お役立ちコラム VR・AR・MRって?その特徴や活用方法をご紹介!
作成日:2019/12/13
VR・AR・MRって?その特徴や活用方法をご紹介!
最近、よく耳にするVR、またスマートフォンのゲームアプリで広まったAR、そして最新サービスで注目を集めるMR。
本ページではあらためてそれらの特徴と、後半では代表してVRの活用方法を、それぞれ簡単にまとめましたのでぜひご覧ください。
1)VRとは
VRとは、「Virtual Reality(バーチャル リアリティー)」の略称で「仮想現実」とも訳され、映像の世界(仮想現実)に自分が実際に入り込んだかのような体験ができる技術です。
VR用のゴーグルを使えば、コンピュータグラフィックス(CG)や360°カメラで撮られた全周囲画像をもとに、左を見れば左の景色が、右を見れば右側の景色が見える、そんな映像体験もすることができます。
VRの発祥は1930年代とも言われていますが、2016年がVR元年ともいわれるほど各社から多くのコンテンツがリリースされ、今も発展を続けています。
2)ARとは
次にARとは、「Augmented Reality(オーグメンテッド リアリティー)」の略称で「拡張現実」と訳され現実世界にCGなどで作るデジタル情報を投影し体感できるようになる技術です。
特に、スマートフォンやタブレット端末などを使ってCGを現実世界に投影することができるため、CGキャラクターを用いたスマートフォンのゲームアプリでよく活用されています。
スマートフォンの画面に現実の風景とキャラクターが同時に投影され、あたかも現実にゲームのキャラクターがいるかのような体験ができます。
3)MRとは
最後にMRとは、「Mixed Reality(ミックスド リアリティー)」の略称で「複合現実」と訳されます。
MRは専用のゴーグルを装着して、CGを現実世界に映し出すことができます。
その点ではARとも似ていますが、MRはゴーグルを装着した状態で両手を自由に動かしながらCGを体験できます。
また、同じMR空間を複数人で同時に体験することができます。この技術によりたとえば、離れた場所にいるスタッフ同士でテレビ会議のような意見交換も可能になります。
また最近では3Dデータを実寸大で仮想空間に表示する技術も登場し、製造業や建設・建築業などから注目を集めています。
VRが企業で活用される注目トレンドの代表に以下の3つがあげられます
- お客さまに製品を体感いただくための新しい方法を提供できます!
たとえば、魅力的な製品を体感していただくことで期待とのミスマッチを減らすことや、より迅速に購入の決定へと導くことも可能になります。 - トレーニングやシミュレーションへの投資を最適化できます!
たとえば、重要なオペレーションに関してVRの活用がよりリアルな優れたトレーニングを定期的に体験することを可能にし、ミス予防に貢献することができます。 - 設計から生産までのサイクルを短縮できます!
たとえば、図面のみのときとくらべ、より高品質な設計デザインを活用することが可能になり、より良い検証から迅速な決定にまで貢献することができます。
VRの活用方法を対応ソリューションも踏まえてご紹介
このようなVRをより体感/活用いただくため、株式会社日本HPでは軽量でハイパフォーマンスを発揮、さらに管理性にも優れたバックパック型のVR対応ワークステーション「HP VR Backpack G2」を提供しています。
従来のVR対応製品の多くは、高重量で発熱量も多く長時間の利用に不向きなものや、ケーブルでつながれた状況のため、動きの範囲を制限してしまうものも多くありました。
それに対し、HP VR Backpack G2は軽量でありながら強じんで、決められた空間の中を自由に動くことができます。
その結果、他の設計者やエンジニアとも制限のないコラボレーション作業が可能になります。
今回ご紹介したHP VR Backpack G2の製品概要はこちらに掲載しています。
ワークステーション ウェアラブルMRに対応する製品としてMicrosoft HoloLensがあります。
本製品に関してのご案内はこちらに掲載しております。ご興味ございましたらあわせてご確認ください。