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快適なテレワーク・リモートワーク環境とは
〜セキュリティーとコストのバランスが取れたテレワーク環境を考える〜

作成日:2022/03/18

コロナ禍で判明したテレワーク環境の課題

新型コロナウイルスの感染拡大で、なかなか進まなかったテレワークが緊急避難的に一気に進みました。
大企業では、以前から運用していたVDIやリモートデスクトップを使ってテレワーク対応を行ったところも少なくなかったようですが、全社規模で使うことを想定していたわけではなかったこともあり、トラブルが多く発生しました。

その一つが、Microsoft Teams や Zoom といった Webミーティングです。
VDI やリモートデスクトップの環境で Webミーティングを行うと、ビデオ画像が途切れる、音声がぶつ切れになり、会議にならないという声がよく聞かれました。

VDI、リモートデスクトップとWebミーティングは相性が悪い

VDIではサーバー上の仮想環境で動作する仮想PCを、リモートデスクトップでは会社にあるPCを、それぞれネットワーク経由で画面表示を手元のPCに転送して表示し、キーボードやマウスなどの操作をネットワークの先のPCに転送という仕組みになっています。
それぞれ動作する (仮想を含む) PCやデータは、セキュリティーの高いネットワークの内側にあり外部にデータを出さないため、高いセキュリティーが確保されています。

このセキュリティーを守る仕組みの一つである“画面転送“というのが、ネットワークに負荷をかける原因となります。
多くのVDIやリモートデスクトップツールでは、ネットワーク負荷を軽減するために、画面の変化があったところだけを転送して、データの転送量を減らすといった工夫をしているのですが、Webミーティングのビデオ画面のように画面が常に変化するようなものが表示されると、それだけデータ転送量が増えて、表示がカクカクになってしまうのです。(同様にVDI、リモートデスクトップは動画再生も苦手です)

Web会議中心のテレワーク。相性が悪いVDI

サーバーにコストがかかるVDI、PCが2台必要なリモートデスクトップ

さらに、VDIやリモートデスクトップはコストがかかるという難点もあります。
VDIであれば仮想PCを動かす仮想化基盤と呼ばれる大規模なサーバーが必要です。

この仮想化基盤サーバーで、ユーザー数の分だけ仮想PCを動作させるのですから、メモリやディスクも大量に必要です。
さらに輪をかけて、サーバー用のメモリやディスクは高い信頼性の代わりに高価ですので、価格性能比で見るとVDIのほうがコスパが悪くなっています。
さらにユーザーがVDIにアクセスするためのクライアントPCも必要となり、余計にコストがかかります。

リモートデスクトップは普通のPCを使うため、VDIほどのコストはかかりませんが、社内のPCのほか、VDI同様にアクセス用のクライアントPCの2台が必要となるため、少なくともPC2台分のコストがかかります。
もちろんセキュリティーも大切ですが、かといってかけられるコストにも限界があります。良い解決方法はないのでしょうか。

このようなお悩みを解決するのが、横河レンタ・リースの Flex Work Place Passage Drive で提供する データレスPC™ 環境です。

目の前のPCの性能を生かさない手はない

先ほども触れたとおり、VDIやリモートデスクトップには、アクセス用のクライアントPC (ローカルPC) が必要です。
ご存じのとおり、今のPCの性能はとても良いので、これらのアクセス用クライアントとしては過剰な性能、いわゆる「 オーバースペック 」になりがちです。

リモートワーク、テレワークで課題となっているのはセキュリティー、特にデータの漏えい問題です。
先ほど述べたとおり、VDIやリモートデスクトップは「 外にデータを出さない 」ことでセキュリティーを確保しています。
これと同等になれば、セキュリティーを確保して、安全なテレワーク環境ができるわけです。

外部へのデータ漏えいを防ぎつつ、アプリは性能の良いローカルPCで使えば、セキュリティーとコストが両立できそうです。
それを実現したのが データレスPC™ です。

セキュリティーとパフォーマンス両立できるデータレスPC

データレスPC は、その名のとおりデータをPC内に保存しないことで高いセキュリティーを確保しています。
横河レンタ・リースの提供する Flex Work Place Passage Drive (以下、Passage Drive) では Microsoft の OneDrive を活用して、この データレスPC を実現しています。

では、具体的にどのような仕組みか見てみましょう。
データレスPC では、一見するとローカルのディスクにデータがあるように見えるのですが、データを使っていないとき、そのファイルの実体は OneDrive 上にだけ保存されています。

アプリからデータを開くと自動的に OneDrive からデータをダウンロードし、アプリで作業した後データを閉じると、ローカルPCのディスクには保存せず、元のとおり OneDrive だけに保存します。
つまりデータレス状態が保たれるわけです。
このとき、ユーザーはデータの場所を意識する必要はありません。
使い慣れたPCの操作で使うことができます。

もちろんWebミーティングは直接ローカルPC上のアプリで行うことができますので、ビデオも音声もスムーズにやりとりすることができます。

VDIと何が違うのか?

データレスPC は、OneDrive 環境があれば、Passage Drive のエージェントソフトを入れるだけで月額500円/ユーザーで利用可能です。

このように、比較的安いコストで、ローカルPCの性能を最大限活かしつつ、安全にデータを扱うことができる データレスPC。
テレワーク・リモートワークのPC環境として検討してみてはいかがでしょうか。

関連製品のご紹介

Passage Drive
データレスPC™ / クラウド版 詳しくはこちら 資料ダウンロード

監修

五十嵐 猛雄(横河レンタ・リース株式会社 ソフトウェア&サービス事業部 FWP課長)

五十嵐 猛雄(横河レンタ・リース株式会社 ソフトウェア&サービス事業部 FWP課長)

長年に渡り、ITインフラ、ソフトウエアの提案活動を行う。
現在は Flex Work Place シリーズのプロダクトチームのマネージャーとして
製品の企画・開発・プリセールス活動などに従事している。

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