi" /qn
終了待ち     :終了時の戻り値を確認する
正常時の戻り値  :0,1641,3010



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 RunProgram MSIEXEC.EXE /i "$$PKGRES$$NOCOPY\AcroRead.msi" /qn WaitRtn,0,1641,3010

 

[目的]
バッチファイル(*.bat)を実行する。

[期待する動作]
バッチファイルに記載されたコマンドが実行されること。

[設定値]
実行ファイルパス :CMD.EXE
オプション    :/C "$$PKGRES$$NOCOPY\install.bat"
終了待ち     :終了時の戻り値を確認する
正常時の戻り値  :0,1641,3010



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 RunProgram CMD.EXE /C "$$PKGRES$$NOCOPY\install.bat" WaitRtn,0,1641,3010

 

[目的]
VBScript(*.vbs)を実行する。

[期待する動作]
VBScriptファイルの内容が実行されること。

[設定値]
実行ファイルパス :WSCRIPT.EXE
オプション    :"$$PKGRES$$NOCOPY\script.vbs"
終了待ち     :終了を待つ



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 RunProgram WSCRIPT.EXE "$$PKGRES$$NOCOPY\script.vbs" NULL値






Killprocess コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
KillProcess スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
プロセスを強制終了します。
※プロセスを強制終了させる際に、該当端末で複数同じプロセス名が存在する場合は、古いプロセスが強制終了されます。すべてのプロセスは強制終了されません。
コマンドパラメータ
サービス名 引数1 必須パラメータです。

プロセスを強制終了させるサービス名を入力します。
操作 引数2 必須パラメータです。

処理失敗時にエラーとする
 プロセス終了に失敗した場合、エラーとして処理します。

処理失敗時に処理続行する
 プロセス終了に失敗した場合でも、スクリプトを継続します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
メモ帳(notepad.exe)のプロセスを終了させる。

[期待する動作]
メモ帳のプロセスがあればプロセスを終了すること。
プロセスの終了に失敗しても処理は続行すること。

[設定値]
サービス名 :notepad.exe
操作    :処理失敗時に処理続行する



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 KillProcess notepad.exe Resume NULL値






RegDeleteKey コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
RegDeleteKey スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
レジストリのサブキーや値を削除します。
コマンドパラメータ
レジストリ値パス 引数1 必須パラメータです。

「HKLM\……」「HKCU\……」で始まるパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
値名 引数2 必須パラメータです。

値名を設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
レジストリのサブキーを削除する。

[期待する動作]
「HKLM\SOFTWARE\YRL\TEST」というサブキーを削除すること。

[設定値]
レジストリ値パス :HKLM\SOFTWARE\YRL\TEST\



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 RegDeleteKey HKLM\SOFTWARE\YRL\TEST\ NULL値 NULL値

 

[目的]
レジストリの値を削除する。

[期待する動作]
「HKLM\SOFTWARE\YRL」に作成された「Flag」という値を削除すること。

[設定値]
レジストリ値パス :HKLM\SOFTWARE\YRL
値名        :Flag



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 RegDeleteKey HKLM\SOFTWARE\YRL Flag NULL値






RegTemplate コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
RegTemplate スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
Windows Registry Editor Version 5.00形式のレジストリファイルを設定し、レジストリファイルの内容をレジストリへ設定します。
コマンドパラメータ
レジストリファイルパス 引数1 必須パラメータです。

内容を書き込むレジストリファイルのパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
エラーを無視する 引数2 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
レジストリの内容をレジストリへ設定する。

[期待する動作]
事前に内容を書き込むレジストリファイル(*.reg)を用意し、コマンド設定時にレジストリファイルパスを指定することでレジストリファイルの内容がレジストリへ設定されること。

※内容を書き込むレジストリファイルは以下の方法で作成が可能。

1. レジストリエディター(regedit.exe)を起動

2. 内容を書き込みたいレジストリを右クリックし「エクスポート」をクリック

3. 任意のファイル名でレジストリファイルを出力します。

4. 出力されたレジストリファイルをパッケージのファイル/フォルダに追加します。



[設定値]
レジストリファイルパス:NOCOPY\RegTemplate.reg



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 RegTemplate NOCOPY\RegTemplate.reg NULL値 NULL値






TypeLibInst コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
TypeLibInst スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー × 設定不可
コマンド詳細
COMのタイプライブラリの登録を行います。
本コマンドはWindowsが提供しているRegSvr32ツールの以下コマンドと同様の動作をします。

RegSvr32 /s DLLファイルパス
コマンドパラメータ
DLLファイルパス 引数1 必須パラメータです。

COMのタイプライブラリの登録を行うDLLファイルのパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
COMタイプライブラリの登録を行う。

[期待する動作]
COMタイプライブラリが登録されること。

[設定値]
例)
DLLファイルパス:C:\Windows\System32\wups2.dll



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 TypeLibInst C:\Windows\System32\wups2.dll NULL値 NULL値






TypeLibUninst コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
TypeLibUninst スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー × 設定不可
コマンド詳細
COMのタイプライブラリの登録解除を行います。
本コマンドはWindowsが提供しているRegSvr32ツールの以下コマンドと同様の動作をします。

RegSvr32 /u DLLファイルパス
コマンドパラメータ
DLLファイルパス 引数1 必須パラメータです。

COMのタイプライブラリの登録解除を行うDLLファイルのパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
COMタイプライブラリの登録解除を行う。

[期待する動作]
COMタイプライブラリの登録が解除されること。

[設定値]
DLLファイルパス:C:\Windows\System32\wups2.dll



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 TypeLibUninst C:\Windows\System32\wups2.dll NULL値 NULL値






ServiceCtrl コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
ServiceCtrl スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
サービスの起動や停止をします。
コマンドパラメータ
サービス名 引数1 必須パラメータです。

起動や停止をするサービス名を設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
操作 引数2 必須パラメータです。

開始
サービスを開始します。

停止
サービスを停止します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
サービスを開始する。

[期待する動作]
USBCTRLサービスが開始されること。

[設定値]
サービス名 :usbctrlsvc
操作    :開始



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 ServiceCtrl usbctrlsvc Start NULL値

 

[目的]
サービスを停止する。

[期待する動作]
USBCTRLサービスが停止されること。

[設定値]
サービス名 :usbctrlsvc
操作    :停止



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 ServiceCtrl usbctrlsvc Stop NULL値






ServiceInstallEx コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
ServiceInstallEx スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
サービスをインストールします。 本コマンドはWindowsが提供している「SC Create」コマンドと似た動作をします。
※本コマンドはハードウエアドライバ、ソフトウエアドライバのインストールを行うためのコマンドではありません。
コマンドパラメータ
サービス名 必須パラメータです。
インストールするサービスのサービス名を設定します。 予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
サービス表示名 必須パラメータです。
インストールするサービスのサービス表示名を設定します。 予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
説明 任意項目です。
インストールするサービスの説明を設定します。
実行ファイルパス 必須パラメータです。
インストールするサービスの実行ファイルパスを設定します。 予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
サービスの種類 必須パラメータです。
インストールするサービスのサービスの種類を下記から選択し設定します。

サービスプロセスを1つのサービスで占有
指定したサービスが独自プロセスとして実行されます。実行可能ファイルは他のサービスと共有されない。

サービスプロセスを複数のサービス間で共有
指定したサービスが共有プロセスとして実行されます。実行可能なファイルを他のサービスと共有します。

カーネルドライバサービス
カーネルドライバを指定します。

ファイルシステムドライバサービス
ファイルシステムドライバを指定します。
スタートアップの種類 必須パラメータです。
インストールするサービスの開始の種類を下記から選択し設定します。

自動
コンピューターが起動すると自動的にサービスを起動する場合[自動]にします。

自動(遅延開始)
コンピューターが起動すると自動的にサービスを起動する場合[自動]にします。

手動
手動でサービスを起動する場合[手動]にします。

無効
サービスを無効にする場合[無効]にします。

ブート(ドライバサービス)
ブートローダーによって読み込まれるデバイスドライバの場合は[ブート(ドライバサービス)]にします。

システム(ドライバサービス)
カーネルの初期化中に起動されるデバイスドライバの場合は[システム(ドライバサービス)]にします。
起動エラー時の制御 必須パラメータです。
インストールするサービスの起動に失敗した場合のエラーの重要度を下記から選択し設定します。

・開始操作を続行
・メッセージボックスを表示後、開始操作を続行
・直近の正常な構成で起動している場合は開始操作
・直近の正常な構成で起動している場合は開始操作
サービスインストールアカウント  
グループ名 任意項目です。
インストールするサービスのメンバーグループを設定します。
タグ 任意項目です。
インストールするサービスのタグを設定します。 タグは、スタートアップの種類が「ブート(ドライバサービス)」か「システム(ドライバサービス)」でのみ使用されます。
依存グループ名 任意項目です。
インストールするサービスが依存するグループ名を設定します。
依存サービス名 任意項目です。
インストールするサービスが依存するサービス名を設定します。






ServiceUninstall コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
ServiceUninstall スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
サービスをアンインストールします。
コマンドパラメータ
サービス名 引数1 必須パラメータです。

アンインストールするサービス名を設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
USBCTRLサービスをアンインストールする。

[期待する動作]
USBCTRLサービスがアンインストールされること。

[設定値]
サービス名:usbctrlsvc



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 ServiceUninstall usbctrlsvc NULL値 NULL値






SysEnvUp コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
SysEnvUp スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー × 設定不可
コマンド詳細
システム環境変数の追加・削除・置換を行います。
コマンドパラメータ
操作 引数1 必須パラメータです。

追加
[環境変数名]で設定された環境変数を検索して、なければ追加を行います。 (文字列値(REG_SZ))

削除
[環境変数名]で設定された環境変数を検索して、あれば削除を行います。

置換
[環境変数名]で設定された環境変数を検索して、あれば[値]に書き換えます。 (文字列値(REG_SZ))

追加(展開可能な文字列値)
[環境変数名]で設定された環境変数を検索して、なければ追加をします。 (拡張文字列型(REG_EXPAND_SZ))

置換(展開可能な文字列値)
[環境変数名]で設定された環境変数を検索して、あれば[値]に書き換えます。 (拡張文字列型(REG_EXPAND_SZ))
環境変数名 引数2 必須パラメータです。
追加や削除する環境変数名を設定します。
引数3 必須パラメータです。
環境変数に設定する値を設定します。 予約変換パスやユーザー定義変換パス、スクリプト変数が含まれている場合は置換して設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。
コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。


[目的]
システム環境変数を追加する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報が追加されること。

[設定値]
操作     :追加
環境変数名  :DotCOE_TMP
値      :C:\Program Files\DotCOE\0200\TMP



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 SysEnvUp Add DotCOE_Temp C:\Program Files\DotCOE\0200\TMP


[目的]
システム環境変数を削除する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報が削除されること。

[設定値]
操作     :削除
環境変数名  :DotCOE_LOG
値      :C:\Program Files\DotCOE\0200\LOG



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 SysEnvUp Del DotCOE_LOG C:\Program Files\DotCOE\0200\LOG


[目的]
システム環境変数の値を置換する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報の値に置換されること。

[設定値]
操作     :置換
環境変数名  :DotCOE_Flag
値      :1
※置換の際は「値」が置換される値となります。



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 SysEnvUp Rep DotCOE_Flag 1


[目的]
システム環境変数を展開可能な文字列値として追加する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報が「展開可能な文字列値」として追加されること。

[設定値]
操作     :追加(展開可能な文字列値)
環境変数名  :Notepad
値      :%SystemRoot%\Notepad.exe



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 SysEnvUp AddExp Notepad %SystemRoot%\Notepad.exe


[目的]
システム環境変数を展開可能な文字列値として置換する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報が「展開可能な文字列値」として置換されること。

[設定値]
操作     :置換(展開可能な文字列値)
環境変数名  :Notepad
値      :%SystemRoot%\system32\Notepad.exe
※置換の際は「値」が置換される値となります。



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 SysEnvUp RepExp Notepad %SystemRoot%\system32\Notepad.exe






SysPathUp コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
SysPathUp スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター ○ 設定可能
カレントユーザー × 設定不可
コマンド詳細
システム環境変数(Path)の追加・削除・置換を行います。
コマンドパラメータ
操作 引数1 必須パラメータです。

追加
[ディレクトリパス]で設定されたパスを検索して、なければ最後に追加します。

削除
[ディレクトリパス]で設定されたパスを検索して、あれば削除します。

置換
[ディレクトリパス]で設定されたパスを検索して、あれば[置換ディレクトリパス]に置換します。
ディレクトリパス 引数2 必須パラメータです。

追加や削除するパスを設定します。
パスの置換を行う場合は、置き換え対象のパスを記述します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
置換ディレクトリパス 引数3 任意項目(操作が「置換」の場合のみ必須)です。

パス置換の場合の置き換えするパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
システム環境変数(Path)を追加する。

[期待する動作]
設定値の環境変数(Path)情報が追加されること。

[設定値]
操作       :追加
ディレクトリパス :C:\java\jdk1.8.0_45\bin



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 SysPathUp Add C:\java\jdk1.8.0_45\bin NULL値

 

[目的]
システム環境変数(Path)を削除する。

[期待する動作]
設定値の環境変数(Path)情報が削除されること。

[設定値]
操作       :削除
ディレクトリパス :C:\java\jdk1.8.0_45\bin



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 SysPathUp Del C:\java\jdk1.8.0_45\bin NULL値

 

[目的]
システム環境変数(Path)の値を置換する。

[期待する動作]
設定値の環境変数(Path)情報が置換されること。

[設定値]
操作        :置換
ディレクトリパス  :C:\java\jdk1.8.0_45\bin
置換ディレクトリパス:D:\java\jdk1.8.0_45\bin



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 SysPathUp Rep C:\java\jdk1.8.0_45\bin D:\java\jdk1.8.0_45\bin






UsrEnvUp コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
UsrEnvUp スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター × 設定不可
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ユーザー環境変数の追加・削除・置換を行います。
コマンドパラメータ
操作 引数1

必須パラメータです。

追加
[環境変数名]で設定された環境変数を検索して、なければ追加をします。
(文字列型(REG_SZ))

削除
[環境変数名]で設定された環境変数を検索して、あれば削除をします。

置換
[環境変数名]で設定された環境変数を検索して、あれば[値]に書き換えます。
(文字列型(REG_SZ))

追加(展開可能な文字列値)
[環境変数名]で設定された環境変数を検索して、なければ追加をします。
(拡張文字列型(REG_EXPAND_SZ))

置換(展開可能な文字列値)
[環境変数名]で設定された環境変数を検索して、あれば[値]に書き換えます。
(拡張文字列型(REG_EXPAND_SZ))

環境変数名 引数2 必須パラメータです。

追加や削除する環境変数名を設定します。
引数3 必須パラメータです。

環境変数に設定する値を入力します。
予約変換パスやユーザー定義変換パス、スクリプト変数が含まれている場合は置換して設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
ユーザー環境変数を追加する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報が追加されること。

[設定値]
操作     :追加
環境変数名  :USER_Flag
値      :0



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 UsrEnvUp Add USER_Flag 0

 

[目的]
ユーザー環境変数を削除する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報が削除されること。

[設定値]
操作     :削除
環境変数名  :USER_Flag



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 UsrEnvUp Del USER_Flag NULL値

 

[目的]
ユーザー環境変数の値を置換する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報が置換されること。

[設定値]
操作     :置換
環境変数名  :USER_Flag
値      :1
※置換の際は「値」が置換される値となります。



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 UsrEnvUp Rep USER_Flag 1

 

[目的]
ユーザー環境変数を展開可能な文字列値として追加する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報が「展開可能な文字列値」として追加されること。

[設定値]
操作     :追加(展開可能な文字列値)
環境変数名  :DESKTOP
値      :%UserProfile%\Desktop



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 UsrEnvUp AddExp DESKTOP %UserProfile%\Desktop

 

[目的]
ユーザー環境変数を展開可能な文字列値として置換する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報が「展開可能な文字列値」として置換されること。

[設定値]
操作     :置換(展開可能な文字列値)
環境変数名  :USER_Flag
値      :2
※置換の際は「値」が置換される値となります。



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 UsrEnvUp RepExp USER_Flag 2






UsrPathUp コマンド
コマンド名 コマンドの種類 前制御 メイン 後制御
UsrPathUp スクリプト系 × 設定不可 ○ 設定可能 × 設定不可
登録対象
コンピューター × 設定不可
カレントユーザー ○ 設定可能
コマンド詳細
ユーザー環境変数(Path)の追加・削除・置換を行います。
コマンドパラメータ
操作 引数1 必須パラメータです。

追加
 [ディレクトリパス]で設定されたパスを検索して、なければ最後に追加します。

削除
 [ディレクトリパス]で設定されたパスを検索して、あれば削除します。

置換
 [ディレクトリパス]で設定されたパスを検索して、あれば[置換ディレクトリパス]に置換します。
ディレクトリパス 引数2 必須パラメータです。

追加・削除・置換するパスを設定します。
ディレクトリパスの置換を行う場合は、[置換ディレクトリパス]に置換後のパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
置換ディレクトリパス 引数3 任意項目(操作が「置換」の場合のみ必須)です。

置換するパスを設定します。
予約変換パスやユーザー定義変換パスが設定されている場合は置換して設定します。
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。
チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。

 

[目的]
ユーザー環境変数(Path)を追加する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報(Path)が追加されること。

[設定値]
操作       :追加
ディレクトリパス :%PROOT%\0200\BIN



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 UsrPathUp Add %PROOT%\0200\BIN NULL値

 

[目的]
ユーザー環境変数(Path)を削除する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報(Path)が削除されること。

[設定値]
操作       :削除
ディレクトリパス :%PROOT%\0200\BIN



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 UsrPathUp Del %PROOT%\0200\BIN NULL値

 

[目的]
ユーザー環境変数(Path)の値を置換する。

[期待する動作]
設定値の環境変数情報(Path)が置換されること。

[設定値]
操作         :置換
ディレクトリパス   :%PROOT%\0200\BIN
置換ディレクトリパス :%PROOT%\Update\BIN



コマンド使用例

実行順序 コマンド 引数1 引数2 引数3
1 UsrPathUp Rep %PROOT%\0200\BIN %PROOT%\Update\BIN








「エラーを無視する」項目について

「エラーを無視する」項目は、各スクリプトコマンド共通の項目です。

配布パッケージのインストールにおいて該当のスクリプトコマンドがエラーとなった場合でも、配布パッケージのインストールが停止しないようにするには、「エラーを無視する」の項目へチェックが必要です。


下記は「エラーを無視する」のコマンドパラメータの説明です。

コマンドの使用例は「DeleteDirEmpty」コマンドのコマンド使用例2をご参照ください。


パラメータ名 設定項目 説明
エラーを無視する 結果判定 任意項目です。

コマンド動作時に、エラーとなった場合でも無視する場合はチェックします。チェックが付いていない状態でコマンドが失敗すると、エラーとなり処理が途中で中断します。








「コンピューター」「カレントユーザー」について

スクリプトコマンドによって、「コンピューター」「カレントユーザー」のどちらであっても使用することが可能なコマンドがあります。


しかし、「コンピューター」の場合は「LocalSystemアカウント権限」、「カレントユーザー」の場合は「ログオンユーザー権限」でコマンドを実行しているため、実行権限によって動作しない場合があります。

あくまで、「カレントユーザー」の場合はログオンユーザーの権限で実行可能な範囲に限り、コマンドを実行するようになっています。









コマンド使用例の空欄について

コマンド使用例の「NULL値」は設定値の空欄を意味します。








DotCOE変換パス
Unifier変数名 内容
$$PROOT$$ 「Unifierプログラムフォルダ」:プログラムや保存データを格納するフォルダです。
$$SROOT$$ 「Unifierスプールフォルダ」:アップロードファイルやダウンロードファイルの格納フォルダです。
$$PKGRES$$ 「パッケージフォルダ」:展開されたパッケージのファイルセットが格納されたフォルダです。
NOCOPY 配布パッケージのインストール時にディスクへコピーしないファイルが格納されたフォルダです。
本フォルダに格納されたファイルは、パッケージのインストール完了後に削除されます。


その他のよくあるご質問

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