対象バージョン
APE v.4.x.x 以降
APEを使用してカレントユーザーで処理を行うパッケージについて記述します。
カレントユーザーとは、Unifierクライアントにログインするユーザーアカウントを指します。
本手順では、あらかじめAPEからAPEプロジェクト、差分情報の編集画面を表示させている状態を前提に説明します。
1. APEの差分情報編集画面から「コンピューター」-「ファイル/フォルダ」からカレントユーザーが実行するバッチファイルの保存先フォルダを作成し、バッチファイルを保存します。
※下図では「C:\temp」フォルダに「CurrentUser.bat」というカレントユーザーで実行するバッチファイルを保存しています。
※カレントユーザーは、「NOCOPY」(パッケージ配布時の一時フォルダ)を使用することができません。
カレントユーザーで実行するファイルがある場合、ログオンユーザーの権限でアクセス可能なフォルダをあらかじめ用意しておく必要があります。
2. 「カレントユーザー」-「スクリプト」-「インストール」-「メイン」を選択し、「+」ボタンから「RunProgram」コマンドを選んで「OK」をクリックします。
3. 手順1で指定したバッチファイルの保存先を指定します。
4. 差分情報を保存してパッケージリソースを作成します。
以降は通常のパッケージ配布と同様にパッケージの動作確認(カレントユーザーにおける処理結果の確認)を行います。