EV・HEV開発を支える 自動車計測レンタルソリューション
EV・HEV開発を支える 自動車計測レンタルソリューション リーフレット
自動車は電動化が進むにつれて、人や物を運ぶ道具から「動くデータセンタ化」として急速に発展しています。
電気設計領域が増える中、ECUをはじめとした自動車のシステム制御を行う技術・製品では、評価方法の多様化と高度化が進んでいます。
多様な環境下を想定したテストやデバッグが求められます。
自動車のシステムの信頼性を高めるためには、低頻度に発生する異常現象やノイズの影響などの評価を行うことが重要です。
電気自動車・ハイブリッド自動車の機器開発を支える最新の計測ソリューションをご紹介します。
ピックアップソリューション
多チャネルノイズ測定という新しいアプローチ MXRシリーズオシロスコープ
8チャネルのオシロスコープにリアルタイム・スペクトラムアナライザを搭載した世界初のオシロスコープです。
オシロスコープベースなので、ノイズを最大8箇所を同時測定することができます。
複数チャネルによるスペクトラムのパワーなどから、ノイズの発生場所だけでなく、伝搬経路がどのようになっているかを検証することができます。
オシロ・スペアナ兼用の新しい測定器です。
実環境信号の模擬によるテスト 任意波形/ファンクションジェネレータ
AFG31000 シリーズ
自動車のECUテストでは、信号発生器からのピュアな信号だけでなく、実環境の信号で動作検証を行うことがあります。
実信号の簡単な信号模擬の方法として、オシロスコープで取得した信号波形のデジタルデータを任意波形/ファンクションジェネレータのメモリに転送して、その信号波形データから実環境の模擬信号を出力する方法があります。
信号作成が難しい条件でもオシロスコープからの波形再現であれば、簡単に信号作成できます。
主な性能仕様
- 25MHz、50MHz、100MHz、150MHz、250MHz の正弦波
- 14ビット、250MS/s、1GS/s、または 2GS/s の任意波形
- 振幅:1mVp-p ~ 10Vp-p (50Ω負荷)
主な特徴
- 立上り/立下り時間可変のパルス波形
- AM、FM、PM、FSK、PWM変調機能
- スイープ、バースト出力モード
- 2チャンネル機種が用意されており、コストと作業スペースを節約可能
- USBコネクタを前面パネルに装備 (USBメモリに波形を保存可能)
- USB、GPIB、LANインタフェース
自由な計測スタイルを実現するGT170シリーズ
GT170シリーズ(RAMScope)は、RAM値(ソフトの動き)/CANデータ/アナログ値を計測・解析することができる計測ツールです。
主な機能
- RAMモニタ(マルチ対応可)
- CAN/CAN-FDデータモニタ
- アナログ計測
オリジナルアプリケーションソフト付属
- RAMScopeVP
ファイル出力
- 取得した各計測データを.csvファイルで出力
→ 容易に解析することが可能 - RAM値、アナログ値をMDFファイルで出力
→ 他社ツールで読み込みも可能 - CANをASCファイルで出力
→ Vector社などの他社ツールで読み込みも可能
自動車計測 関連ソリューション
横河計測
走行中の車載計測も実現
キーサイト・テクノロジー
複雑な実環境の信号をシミュレート生成
テクトロニクス
光絶縁プローブによる高電圧パワー計測
横河計測
パワエレ機器の幅広い電力測定に対応
横河計測
複数の車載バスの同時測定
横河計測
車両システムの実信号による総合評価
お問い合わせ
他にも、計測器(測定器)を多数取りそろえています。お客さまのご希望に沿った機種をご提案させていただくことも可能です。ぜひ、ご相談ください。
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