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Passage がインストールされた端末をイメージ展開する場合、マスターイメージの作成に伴って Passage クライアントで Sysprep (システム準備) を実行しマシンの固有情報を削除する場合があります。
その場合、必ず Passage のインストールを行ったインストールユーザー (※1) による Sysprep の実行が必要です。
インストールユーザー以外の管理者アカウント (Passage の制限が適用されるユーザー) で Sysprep を実行した場合、仮に実行ユーザーが管理者アカウントであっても Passage の各制限が適用された状態となるため、Sysprep が正しく完了しない場合があります。
また、イメージ展開の際に既定のユーザープロファイルのカスタマイズ (CopyProfile) を行っている場合、Default ユーザー(既定のプロファイル)のユーザーシェルフォルダー (デスクトップ、ドキュメントなどの場所が記録されたレジストリ情報) の情報が Passage インストール時の設定値 (※2) に書き換わる可能性があります。
そのため、Sysprep 実行の際は必ず Passage のインストールユーザーでサインインする必要があります。
Passage 環境にサインインしたユーザーがインストールユーザーであるかは、以下の点からご確認いただけます。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\YRL\FWP\Passage |
名前 | 種類 | データ |
---|---|---|
InstallData | REG_EXPAND_SZ | %COMPUTERNAME%\ユーザー名 または ドメイン名\ユーザー名 |