株式会社サイバーエージェントさま 導入事例

グループ含め、社内で使用するPCの調達を原則レンタルに移行。
高スペックPCの調達による社員の生産性向上と、
PC管理に関わる事務処理業務の簡略化を同時に実現。

株式会社サイバーエージェントの泉久保氏

新しい未来のテレビ「ABEMA (アベマ) 」やアメブロの愛称で知られるブログサービス「Amebaブログ」を始めとするメディア事業、創業以来の事業であり、最新のアドテクノロジーを展開するインターネット広告事業、ビッグタイトルを有するゲーム事業などを主軸に事業を展開する株式会社サイバーエージェント。

社内のエンジニア・デザイナーのニーズに基づくPCライフサイクルの短期化と、PCの運用管理に伴う業務効率化を実現するために、グループ含めて業務で使うPC調達を購入から、原則レンタルに切り替え、社員の生産性向上と、PC運用の効率化を実現することに成功しました。

評価ポイント

業務の高度化に伴う、高スペックPC調達に課題

株式会社サイバーエージェント
グループIT推進本部
泉久保 敏明 氏

サイバーエージェントでは、コストパフォーマンスを考慮して、従来社内で使用するPCの調達は原則購入し、できる限り長く使う方針で運用を行っていました。
ところが、2017年頃からPCに対するニーズの変化があり、調達方法の見直しを迫られます。

同社グループIT推進本部の泉久保敏明氏は「メディア事業やゲーム事業が成長してきたことからエンジニアやデザイナーの割合が増え、高いスペックを持つPCのニーズが増えつつありました。また、主力のインターネット広告事業でもアドテクノロジーの高度化により、データ分析などこちらもPCの高スペック化が求められるようになってきました。

これまでは固定資産管理の関係上、可能な限り社内で標準的に使用するPCは20万円未満に抑えてきたのですが、これらのニーズに応えるにはどうしても20万円以上のPCが必要となり、また、高い性能を維持しないと業務の生産性に関わることから、調達、運用の見直しに迫られました」と語ります。

横河レンタ・リースの助言でレンタル導入を決定

そのような課題が顕在化してきたことから、泉久保氏はレンタルによるPC調達の検討を始めます。
「実はその少し前から、横河レンタ・リースの営業アプローチがありまして、最初の頃はレンタルを全く検討していなかったので、話だけ聞いていた、という感じでした。ところが、課題が顕在化してからは、いろいろ相談に乗ってくれ、レンタルの知識を教えていただいたこともあり、レンタル調達であれば課題が解決できると考えるようになりました」(泉久保氏)。

調達をレンタルに変えることで、

  1. 20万円以上のPCでも固定資産化する必要がなく、管理が軽減できる
  2. PCのライフサイクルを短く取ることが可能になり、必要な社員に高スペックPCを提供し続ける事ができる
  3. 同様に、不具合が起きやすくなる前にPCを入れ替えることで、故障リスクや管理コストの軽減が期待できる

というメリットにより調達の課題が解決できると判断し、調達をレンタルに切り替えることを決定します。
「定期的に営業アプローチがあったから横河レンタ・リースに決めた、というわけではありません」と泉久保氏。
「他のレンタル会社でも同様にアプローチはありましたが、全体的な運用や営業活動での比較検討した結果、最終的には横河レンタ・リースにお願いすることに決めました」と語ります。

サイバーエージェントさま PCレンタルサービス導入効果

PCレンタルサービス導入効果を説明するイメージ図

PC運用に関わる事務処理業務を大幅に削減し、業務を効率化

PCレンタルサービス導入に当たり、PCライフサイクルを36カ月と定め、購入したPCも36カ月を超えたものは交換を推奨し、順次レンタルPCに切り替えを進めていきました。

泉久保氏は「導入にあたっては、調達だけでなく、在庫PCの確保や納品、契約も柔軟に対応いただきました。特に当社では入社の5営業日前まで入社申請を受け付けているので、入社後すぐにPCを使えるように、在庫を保持し、即納体制を構築してもらいました。また、発注方法や請求処理等における柔軟さもあり、当社の事務処理の負担を軽減することができました。これに、固定資産の削減による管理業務軽減、さらにはトラブルが発生するPCの数も減ったことから、管理する私たちの業務も大幅に削減できました」と語ります。

役員通達でグループ企業は原則レンタル調達に

スタッフ部門からレンタルへの切り替えを徐々に進めていった結果、本社調達のPCはほぼレンタル調達に移行し、メリットも大きかったことから、グループ全体でも導入する方針が決定されました。

「当社では部署異動の感覚で頻繁に社員がグループ内で転籍することが多く、月に100名に上ることもあります。そのような背景もあり、異動後もPCを引き続き使いたい、というニーズが強くあります。従来のように購入していたら会社間での譲渡処理が必要でしたが、レンタルであれば契約の付替えだけで済むので、このあたりの事務処理も楽になりました。
また、当社が立ち上げをサポートするスタートアップ企業では、20万円のPCを新規で購入すると、社員5名でも100万円近くの金額となり負担が大きいため、本社のレンタルPCを貸し出す形で使っただけ費用負担をする形にすることで、経費負担の軽減を図っています。

このようなことから、PCの台帳は本社側で1本化し、個別にレンタル調達しているグループ会社も台帳データを共有してもらうことで、グループ全体のPCの契約状態を把握、効率的なPC運用へと実現することができました」(泉久保氏)

グループ内のPC調達・運用の標準化を推進し、全体最適化を目指す

今後の展望について泉久保氏は「レンタルPCへの移行が一区切りついた状況になったので、本社のレンタルを基本としたPC調達・運用方法を基本ルール化し、グループ各社に展開して標準化を図っていきたいと考えています。そこから各個社でカスタマイズしてそれぞれがより運用しやすい形にしていってもらえれば、グループ全体でのPC運用の最適化が図れると考えており、まずは2年以内の標準化を目指しています」と語ります。

また、PCレンタルサービスへの期待として「PCを必要とするグループ会社のPC担当者が、Webベースで直接オーダーでき、在庫管理も統合されたシステムができると、より管理がしやすくなる」と期待するお言葉を最後にいただきました。

株式会社サイバーエージェントさまのオフィス

会社情報

株式会社サイバーエージェントさまのロゴマーク

会社名 株式会社サイバーエージェント
所在地 東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
資本金 7,239百万円 (2022年9月末現在)
社員数 単体 1,702名/連結 5,944名
URL http://www.cyberagent.co.jp/

・記載の会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
・記載事項は変更になる場合があります。

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