リースとレンタルと購入の違い
「レンタル」「リース」。どちらも「賃貸」という意味では同じですが、そのシステムは大きく異なるのをご存知でしょうか?ここでは「レンタル」「リース」「購入」の特徴や違いについて簡単にご紹介します。
【1】<Q&A>リース・レンタル・購入の違い
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『リース』や『レンタル』は自由に期間を設定できるのでしょうか?
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リースの場合は、税務基準(法人税法)において適正リース期間が定められています。
仮にPCをリースした場合には、2年以上が適正リース期間となります。(注1)
レンタルの場合は、自由に期間設定を行うことが可能です。中途解約や延長もできるので使用期間が不確定な場合や陳腐化が心配なPCなどには最適な調達方法です。
また、最近は2年以上の長期間のレンタルも、リースと比べても遜色ない金額で利用いただけます。
(注1)法定耐用年数と適正リース期間
法定耐用年数が10年未満 ・・・ 法定耐用年数 × 70%以上(端数切捨)
法定耐用年数が10年以上 ・・・ 法定耐用年数 × 60%以上(端数切捨)
例)PC 法定耐用年数 :4年 4年×70%=2.8年(端数切捨) → 適正リース期間 2年以上
サーバー 法定耐用年数 :5年 5年×70%=3.5年(端数切捨) → 適正リース期間 3年以上
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『リース』『購入』『レンタル』で保守サービスの差はあるのでしょうか?
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リース・購入の場合は、メーカー標準保守は含まれていますが、都度修理を依頼する必要があります。
レンタルの場合は、故障の内容などをレンタル会社が判断し、代替品のご提供やオンサイト修理をお客さまにかわって手配します。 また、お客さまの希望により、メーカーオプション保守を付随させることも可能です。
(詳細はお問い合わせください)- 契約物件によっては保守サービスできないこともございます。
- レンタルの保守内容はレンタル会社により異なります。
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『リース』や『レンタル』を中途解約する場合どの様な処理が必要になりますか?
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リース契約を中途解約する場合には、解約金として残リース料を支払わなければなりません。
レンタル契約を中途解約する場合には、残レンタル料ではなく、レンタル開始から解約時までの期間での設定料金と今までの支払額の差額を精算金として支払えば解約することができます。(注2)
(注2)解約金と精算金の違い

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物件の廃棄(返却)について『購入』『リース』『レンタル』での違いはありますか?
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購入の場合は、お客さまでの廃棄処理となります。
廃棄処理は廃棄物処理法によりその処分が厳しく規程されているため色々な手間と費用が発生します。
リース、レンタルの場合には、リース会社・レンタル会社に返却するだけなので、これらの手間を省くことが可能となります。
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【2】リース・レンタル・購入の比較
項目 | レンタル | リース | 購入 |
---|---|---|---|
契約(償却)期間 | 任意で設定可能 | 使用可能期間(法定耐用 年数など)の70%以上 |
使用可能期間 (法定耐用年数など) |
解約 | 可能 | 不可(残リース料支払) | - |
対象物件 | 汎用性のあるもの | 任意 | 任意 |
固定資産税・ 動産保険 |
レンタル会社負担 | リース会社負担 | ユーザー負担 |
保守・修理・ 除却費用 |
レンタル会社負担 | ユーザー負担 | ユーザー負担 |
陳腐化対応 | 可能 | 不可 (陳腐化対応時に残債を負担するため) |
不可 |
資金面 | 平準化可能 | 平準化可能 | 導入時に全額 |
会計処理 (日本基準)・ 法人税 |
オフバランス (経費処理) |
オンバランス (資産計上) |
オンバランス (資産計上) |
レンタル料には保守サービスが含まれていますので万一の時も安心。面倒な機器管理やメンテナンスもレンタル会社が対応しますので、お客さまは本来の業務に専念いただけます。
効率的な設備環境の運用には「レンタル」や「リース」など を上手に使い分けることが重要です。 当社では、お客さまに最も適した設備調達方法を コンサルティングしていますのでぜひお気軽にご相談ください。
リース?レンタル?購入?適正簡易診断
【3】よくわかるレンタル
マンガで見る「レンタルで業務改善」

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