「当たり前業務」って本当に当たり前?コア業務に専念したいIT管理者さまは必見!

作成日:2023/12/15

お役立ちコラム

「当たり前業務」って本当に当たり前?
コア業務に専念したいIT管理者さまは必見!

現在多くの日本の企業で利用されている Windows OS。
そんな中、2025年10月14日に現在主流である Windows 10 のサポート期限を迎えます。
次期バージョンである Windows 11 へ移行するためにPCのリプレースを計画・検討されているのが現状です。

まとまったPCのリプレース対応は多くの工数が発生しますが、それだけでは終わりません。
その後のヘルプデスク対応など、PCの運用管理にはさまざまな業務が発生します。
情報システム部門の方々はこのようなノンコア業務に頭を悩まされ、会社から求められているコア業務に専念ができない状況ではないでしょうか?

Windows 11 以降も続くPC運用管理を、これから迎えるPCリプレースをきっかけに改善してみませんか。
本コラムでは、PCリプレースの機会にPC運用管理の改善方法をご紹介します。

情報システム部門が抱えているPC運用業務について

まず、PCの運用管理業務はどんなものが存在するのか説明します。
下記図1は、PC運用業務の計画から更新・廃棄の業務内容をまとめたものになります。
ご覧の通り、かなり多くの業務内容が存在します。
この業務はPCを利用している限り、なくなることはない必須業務です。

図1

しかしながら、情報システム部門の方々が担っている業務はPCの運用管理だけではありません。
社内のITシステムやインフラの導入・管理も必須業務となります。
加えて、近年では「コア業務」と呼ばれる従業員の生産性向上を目指したDX化の検討もしたいと考えているもののPCの管理運用業務に追われてしまってなかなか時間を割くことができない状況が続いている企業が多いです。

また、下記図2はPC管理運用について、当社が企業の情報システム担当者さまにアンケート調査をした結果ですが、ご覧の通り、9割以上が現在の業務量を「増量傾向」だと回答しています。
その中でも8割以上の方が「負荷の大きい業務領域」について「運用」と回答をしています。
さらに、PC運用業務のリソースも「縮小傾向」になっている企業も多く、1人の情報システム部門が担わなければならないPC運用業務量の多さが見て取れます。

図2

PC管理運用業務の課題について

次に、上記で記述したPC管理運用業務の中で特に情報システム部門の方々の頭を悩ませている課題について詳細にご説明します。
下記図3は、図2と同様に情報システム部門の方に「負荷の多い業務」についてアンケートに回答いただいた結果です。

図3

PCの管理運用時に発生する業務に対して、特に課題として感じている業務は「障害対応」「セキュリティー対策」「Windows 10 (11) 対応 (更新対応など)」などがあげられています。
これらの業務は緊急度の高い非常に重要な業務となる一方で、限られたリソースでカバーには難しいのが現実です。
しかしながら、これらの業務をおろそかにしてしまうと従業員の業務効率低下や業務継続に支障をきたす可能性があります。
そのため、上記業務の課題を改善することは会社にとって非常に重要であると言えます。
しかしながら、改善策を検討する時間の捻出や実施タイミングの決定は非常に困難です。
本コラムでは、 Windows 10 から Windows 11 へリプレースするタイミングを良い機会とし上記課題の解決策をご紹介します。

Cotoka for PC でPC運用課題を解決

上述した課題の解決策として「 Cotoka for PC 」というサービスをご紹介します。
Cotoka for PC は情シスを不要な業務から解放し、従業員に最適なPC環境を提供する、まったく新しい「PC調達・運用」のサービスです。

ユーザーは個々にPCをサービスとして受け取り利用します。
PCはオフィス、自宅問わずユーザー直送、さらにお客さま環境の Microsoft Autopilot と連携することでキッティングを自動化し、情報システムの管理者を通さずユーザーダイレクトにPC調達を実現します。
また、PC導入後の運用~更新の際に発生する運用管理業務は Cotoka for PC のサービスで自動化されます。
Cotoka for PC はユーザーが直接プラットフォームにアクセスしてサービスを受け取る流れのため、管理者の業務は原則 Cotoka for PC のアカウント登録・管理のみとなります。
つまり Cotoka for PC がPC運用管理業務の大部分を担うことにより、今まで対応が困難だった「コア業務」に専念することができます。

Cotoka for PC を利用することでどのようにPC運用管理業務の課題を解決するのか、それぞれの課題に対する解決方法を下記に記述します。

障害対応

Cotoka for PC では、PC利用ユーザー向けのサポートサービスとしてヘルプデスクサービスを用意しています。
PCの不具合や故障時には、ソフトウエア起因の障害であれば、遠隔でPCを初期化し Autopilot を再実行し、問題解決を試みます。
初期化しても修復しない、もしくはハードウエアの不具合である場合は、代替機をお届けします。
こちらもユーザーへ直接お届けします。

なお、後述しておりますが Cotoka for PC はデータレスPCソリューション (Passage Drive) を利用可能なため、データ移行が不要でPC交換が容易です。
また、ユーザーと当社のサポート窓口が直接やり取りするため、情報システム部門担当の工数を割くことはありません。

セキュリティー対策

Cotoka for PC は、データレスPCソリューション (Passage Drive) が利用可能です。
PCのローカルへのデータ保存を制限し、OneDrive for Business へデータを集約するため、万が一PCが紛失、盗難にあった場合も情報漏えいなどのリスクを大幅に軽減します。
ユーザーの操作性はそのままにセキュリティー対策することが可能です。

Cotoka for PC を導入することで、今まで大きな工数として抱えていたPC運用業務の課題を大幅に削減する事が可能となります。(図4参照)
また、今回ご紹介はしていませんが、Cotoka for PC のサービスには Windows アップデートを管理するツールや、ユーザーに管理者権限を付与せずにアプリケーションのインストールを実現できるツールの利用も可能となっています。

図4

まとめ

Cotoka for PC は、今まで当たり前だと思って行ってきたPC運用業務を自動サイクル化し、本来、情報システム部門の「コア業務」でありながらが今まで後回しにしてきた業務も実施できるリソースを生み出します。
なお、今回のコラムでは触れていませんが、Cotoka for PC は管理者だけではなくPCを利用するユーザーにも大きなメリットを生み出します。
本コラムがPC運用業務の見直しの良いきっかけになれば幸いです。

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