Device as a Service. Cotoka for PC 導入事例

PC運用管理サービスの採用により
課題だった導入リードタイムが半分以下に。
充実のサポート体制で安心感もアップ

カヤバ株式会社さま

導入サービス:Cotoka for PC

総合油圧機器メーカーとして四輪・二輪車用ショックアブソーバや建設機械・産業機械向け油圧機器、鉄道用ダンパ、建築物用の免震・制振装置などを提供するカヤバ株式会社さま(以下、カヤバ)。PC運用に課題を抱えていたデジタル変革本部は、横河レンタ・リースの「Cotoka for PC」を導入しました。これにより、導入リードタイムの大幅な短縮を実現するとともに、さまざまな課題解決にも貢献。また今後のビジョンとして、ゼロタッチキッティングによるさらなる効率化も目指しています。

評価ポイント

  • 01

    PCの導入リードタイムの
    大幅な短縮を実現

  • 02

    在庫管理の適正化で
    全体コストの削減に寄与

  • 03

    今後のゼロタッチキッティング
    実現を後押し

お話を聞いた方

  • カヤバ株式会社

    デジタル変革本部 DX基盤統制部
    松山 憧哉 氏

カヤバ株式会社さま Cotoka for PC 導入事例 インタビュー動画


従来の調達方法にはさまざまな課題が

 萱場発明研究所として1919年に創業したカヤバは、油圧技術を核とした振動制御・パワー制御技術を強みとする総合油圧機器メーカーです。四輪・二輪車用ショックアブソーバをはじめとする幅広い製品・システムを提供することで、「安全かつ快適な社会の実現」に貢献しています。
 独立系メーカーとしてグローバルに事業展開するカヤバにおいて、全社のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する社内の中核組織となるのがデジタル変革本部です。同本部は、業務システムやIT基盤の整備・高度化を通じて全社の生産性向上を支えるとともに、従業員が日常的に利用するPCなどのIT環境の導入・支援も担当。「デジタル技術を活用した業務変革や価値創出に取り組んでいるほか、セキュリティーの強化などにも力を入れています」と、デジタル変革本部 DX基盤統制部の松山 憧哉氏は説明します。
 一方で、社内PCの運用・管理において課題となっていたのが「導入リードタイムの長期化」と「業務負荷の集中」でした。全社のPC運用を担当する松山氏によれば、カヤバでは従業員のPCをデジタル変革本部が一括調達し、標準仕様で効率的に維持・管理する「集中購買」を採用していますが、従来の調達方法で選べたのは「一括納品のみ」だったそうです。そのため、従来の調達方法では発注から納品までに平均約3カ月を要してしまい、「社内調整や仕様検討に十分な時間を確保しづらい」という問題がありました。さらに、その結果として松山氏を含むPC運用の担当者は「毎年のように特定の時期に業務が集中し、その時期は余裕を持った対応が難しい」という状況に陥っていたそうです。
 これに加えて、PCの購入タイミングも限定されてしまうことから、不具合発生時の代替機などに利用される予備機も必要以上に調達。これにより、結局は「在庫化してしまうケースがありました」と補足します。

カヤバ株式会社
デジタル変革本部 DX基盤統制部
松山 憧哉 氏

導入にかかる時間が半年から2カ月に大幅短縮

 このような背景から、カヤバは2025年度のPCリプレースに当たり、これらの課題を解決できるような別の調達方法を検討。そこで選択肢の1つに挙がったのが、PCの調達から運用管理、保守サポートまでをまとめて提供する横河レンタ・リースのPC運用管理サービス「Cotoka for PC」でした。
 2025年春にまずは岐阜南工場でCotoka for PC をPoCとして試験的に導入。ここで、現実的に「導入リードタイムを大幅に短縮できる」という手応えを得るとともに、先出しセンドバックをベースとした保守対応などのメリットも実感したそうです。そして「これなら現状の課題を解決できる」と判断し、2025年度分として約900台のノートPCをCotoka for PCで導入しました。
 「PCの発注から社内展開までのプロセスで比較すると、昨年まではそのプロセスが完了するまでに半年程度の時間を要していました。しかし、Cotoka for PCはPCの『分納』に対応するだけでなく、発注から納品までを最短3日で対応。これにより、プロセス完了までの期間を約2カ月に短縮できました。削減できた時間を別の業務に充てられるようになった点は、非常に大きな改善ポイントです」(松山氏)

契約管理だけでPCライフサイクルが自動で回る

PCの分納対応やサポート体制などがポイント

 松山氏がCotoka for PCのメリットとしてまず挙げるのは、やはり「分納」に対応している点です。例えば、すべてのPCが一括納品される従来の調達方法では、納期だけでなく、数百台規模のPCを一時的に保管しておく手間やコストなども無視できない問題でした。しかし、Cotoka for PCを導入した2025年度は、1日に50台ずつ分納してもらうように依頼。これにより一時保管することなく、届いたその日にキッティング作業などを済ませて各従業員に配布できるようになりました。
 また、従業員が一時的に増えるようなケースでも、Cotoka for PCであれば必要な台数を必要なタイミングで追加導入できるため、確保しておく在庫数の適正化も可能になりました。結果として「全体費用の削減にもつながっています」と松山氏は付け加えます。保守対応に関しても、従来は故障時のための代替機を10台程度確保していたそうですが、Cotoka for PCでは先出しセンドバックですぐに新しいPCが発送されるので、現在は各拠点に1台ずつ代替機を確保するのみ。「効率化を実現しながら、代替機確保のサイクルをきちんと回すことができます。この違いは大きいです」と松山氏は高く評価します。
 そのほか、Cotoka for PCのサポート体制も注目ポイントに挙げます。例えば「Teamsの音声が入らない」などの不具合が広範囲に発生した場合には、情報共有することでCotoka for PCのサポートチームが「他社に同様の事例が起きているか」を並行してメーカーに確認。何かあったときに頼れる先があるという意味でも、松山氏は「安心感がまったく違います」と話してくれました。

ゼロタッチキッティングでさらなる効率化を

 今後のビジョンとしてカヤバが目指しているのが「Windows Autopilotを活用したゼロタッチキッティングへの移行」です。Cotoka for PCでは、ゼロタッチキッティングに不可欠な「ハードウエアIDの登録」などにも対応。これらの点も踏まえて、「最終的にはPCが従業員のもとへ直接届き、セットアップも自動で完了するような運用を目指しています。これにより、さらなる効率化や業務負荷の軽減につなげていきたいですね」と、松山氏は将来のイメージを語ってくれました。
 また、2025年度はノートPCのみの導入でしたが、社内ではデスクトップPCや高性能PCも使用していることから、将来的には複数機種の導入なども視野に入れています。「当社のIT環境全体を見据えて、横河レンタ・リースには今後も幅広くサポートいただけると大変有り難いです」と期待を寄せました。

会社情報

名称 カヤバ株式会社
所在地 東京都港区浜松町二丁目4番1号世界貿易センタービルディング 南館28階
資本金 276億4760万円(2025年3月31日現在)
従業員数 1万2951名(2024年度・連結)
URL https://www.kyb.co.jp/

※本事例は2026年4月に作成したものです。本事例中に記載の肩書きや数値、固有名詞などは初掲載当時のものであり、閲覧される時点では変更されている可能性があることをご了承ください。

  • ・記載の会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
  • ・Cotoka™、データレスPC™、Flex Work Place (Passage、Passage Drive、Unifier Cast、AppSelf)、Simplit Manager™は、横河レンタ・リース株式会社の商標または登録商標です。
  • ・記載事項は変更になる場合があります。
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