2017.02.15

[Unifier 5.1.0] マスターサーバーを新規構築した環境におけるAPE配布時の問題

【対象バージョン】

Unifier v.5.1.0

【事象】

Unifier v.5.1.0のマスターサーバーを新規構築した環境において、デフォルトで登録されている下記APEパッケージをUnifier クライアントへ配布した場合にパッケージ配布エラーが発生する。

【配布パッケージの表示名】
・Application Package Editor
・Application Package Editor x64

【原因】

マスターサーバーのパッケージフォルダーに存在するAPEパッケージリソースと、Unifier管理コンソールの配布パッケージ設定(レガシー管理コンソールのパッケージ設定)で当該パッケージが参照するパッケージリソース名とで不一致があるために発生しています。
そのため、Unifier v.5.1.0のマスターサーバーを新規に構築した環境においては、下記対策が必要となります。

【対策】

下記の手順をご参照いただきUnifier マスターサーバーに対してパッチを適用していただきますようお願い申し上げます。

【レガシー管理コンソールで操作する場合】
1.レガシー管理コンソールを起動します。
2.パッケージ設定のアイコンをクリックします。
3.分類一覧で「Unifier」を選択します。
4.パッケージ一覧で「COEAPE」を選択し、変更ボタンをクリックします。
5.表示バージョンを「5.0.0」から「5.1.0」に変更します。
6.パッケージリソースを「COEAPE0500」から「COEAPE0510」に変更します。
7.OKボタンをクリックします。
8.パッケージ一覧で「COEAPEX64」を選択し、変更ボタンをクリックします。
9.表示バージョンを「5.0.0」から「5.1.0」に変更します。
10.パッケージリソースを「COEAPE0500X64」から「COEAPE0510X64」に変更します。
11.OKボタンをクリックします。
12.更にOKボタンをクリックすると、パッケージ設定画面が終了します。
13.アップロードボタンをクリックします。

【Unifier管理コンソールで操作する場合】
1.Unifier管理コンソールを起動します。
2.管理ツリーで「すべてのアプリケーション」配下の「Unifier」を選択します。
3.管理ビューの「COEAPE」を選択し、コンテキストメニューで変更をクリックします。
4.バージョンを「5.0.0」から「5.1.0」に変更します。
5.パッケージリソースを「COEAPE0500」から「COEAPE0510」に変更します。
6.更新ボタンをクリックします。
7.管理ビューの「COEAPEX64」を選択し、コンテキストメニューで変更をクリックします。
8.バージョンを「5.0.0」から「5.1.0」に変更します。
9.パッケージリソースを「COEAPE0500X64」から「COEAPE0510X64」に変更します。
10.更新ボタンをクリックします。
11.エクスポートボタンをクリックします。

【アップデートインストールで設定を変更する場合】
1.Flex Work Placeサポートサイトから修正パッチをダウンロードしマスターサーバへコピーします。
  ファイル名:PatchData_P50-01.zip
2.修正パッチから「Update.exe」を右クリックし「管理者として実行」します。PatchData_P50-01\Unifier\Update.exe
3.Unifierマスターサーバアップデートプログラムが起動したら[OK]ボタンをクリックします。
4.パッチの適用はすぐ完了します。メッセージが表示されたら[Exit]を選択し画面を閉じます。
5.以降はスレーブサーバー、クライアントが再起動したタイミングで適用されます。

【確認手順】
配布パッケージCOEAPE/COEAPEX64をインストールしてもエラーにならず、正常にインストールできれば適用は完了です。

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