株式会社ファンコミュニケーションズさま 導入事例

レンタル、リース併用によるPC調達をレンタルに集約。
PC調達・運用における業務負荷の軽減と、
PCトラブル発生時の業務継続性を確保することに成功。

株式会社ファンコミュニケーションズの小林氏(左)と八木氏(右)

日本最大級のアフィリエイトサービスプロバイダー「A8.net」、スマートフォンアプリ向けアフィリエイトサービス「seedApp」などのアフィリエイト広告事業、スマートフォン向けアドネットワーク「nend」を手掛ける株式会社ファンコミュニケーションズ。
近年ではお笑いラジオアプリ「GERA」といったメディア事業も展開しています。

同社では10年以上にわたり、社内で使用する業務用PCの調達をレンタルとリースを併用して行ってきましたが、調達、そして運用における管理や業務のシンプル化を実現するため、原則横河レンタ・リースによるPCレンタルサービスによる調達に統一。
業務負荷の軽減や、PC故障時の迅速な代替機手配による業務停止時間の最小化を実現しました。

評価ポイント

長らくレンタルとリースを併用するも、リース機の調達・運用が重荷に

株式会社
ファンコミュニケーションズ
情報システム部
八木 祥太 氏

ファンコミュニケーションズでは2010年より横河レンタ・リースの提供するPCレンタルサービスを導入し、合わせてリースによるPC調達を行っていました。
同社情報システム部の八木祥太氏は「私が入社したときにはレンタル・リースの併用が定着していました。併用の理由は調達先を複数にすることでいざという時の保険という意味合いが強かったようです」と語ります。

ところが、この併用はデメリットが多かったといいます。
「レンタルとリースの使い分けが明確ではなく、混在して使われていたので、管理が複雑化していました。特に、リースは当然ではありますが、単にリース会社とリース契約をしているだけなので、調達時に都度メーカーに在庫や価格を確認したり、トラブル発生時も、メーカー保証に基づいて直接メーカーとやり取りして修理に出す必要があったりと非常に使い勝手が悪く、現場も混乱していました」(八木氏)。

調達方法を原則レンタルに統一

このようにリースには課題が多かったことから、同社ではPCの調達を、原則として横河レンタ・リースのPCレンタルサービスに統一しました。
「現在は社内業務で使う一般社員向けPCを選定し、業務上差し支えない社員にはこの一般社員向けPCを配布しています」と八木氏は語ります。

購入調達は一部のエンジニアやデザイナーが必要とする特殊な仕様の Windows PCや Mac だけにとどめることで、リースで課題となっていた、調達時の在庫や見積もり、トラブル発生時の煩雑な業務を最小限にしています。
「2022年9月にリース契約していたPCがすべてなくなりました。その結果、社内で使われているPCの大半がレンタル調達となっています」(八木氏)。

PCレンタルサービスの調達面におけるメリットについて八木氏は「横河レンタ・リースは在庫をたくさん持っており、PCが必要なときに頼めばすぐに手配してくれるので、本当に調達が楽です。また、購入PCと違って、費用も安定しており、その点でも面倒さがかなり軽減されました」と語ります。

ファンコミュニケーションズさま PCレンタルサービス導入効果

購入・リースの場合PC管理者は調達と問い合わせに工数がさかれてしまうが、長期レンタルサービスを利用すると他の業務を行う工数が生まれる

トラブル発生時も最短で代替機が届き、業務継続性も向上

株式会社
ファンコミュニケーションズ
情報システム部 運用課
小林 俊之 氏

レンタルを使い続ける一つの大きな理由として、八木氏はトラブル発生時の対応の良さを挙げます。
「PCにトラブルが発生した場合は、横河レンタ・リースに連絡すればすぐに代替機を用意して送ってもらえるので、社員の業務が止まってしまう時間を最小限にとどめることができ、非常にメリットを感じています。在庫も豊富にあるので、予備機を確保しておく必要が無いことも良いですね。実は以前、別のレンタル会社も検討したことがあるのですが、その会社は事前に台数確保のための所要数を提示してほしいと言われ、これでは購入と変わりないと、採用を見合わせた経緯もあります」(八木氏)。

特に新型コロナウイルス禍以降で感じることとして「テレワークなどで、持ち運びが増えたことから落としてしまったりとか、在宅ワーク中にPCにコーヒーをこぼしてしまったりとか、ユーザー起因のトラブルが増えていますが、そのようなときでも、コールセンターの担当者が、PCが使えなくなったことに対して心遣いある言葉をかけてくれます。そういった点でも横河レンタ・リースにお願いしていてよかったと感じることが多々あります」と八木氏は語ります。

同社では原則レンタル調達への統一を期に、PCのライフサイクルを見直しました。
「従来はレンタル期間を3年、36カ月としていましたが、社員からは『もう少し長く使いたい』『また交換?』という声が多く、新しい契約より48カ月としました。36カ月以降故障率が上がるという話も聞きますが、ユーザーニーズもありますので、しばらくは様子を見てみたいと考えています」(八木氏)。

本質的なテレワークへの対応を進めていく

新型コロナウイルス禍で同社でもテレワークが主流となり、多くの社員がテレワークで業務を行っていますが、まだまだ本質的な対応ができていないと八木氏はいいます。
「ネットワークやPCのモバイル化など、確かにハード面では対応できていますが、テレワーク社員のPCの運用という面や、社員同士のコミュニケーション、特に部署を超えたコミュニケーションにはまだ課題があります。Microsoft Intune によるデバイス管理や、Windows Autopilot によるリモートのセットアップなど、ソフト面でのテレワーク対応の充実を図っていきたいと考えています。横河レンタ・リースは Intune や Autopilot 運用のノウハウも持っていると聞いていますので、今後はそのあたりの支援もしていただきたいと期待しております」と語ってくださいました。

会社情報

株式会社ファンコミュニケーションズさまのロゴマーク

会社名 株式会社ファンコミュニケーションズ
所在地 東京都渋谷区渋谷1-1-8 青山ダイヤモンドビル
資本金 11億7,367万円 (2022年6月30日現在)
社員数 本体 440名/グループ合計 503名
(2022年6月30日現在・いずれもアルバイト、派遣社員含む)
URL https://www.fancs.com/

・記載の会社名・商品名は各社の商標または登録商標です。
・記載事項は変更になる場合があります。

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