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システムの支払い方法  ITインフラのサブスクについて

作成日:2021/11/22

お役立ちコラム

システムの支払い方法  ITインフラのサブスクについて

今回のコラムでは、ITインフラにも浸透し始めているサブスクリプションについて取り上げたいと思います。

なぜサブスクリプションか

ここ数年でサブスクリプションが普及してきた一因として、「モノ」の所有から都度の利用や体験といった「コト」へのシフトによる、消費スタイルの変化が挙げられます。
これまで、「モノ」を所有する際には大きな初期費用(購入費など)が必要とされていましたが、サブスクリプションの場合は月額や年額での支払いになり、好きなタイミングでの解約が可能となりました。
不要になった「モノ」の処分も必要なく、ハードルが低くなったことで、お試しからはじめることができます。

ライセンスのサブスクリプション

これまでの場合、個人ユーザー向けパソコンのソフトウエアは、パソコンにプリインストールされているものを使い続けるか、パッケージ版を購入して永年利用というスタイルでしたが、ソフトウエアのライセンスにもサブスクリプションモデルが普及してきており、個人ユーザー向けでは Microsoft 365 Personal などが有名です。
また、個人ユーザー向けのソフトウエアだけでなく、企業向けITインフラのソフトウエアにも、徐々にサブスクリプションライセンスの波が来ています。

塩漬けITインフラのリスク

今までのITインフラでは、5年保守のハードウエアに合わせて、5年保守のソフトウエアを購入する、というスタイルが多かったと思います。
基本的には導入時の状態で使い続けるケースが多く、バージョンアップせずに、システムを同一バージョンのまま利用し続ける、いわゆる塩漬けです。
バージョンアップの実施には費用と労力がかかりますので、できるだけバージョンを変えないことで、費用と労力を節約した守りの運用と言えます。

塩漬け環境の場合にネックになってくるのが、ソフトウエアのサブスクリプション化です。
ソフトウエア会社が、クラウド環境での利用に合うよう、少しずつサブスクリプションライセンスのみの提供にシフトしているため、従来のような「買い切り型のライセンス」が利用できないケースが発生してきています。
月額、もしくは年額のライセンスは「買い切り型のライセンス」とは違い、利用中は契約とバージョンアップを続ける必要があるので、塩漬けシステムとは相性がよくありません。
例えばバックアップソフトの場合、サブスクリプションライセンスでは契約がないとバックアップとリストアが行えない事態になるため、更新を忘れてしまうと運用上のトラブルにつながってしまいます。
ITインフラの塩漬けは、セキュリティーリスクの顕在化やハードウエア保守の限界、ソフトウエアのバージョンアップに制限があるなど、長い年月での利用を想定すると、ハードウエア、ソフトウエアのどちらか、その両方でサポートが受けられなくなる可能性もあり、リプレース時のハードルが高くなる面があります。

常にアップグレードすることを意識したITインフラに向けて

ITインフラにおいて、導入後のシステムは日ごとにバージョンが古くなっていきます。
特に仮想インフラ環境などの場合、導入後3,4年程度しかたっていなくても、新しいバージョンのOSで仮想マシンを作成しようとした際に、ハイパーバイザーのバージョンが古かったため対応しておらず、急きょアップデートが必要になるなどの問題が発生します。

そのため、仮想インフラ環境では、定期的なソフトウエアのアップグレードを意識したITインフラを考える必要があり、今後ソフトウエアのサブスクリプションが増える可能性も考慮し、常に新しいバージョンを使い続けることが必要となってきます。

定期的にソフトウエアのバージョンアップをしないITインフラを利用する場合、新しい仮想インフラへ移行する際も以下のような問題が発生します。

  1. 移行の手段が限られる(メーカーの推奨方法以外のやり方になるケース)
  2. 移行に大きな工数が必要となる(検証期間の長期化や手順の複雑化など)
  3. 移行時の停止時間が大幅に増える(仮想マシンの停止が避けられないなど)

上記のような問題が起こる可能性が高いため、各ソフトウエアのライフサイクルを計画的なバージョンアップを策定することが運用上必要です。

財務面において

サブスクリプション型ソフトウエアの場合、企業のITインフラを月額もしくは年額のサブスクリプションにすることで、今までソフトウエアの購入に充てていたCAPEX(キャペックス・設備投資)を削減し、OPEX(オペックス・運用費)へ変更ができます。
これにより、企業のIT費用が平準化でき、財務面でもオフバランス化することができる有効な手法と言えます。
オンプレミスのIT環境も、ソフトウエアだけではなく、ハードウエアや導入費、保守サポートなどを含んで月額化、年額化、または従量課金化するサービスもあります。
こういったサービスを利用することで、導入・リプレース時のIT投資を複数年で平準化することが可能になります。

今後のITインフラのありかたについて

これからのITインフラは、サブスクリプションのソフトウエアに合わせた定期的なアップグレードが行える、柔軟性に富んだものにする必要があります。
そのような環境を実現するには、各種ハードウエアのファームウエアバージョンアップや、ハイパーバイザーとそれに付随する各種ソフトウエア、それらの定期的なバージョンアップができるインフラ基盤、それらを実現する保守体制が必要になります。

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