対象バージョン
Passage Drive v.1.5.3
概要
Passage Drive v.1.5.3 の環境において、同期ドライブの種類が 仮想ディスク揮発モード、RAMディスク、ローカルHDDを指定してインストールしているPCの設定が仮想ディスク不揮発モードに変更される不具合を確認しています。
本事象は、Passage Drive v.1.5.3 以前のバージョンでは発生していないことを確認しています。
事象発生条件
・管理サーバー利用環境
A:同期ドライブの種類が “仮想ディスク(揮発)”に設定しているグループにおいて、以下の操作を行うことで発生します。
パターン1:[システム設定]で “保存” ボタンをクリックします。
パターン2:[セットアップ設定]の以下の設定を変更する操作を行います。
- ワークスペースの指定方法
- ワークスペース名
- 同期ドライブ
- ドライブサイズ
- B:同期ドライブの種類が “RAMディスク” に設定しているグループにおいて、同期ドライブの種類を “仮想ディスク(揮発)“に変更する操作を行うことで発生します。
- C:同期ドライブの種類が “ローカルHDD” に設定しているグループにおいて、同期ドライブの種類を “仮想ディスク(揮発)“に変更する操作を行うことで発生します。
・スタンドアロン環境
- A:同期ドライブの種類が “仮想ディスク(揮発)” に設定しているクライアントで、設定変更を反映する操作を行うことで発生します。
- B:同期ドライブの種類が “RAMディスク” に設定しているクライアントで、同期ドライブを “仮想ディスク(揮発)”に設定変更する操作をすることで発生します。
- C:同期ドライブの種類が “ローカルHDD” に設定しているクライアントで、同期ドライブを “仮想ディスク(揮発)”に設定変更する操作をすることで発生します。
暫定対応
暫定対応として以下の (1)、(2) のいずれかをご検討ください。
(1) Passage Drive v.1.5.2 を利用する
Flex Work Place ユーザーポータル の [旧版インストーラー] → [旧版マニュアル] から、メディア・マニュアルなどをダウンロードしてご利用ください。
旧バージョンへのダウングレードには対応していません。その場合には、再インストールをお願いします。
(2) 修正バージョンがリリースされるまで設定変更に関する操作を行わない
管理サーバーありの環境では上記の発生条件に記載されている操作を実施しないでください。
スタンドアロン環境ではインストール後は設定変更をクライアントに反映する操作を実施しないでください。
恒久対応について
Passage Drive v.1.5.3 以降のバージョンで改修する予定です。
大変ご迷惑をお掛けしますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。