対象バージョン
すべてのバージョン
管理コンソールから設定した内容はXMLファイルに保存されますが、この設定内容を記載したXMLファイルがまれに破損することがあります。
XMLファイルが破損する現象の詳しい原因は判明しておりませんが、過去の事例で以下のような場合に発生することを確認しています。
Unifier サーバーがXMLファイルを更新している状態で再起動/シャットダウン/意図せず電源が落ちた場合
XMLファイルが破損した場合は、以下の事象が発生する恐れがあります。
1.Unifier マスターサーバー配下のクライアントで配布ができない
2.Unifier スレーブサーバー配下のクライアントで配布ができない
3.Unifier スレーブサーバーでパッケージ同期ができない
4.サーバーの特定のXMLファイルが更新されない
5.クライアントの特定のXMLファイルが更新されない
※UnifierサーバーでXMLファイルの破損が考えられる場合、本ツールにより破損しているXMLファイルを特定することが可能になります。
※本ツールはあくまでXMLの破損をチェックするだけのツールとなります。
XMLファイルの破損に備えてサーバーの設定ファイルのバックアップを検討している場合は、下記FAQも合わせてご参照ください。
ダウンロード
XMLファイルの破損チェック手順
1.上記ツールをダウンロード・解凍し、「coexmlchk.vbs」を Unifierマスターサーバー/Unifierスレーブサーバー上にコピーします。
2.「coexmlchk.vbs」をダブルクリックで実行します。
3.「OK」ボタンをクリックします。
4.XMLファイルの状態で表示するメッセージが異なります。
【XMLファイルが破損していない場合】
確認した全てのXMLファイルが破損していないことを確認して「OK」のメッセージを表示しますので、「OK」ボタンをクリックして本ツールを終了します。
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Check : OK
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【XMLファイルが破損している場合】
破損を確認されたXMLファイル(フルパス)を表示しますので、ファイル情報を確認して「OK」ボタンをクリックします。
複数のXMLファイルで破損が確認された場合は、ファイル数分だけメッセージの表示を繰り返します。
全てのXMLファイルの情報の表示が完了しましたら「OK」ボタンをクリックして本ツールを終了します。
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Check : NG XML破損(C:\Program Files\DotCOE\0200\CONFIG\COETRAN.XML)
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5.チェック結果は「%PROOT%\0200\TMP\coexmlchk.log」から確認可能です。
ツールを実行して表示されたメッセージの内容はログファイルに出力されます。
実行したサーバーの下記パスにアクセスし結果をご確認ください。
%PROOT%\0200\TMP\coexmlchk.log