2022.01.20

[Unifier Cast] Unifier Cast v5.9.2でパッケージの配布に失敗することがある件について

平素より、当社Flex Work Place製品をご愛顧いただきありがとうございます。

当社Flex Work Place Unifier Castのパッケージ配布動作において、以下のような既知の事象を確認しています。

事象
Unifier v5.9.2環境でパッケージを配布した際に、パッケージのダウンロードができず配布に失敗する場合があります。

原因
Unifier管理コンソールで「Cast配布対象制限」に不正な値が反映されてしまう場合があることが判明いたしました。
Unifier v5.9.2でCast配布対象のチェックをより厳格にしており、その影響で問題が顕在化いたしました。

暫定対処
「Cast配布対象制限」に設定されている不正な値を修正するワークアラウンドをFWPユーザーポータルで公開しております。
パッチを以下の手順でダウンロードして適用をお願いいたします。

■Unifierをご契約のお客さま
 Flex Work Place ユーザーポータル にログインし、以下よりパッチをダウンロードできます。
 [メディア・マニュアル] ⇒ [ダウンロード] ⇒ [Unifier] ⇒ [最新版ツール]⇒「CastIPConfRest.zip」

<手順>

  1. Unifier管理コンソールを開いている場合は閉じておきます。
  2. ダウンロードしたzipをマスターサーバー上で解凍します。
  3. 解凍した「CastIPConfReset.exe」を管理者権限で実行します。
  4. Unifier管理コンソールを開き、「設定」をクリックします。
    Unifierシステム設定画面の「Cast配布対象制限」タブを開いてください。
  5. 以下の画像のように「*.*.*.*」が配布許可のIP範囲として設定されていることをご確認ください。
    ※事前にIPアドレスによる配布制限設定を行っている場合は、「*.*.*.*」は設定されません。
     お客さまが設定した元々の値が残っていることをご確認ください。
「CastIPConfReset.exe」を実行した後で設定される表示(何も設定されていない場合に赤枠の設定値が登録される)

恒久対処
次期バージョンにて恒久対処を実施する予定です。

過去のお知らせ