管理サーバーなしで Passage Drive をインストールしましたが、後から管理サーバーを導入することはできますか

Passage Drive の再インストール、またはレジストリの変更が必要です

対象バージョン

Passage Drive v.1.4.3.1 以前のバージョン


詳細
■ Passage Drive v.1.4.4 以降のバージョンをご利用されているお客さま
  Passage Drive v.1.4.4 以降のバージョンをご利用されている環境では、以下のマニュアルを参照ください。
   Passage_Drive_導入運用ガイド_スタンドアロン編
   第5章 既存バージョンをご利用のお客さまへ
      メディアフォルダー環境からマネジメントフォルダー環境への切り替えについて

■ Passage Drive v.1.4.3.1 以前のバージョンをご利用されているお客さま
  スタンドアロンから一括管理に変更する場合、製品の再インストールが必要です。

再インストール以外の方法としては、Passage Drive クライアントからインストール時に入力したサーバー情報が記録されたレジストリを修正することで一括管理へ切り替えられます。
前提として、マニュアル「 Passage Drive導入運用ガイド 管理サーバー編 」- 「 管理サーバーの構築 」を参照して、管理サーバーを構築しておく必要があります。

  • この記事には、レジストリを変更する内容が記載されています。レジストリの変更をする前に、必ずバックアップしてください。
  • この記事にあるレジストリの編集箇所以外のレジストリを変更しないでください。それ以外のレジストリを変更したことで生じた不具合についてはサポートできません。


レジストリ編集箇所

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\YRL\Flex Work Place\PassageDrive\WindowsFileServer

  • GroupName:グループ名
  • ServerName:サーバー名
  • ShareName:共有名


手動でレジストリを修正する場合

  1. Passage Drive クライアントにインストールしたユーザーでサインインします。
  2. レジストリエディター (regedit.exe) を起動し、上記レジストリパスにアクセスします。
  3. 上記レジストリに、ダミーとして入力した値を正しい値に修正します。
    (例)
     変更前 (管理サーバーなしでインストールした情報)
     -----------------------------
     GroupName:dummy
     ServerName:dummy
     ShareName:dummy
     -----------------------------

     変更後 (構築した管理サーバーの情報)
     -----------------------------
     GroupName:Default
     ServerName:PSGDSV
     ShareName:PassageDrive$
     -----------------------------
  4. Passage Drive クライアントを再起動し、制限ユーザーでサインインします。
  5. サインイン後、時間経過で管理サーバー上の Configurator にクライアントの情報が表示され、クライアントの情報がアップロードされることを確認します。


一括で複数台のPCのレジストリを変更する場合

一括で変更する場合には以下のような方法があります。

方法1:上記レジストリを変更するグループポリシーをPCに適用する
方法2:上記レジストリを変更するバッチファイルをソフトウエア配布ツールなどで展開する


注意点

クライアントの製品バージョン (下記左の図参照) と、管理サーバー上の Configurator で管理する「グループ」の製品バージョン (下記右の図参照) を同じにする必要があります。

例えば、クライアントの製品バージョンが「v.1.4.1」の場合、管理サーバー上の Configurator で管理する「グループ」の製品バージョンも「v.1.4.1」で構築します。
また、クライアントの製品バージョンが「v.1.3.0」のものを、「グループ」の製品バージョンが「v.1.4.1」のような異なるバージョンのグループに参加させないでください。

クライアントの製品バージョン表示例

グループの製品バージョン表示例

その他のよくあるご質問

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