配布パッケージの作成方式の種類を教えてください

配布パッケージの作成方法には、「セットアップ方式」と「差分方式」の2通りの作成方式があります。

対象バージョン

Ver. 5.x.x



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配布パッケージの作成方法には、「セットアップ方式」と「差分方式」の2通りの作成方式があります。



セットアップ方式


セットアップ方式は、パッケージの作成対象となるソフトウエアのインストールプログラムがもつ自動インストール機能(サイレントインストール機能)と呼ばれる、ユーザーによるインストールオペレーションを必要としないインストール方法を利用する作成方式です。

当然ながら、自動インストール機能を持たないソフトウエアをこの作成方式で作成することはできません。


この作成方式で配布パッケージを作成する主な対象ソフトウエアは、自動インストール機能を持つソフトウエアや、「Windows HotFix」、「ハードウエアデバイスのドライバソフト」といったOSの一部として動作するものが挙げられます。



差分方式


差分方式は、パッケージの作成対象となるソフトウエアを「インストールする前」と、「インストールした後」のWindowsの状態の変化(ファイル/レジストリの増減)を差分情報として抽出する作成方式です。

ソフトウエアをインストールすることでどこに変化(ファイル/レジストリの増減)が起きたかを把握する必要がありますので、パッケージを作成する難易度は高いです。


状態変化を抽出して作成しますので、一般的なソフトウエアに限らず、単純なファイルコピーやフォルダ作成、ソフトウエアの設定変更の内容も配布パッケージとして作成が可能です。


この作成方式で配布パッケージを作成する主な対象ソフトウエアは、サイレントインストール機能を持たない自社開発されたソフトウエアなどが挙げられます。



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