Office 365 にサインインできない場合の対応方法

2018年09月03日

Office 365 にサインインできない場合の対応方法 Office 365 にサインインできない場合の対応方法と手順をご案内します

Office 365 の初期パスワードが不明な場合

Office 365 を使い始める際にID、パスワードが不明な場合について
ご契約担当者様へ、初回サインインに必要な「サービス開通案内」をご契約時に送付しております。
「サービス開通案内」に記載のID、パスワードと一致することを確認しても、サインインできない場合は以下をご確認下さい。

Office 365 管理者がサインインできない場合の確認事項

確認事項

1. 現象の再現状況

その時点での現象の再現性を確認します。
現象が一時的なもので既に解消している場合は、切り分け、または調査が非常に難しいものになることが予想されます。
また継続して発生している場合は最初に問題が確認された時間をご確認ください。
発生が確認出来る場合は事象の状態、エラー メッセージが確認出来るスクリーンショットを採取します。

2. 現象の発生範囲

現象の発生範囲について
すべてのユーザーで発生しているのか、一部のユーザーのみで発生しているのか、など発生範囲を確認します。
例えば設定変更を行ったユーザーのみで発生している場合、その設定変更が原因となっている可能性があります。

3. 現象の発生環境

現象の発生を報告しているユーザーが特定のブラウザ、OSをお使いの場合、それ以外のブラウザやOSでの動作を確認します。
また、ブラウザに依存した問題の可能性が高い場合には最新のバージョンで改善するかどうか確認します。
また、可能であれば事象が起きているユーザーが事象の発生していない別のコンピューターからサインインを行った場合の再現性も確認します。

[共通] Office 365 ユーザー / Office 365 管理者がサインインできない場合の確認事項

確認事項

1. 接続に使用するURLの確認

Office 365 ポータルへサインインを行う際のURLに他のユーザーのサインイン情報などの不正な値が含まれている場合にエラーメッセージが表示されサインインできない場合があります。
特定ユーザーがサインインした状況で作成した [お気に入り] などを使用している場合や検索エンジンから Office 365 のサインインページを参照している場合に発生することが確認されています。その場合以下のような正式な形式のURLをブラウザに直接入力することで正常にサインイン可能かどうか確認ください。

リンク:Office 365 サインイン ページ
(右クリックしてリンクのURLをコピーし、URLが https://www.office.com/ であることをご確認ください)

2. シンプルなブラウザ構成での動作確認

web ブラウザのキャッシュのクリア、およびプライベートブラウジングでアクセスを試みた場合の再現性を確認します。ここで解消する場合にはブラウザが保持している一時的なデータに問題がある可能性が考えられます。

[手順]
・Internet Explorer の場合
Internet Explorer のキャッシュをクリアする方法
1. Internet Explorer を起動します。
2. [ツール] - [インターネットオプション] の順にクリックします。
3. [全般] タブ内の「閲覧の履歴」内の [削除] ボタンをクリックします。
4.閲覧の履歴の削除ウィンドウの一番上にある [お気に入り web サイトデータを保持する] のチェックを外します。
5. その他のチェックボックスのチェックを全てチェックし、[削除] ボタンをクリックします。
6. [ok] をクリックし、一度起動されているブラウザを全て閉じます。

ブラウザのプライベートブラウズを利用する方法
Internet Explorer の Inprivate ブラウズ、Mozilla Firefox の プライベートブラウジング、Google Chrome プライベートブラウジングを利用する方法については、各ブラウザの提供元へご確認をお願いします。

3. Internet Explorer のリセット

Internet Explorer の設定に問題がある場合、リセットを行うことで回避する場合があります。
※ Internet Explorer を初期化されますと、様々な設定が既定の設定に戻ります。
初期化を行う前に現在の設定等をご確認ください。

[手順]
1. Internet Explorer メニューバーにて [ツール] - [インターネット オプション] をクリックします。
2. [詳細設定] タブで [Internet Explorer の設定をリセット] 内の [リセット] をクリックします。
3. [Internet Explorer の設定をすべてリセットしますか?] と表示されますので [個人設定を削除する] にチェックを入れて [リセット] をクリックします。
4. リセットが完了いたしましたら、[閉じる] のボタンをクリックします。
5. Internet Explorer を再起動します。
※ コンピューターの再起動を求めるメッセージが表示された場合は、コンピューターを再起動します。

4. 信頼済みサイトへの登録

Office 365 が使用するサイトを信頼済みサイトに登録した後、サインイン問題が改善するか確認します。
以下は Internet Explorer での設定例です。

[手順]
1. Internet Explorer メニューバーにて [ツール] - [インターネット オプション] をクリックします。
2. [セキュリティ] タブで [信頼済みサイト] を選択して[サイト] をクリックします。
3. 以下のURLを入力し、入力ごとに [追加] をクリックします。
https://*.microsoftonline.com
https://*.sharepoint.com
https://*.outlook.com
https://*.lync.com

上記のURLを追加しても回避しない場合は、以下のwebサイトにて公開されている他のURLについても追加して回避するかどうかご確認ください。
リンク:Office 365 URL および IP アドレス範囲

5. プロキシサーバーの影響

プロキシサーバーなどによりネットワークに制限が加えられている場合、携帯端末のテザリングを使用したネットワークなど、別ネットワークに接続したクライアントでの動作を確認いただくと同時に Internet Explorer ブラウザから以下の設定をおこなっていただくことで、事象改善するかどうか確認ください。
※ Internet Explorer 以外のブラウザを使用している場合も、Internet Explorer で設定していただく項目となります。

[手順]
1. Internet Explorer を起動します。
2. [ツール] から [インターネットオプション] を選択します。
3. [接続] タブから [Lan の接続] をクリックします。
4. [ローカル アドレスにはプロキシサーバーを使用しない] のチェックを外します。
5. [OK] - [OK] で設定を完了します。
6. コンピューターを再起動します。

パスワードを忘れた場合

パスワードをリセットする方法

Office 365 管理者が許可している場合、ユーザーは自身でパスワードをリセットすることが可能です。
サインイン時に[アカウントにアクセスできない場合]をクリックし、パスワード再設定ウィザードの手順に従います。
パスワードを変更するための許可がない場合は、注意が表示されます。組織の Office 365 管理者にお問い合わせください。

お気軽にお問い合わせください

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