作成日:2021/06/01

お役立ちコラム

58歳おじさんのテレワーク環境

私は58歳のテレワークにすっかりなじんだ、おじさんです。
もともとひとりで静かに仕事をするのが好きだったので、自宅は快適な仕事場です。
そのような私がどのような環境で仕事の効率を上げているかご紹介します。

テレワークを始めてもう2年目になります

約2年前、当社では一部の職種からテレワークのトライアルを開始していました。
当時はトライアルレベルだったのですが、それが日常になるとは想像もできませんでした。
私の所属するマーケティング部門の仕事は、さまざまな広告媒体を使いお客さまとの関係を構築する部署です。
私自身は主にコラム記事の作成やウェビナー実施などの業務を行っていますが、ここ1年ほど新型コロナウイルス感染症の拡大から、出社が必要な時以外は自宅で仕事をしています。
そのため、スーツを着ない生活が続いています。
もう58歳ですが、今までのサラリーマン生活では考えられないような就業形態です。
テレワークは休憩を取るタイミングを忘れてしまい、座ったままで何時間も過ごしてしまうこともありました。
この改善方法については、後で記載します。

私のテレワーク環境

幸いなことに家庭内で、私の仕事をするスペースは確保できています。
ネットワークについては自宅まで光回線を引いて十分な通信環境が整っており、この回線は、オンラインで授業を受けている大学生の娘と共有しています。
二人でWi-fiを同時に使いますと、私の部屋は電波が弱く音声や画像が途切れます。
そのため、Wi-fiでの接続をやめて有線LANで接続しています。
有線で接続すると安定してオンライン会議への参加もできますし、ウェビナーも自宅から開催できます。

使っているPCは Surface Pro です。
軽くて持ち運びには便利ですが、おじさんには少しモニターサイズが小さいです。
テレワーク以前は、大きいモニターとの併用をしていました。

テレワーク時の一日

出勤する日よりゆっくり起きています。
たまに出勤するときには、いつもと違うペースで準備しなければならないので慌てます。
そんな時にテレワークの便利さを実感します。

1日のスケジュール

7:00 起床
8:50 就業開始
12:00 昼休み
12:50 午後の就業
17:30 就業終了

休憩には、コーヒーをよく飲んでいます。
自宅で過ごすようになってペーパーフィルターでコーヒーを入れる習慣がつきました。
いい香りのコーヒーは気分転換には最適です。
就業時間の後は時々スポーツクラブに行くようにしています。
テレワークをするようになってからは肩こりがひどかったのですが、運動をすると肩こりの解消もできていい気分転換になっています。

自宅ではよく立って仕事しています

写真にありますように Surface を台に乗せて首の角度があまり下向きにならないように工夫しています。
私の場合、肩こりの緩和に効果がありました。
出社すると Surface に大型モニターを付けて仕事をしていましたので、自然と正面を見て仕事をする姿勢が取れていました。
テレワークになって小さなモニターをのぞき込むようにして作業をすると姿勢がわるいようで、首が痛くなることがありました。
  
最近、運動不足の解消のために、一日の半分くらいを立って仕事しています。
友人が教えてくれたのですが、座ってばかりだと血流によくないらしいです。
そこで Surface のモニターの角度を変えられる台を利用してモニターの確度を調節して姿勢を変えても作業がしやすいようにしています。
おかげで座ったり、立ったりして仕事をするのに対応できました。

運動不足解消以外に、立って仕事をする効用を紹介します。
実は運動不足より、発想の転換に役立つことが分かりました。

机の上に紙を広げて一人でブレインストーミング(アイデア発想法)をよくするのですが、立って作業するといろいろ発想が浮かんできます。
座って考えているよりも進みが早いのです。
この効用は意外でした。
ひとりで考え事をしていても眠くなり、進捗(しんちょく)が思わしくない時に最適です。
立って、時には部屋の中を歩き回って、企画を考えるのが日課です。

家族の協力

わが家は3人家族ですが、大学生の娘もオンラインでの講義がほとんどですので、自宅は人が多い状況です。
お互い自分の時間で動くようにして、干渉しないようにしています。
特に昼ご飯は自分たちの時間でお互いに好きなものを食べています。
私は昼休みを有効に使うために冷凍食品で済ませています。
週末はスーパーで、昼ご飯のまとめ買いをしています。
食事の時間については、業務に合わせてもらっており、自由にさせてもらっています。

今後の課題

市場ではコミュニケーションが容易に取れないことがテレワークの課題として挙がっています。
私もこの課題はいつも感じています。
具体的には、自分のアイデアに対するフィードバックを他のメンバーからの意見も聞きたいと思うことがあります。
しかし、会社にいるのと違って簡単に意見のやり取りができないのがもどかしいときがあります。
マイクロソフトの Teams を使って会議をするのですが、時間を決めて話すのは、やはり気軽に話せるとは言いにくいです。
テレワークの中でも気軽な話し合いの場をもう少し増やす工夫が必要だと感じています。

執筆

中井 史郎 (横河レンタ・リース株式会社 マーケティング本部 CDセンター)

コラムの企画やウェビナーの実施など、お客さまとのコミュニケーションチャンネルの構築を模索しています。

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