[Unifier Cast] FU1909 以降へのアップグレードで証明書が消える問題について

平素より、当社Flex Work Place製品をご愛顧いただきありがとうございます。

Microsoft Windows 10 バージョン 1903 以降にバージョンアップした場合、以下のような既知の問題が報告されています。


▼対象

以下のバージョンのクライアント環境にて、1903 以降にバージョンアップした場合
　Windows 10 バージョン 1809（OS ビルド 17763.1457 以降）
　Windows 10 バージョン 1903（OS ビルド 18362.1110 以降）
　Windows 10 バージョン 1909（OS ビルド 18363.1110 以降）
　Windows 10 バージョン 2004（OS ビルド 19041.508 以降）


▼事象

Windows Update や Windows 10 のダウンロードサイトからアップグレードした場合は、本事象は発生しません。
それ以外の方法（WSUS や Microsoft Update カタログサイトなどからのダウンロードなど）で入手した以下の Feature Update (FU)をダウンロードし適用すると、証明書が消えることがあります。
CastMakerで作成したFeature Updateのパッケージは、この条件に合致します。
　FU1903
　FU1909
　FU2004
　FU2009 (20H2)


▼対策

Microsoft社にて上記の問題が修正され、修正された FU パッケージをご提供できるようになりましたら、あらためてこちらにてご案内します。
それまでは、FU の適用はお控えください。
すでに FU を適用してしまった場合は、インストールしてから10日以内にロールバックをお願いします。


▼参考情報

Windows 10, version 20H2 and Windows Server, version 20H2 | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-information/status-windows-10-20h2#1513msgdesc（外部サイト）

Windows 10, version 2004 and Windows Server, version 2004 | Microsoft Docs
https://docs.microsoft.com/en-us/windows/release-information/status-windows-10-2004（外部サイト）

▼2020/11/26 追記

上記事象が改善された Feature Update が Microsoft社より 2020/11/9 に配信されました。
この Feature Update を CastMaker でパッケージ作成し適用しても、証明書が消えないことを確認しました。
CastMakerをご利用のお客さまにおかれましては、CastMaker を起動し、[ファイル] ＞ [インターネットから最新情報をダウンロード] を実行の上、リリース日欄が『2020/11/09』以降の Feature Update をご利用ください。
2020/11/09 より以前のものはご利用をお控えください。

なお、2020年12月以降、リリース日欄が『2020/11/09』より以前の Feature Update を CastMaker に表示しないように変更する予定です。

▼2020/12/3 追記

本日、Windows 10 バージョン1909／2004／20H2(2009) の Feature Update は、2020/11/9以降にリリースしたもののみ CastMaker に表示されるように変更しました。