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- Passage Drive Configurator の「クライアント一覧」に同じコンピューター名が2つ表示されています
対象バージョン
Passage Drive v1.4.2 までのバージョン (管理サーバーによる一括管理を行っている環境)
詳細
Passage Drive クライアントを社外で利用している場合、Passage Drive クライアントは起動時にコンピューターがドメインの情報を正常に取得できないため、同じ Passage Drive クライアントがドメイン接続中とは別のコンピューターとみなされることがあります。
その場合、Passage Drive クライアントからVPN接続した後 (ドメインに接続した後) に Passage Drive クライアントから管理サーバーにコンピューターの情報がアップロードされることで Passage Drive Configurator の「クライアント一覧」に同じコンピューター名のリストが2台分表示されます。(下左図参照)
表示されたコンピューター名と同じ2つのリストが、クライアントIDも同じ値であれば同一のコンピューターと判断できます。(下右図参照)
(例)[デバッグ切り替え] の操作を行う場合
・ドメイン名が入っている方の行を選択し、[デバッグ切り替え]ボタンをクリックする。
・ドメイン名が入っていない方の行を選択し、[デバッグ切り替え]ボタンをクリックする。
このように、同じコンピューターであればそれぞれに対して[デバッグ切り替え]の操作を行ってください (操作は各行に対して1回ずつ行う必要があります)。
Passage Drive クライアントを主に社外で利用し、VPN接続で社内リソースにアクセスする環境では “ドメインの情報が入っていない” 行のPCの情報が有効です。
一方、社内LANに接続して Passage Drive クライアントを使用している環境では、“ドメインの情報が入っている” 行のPCの情報が有効です。
Passage Drive クライアントの設定はどちらが有効であるか Passage Drive Configurator から判断することができませんので、両方に対して操作を行ってください。
TIPS:「アップデート」の操作をした後の Passage Drive Configurator の表示について
Passage Drive Configurator から「アップデート」を実施後、コンピューター名欄が同じだが [Passage Driveバージョン] 欄に表示されるバージョンが異なる2つのPCが「クライアント一覧」の中に表示される場合があります。(下左図参照)
2つのPCが同じコンピューター名・クライアントIDである場合、どちらか一方の行の [ Passage Drive バージョン] 欄がアップデートしたバージョンに更新されていれば、該当 Passage Drive クライアントの「アップデート」は完了していると判断して問題ありません。
Passage Drive クライアントを社外で利用している場合は、VPN接続 (ドメインに接続) してから一定時間経過後 (既定では900秒/15分) に Passage Drive クライアントの情報が管理サーバーにアップロードされると、Passage Drive Configurator の「クライアント一覧」の[ドメイン名]が何も表示されていない行の [ Passage Drive バージョン] の値が更新されます。
Passage Drive クライアントを社内LANに接続してコンピューターを起動している場合は、一定時間経過後 (既定では900秒/15分) に Passage Drive クライアントの情報が管理サーバーにアップロードされると、Passage Drive Configurator の「クライアント一覧」の [ドメイン名]にドメイン情報が入っている行の [ Passage Drive バージョン] の値が更新されます。