2025.04.30

Flex Work Place Passage Drive v1.5.4.0 リリースのお知らせ

2025 年 4 月 30 日 (水) に Flex Work Place Passage Drive v1.5.4.0 をリリースしました。

このバージョンを導入するにあたり事前にご確認いただきたい点がありますので、リリースノートに記載されている制限事項をご参照のうえ、ご導入くださいますようお願いいたします。

主な機能拡張と改善内容

1)コマンドライン引数機能の実装
  Setup.exe 単体でのサイレントインストールおよびパラメーター設定を可能とするコマンドライン引数の
  機能を実装しました。

2)新オンラインアップデート機能の実装
  Flex Work Place ユーザーポータルを利用する新しいオンラインアップデート機能を実装しました。
  従来のオンラインアップデート機能は、弊社が運用するインターネット上のサーバーから強制的に
  最新バージョンをダウンロードして、アップデートするものでした。
  本バージョンで実装した本機能を用いると、Flex Work Place ユーザーポータルから、企業管理者がアップデートする
  対象の PC(管理グループ)とアップデートで適用するバージョンが指定可能となります。
  また、本機能はシステム設定(settings.ini)の更新も対象となり、こちらもFlex Work Place ユーザーポータルから、
  対象の PC(管理グループ)に対するシステム設定の一括更新が可能となります。
  ただし、本機能を用いた Passage Drive のアップデートは、次バージョン(v1.5.4.0 の次のバージョン)の
  リリース以降に可能となります。
  当面は Flex Work Place ユーザーポータルから、システム設定を一括更新するための機能としてご利用頂けます。

3)ETW ログ機能の実装
  Event Tracing for Windows(ETW)の形式でログを出力する機能を実装しました。
  ETW ログはアプリケーションによって発生するイベントをトレースして、ログ情報を出力する機能で、
  従来のテキスト形式のログよりも詳細なトラブル対応が可能となります。

ダウンロード

Flex Work Place ユーザーポータル (https://www.flexwp.yrl.com/) へサインインしていただき、[メディア・マニュアル]→[ダウンロード]→規約へ同意のうえ、[規約に同意して次へ]をクリックすることで、ダウンロードページへアクセスできます。

※ダウンロードサイトでは、併せて Passage Drive for Box のダウンロードも可能です。

バージョンアップの手順

■管理サーバーを導入済みの場合
 マネジメントフォルダーを利用したアップデートを実施ください。
 詳細は『 Passage Drive 導入運用ガイド 管理サーバー編 』をご確認ください。

■管理サーバーがない場合
 以下のいずれかのアップデート方法でアップデートを実施ください。

  1. オンラインアップデート
    スタンドアロン環境の場合は既定ではオンラインアップデートとなります。
    詳細は『 Passage Drive 導入運用ガイド スタンドアロン編 』-『 第3章 バージョンアップ 』-『 オンラインアップデートについて 』をご参照の上、アップデートを実施ください。

    ※ オンラインアップデートは、2025 年 5 月 14 日からご利用いただけます。

  2. マニュアル記載の手動アップデート
    手動アップデート用のファイルセットを作成して実行する場合、『 Passage Drive 導入運用ガイド スタンドアロン編 』-『 第3章 バージョンアップ 』-『 手動アップデート 』をご参照の上、アップデートを実施ください。

新しいバージョンの適用について

Flex Work Place Passage Drive は、PC環境への依存度が高いソフトウエアです。
当社でも十分なテストは行っていますが、新しいバージョンをご利用いただく際には、事前にお客さまの環境で動作をご確認いただいてから展開いただきますようお願いします。

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