ライフサイエンス分野向け装置のレンタル開始

2017年06月28日

報道関係各位

横河レンタ・リース株式会社

横河レンタ・リース、ライフサイエンス分野向け装置のレンタル開始
~ 新商材「共焦点定量(*1)イメージサイトメーターCQ1」 ~

  横河レンタ・リース株式会社(以下、横河レンタ・リース、武蔵野本社:東京都武蔵野市、代表取締役社長:金川 裕一)は、ライフサイエンス分野向けに横河電機株式会社製の共焦点定量イメージサイトメーターCQ1(※)(以下、CQ1)のレンタルサービスを2017年7月から開始することをお知らせします。

※共焦点定量イメージサイトメーターCQ1=Confocal Quantitative Image Cytometer CQ1

【提供の背景】
  CQ1を含むイメージング装置のニーズは、大学や研究機関、製薬会社、食品会社、化粧品会社へ急速に広がってきています。イメージング装置とは、創薬・薬理研究、安全・毒性研究などで、疾患細胞やiPS細胞などの細胞評価に必要な画像撮像から解析までが自動的にできる装置です。しかしイメージング装置は高額であるため、予算確保に時間を要し、早期に研究成果が得られないケースも見られます。

  そこで横河レンタ・リースは、お客さまのニーズに広く応えるべく、レンタルサービスの提供を開始することにしました。さまざまな研究成果の早期達成に貢献できるよう取り組んでまいります。

【CQ1の特長】

  1. CQ1には長期ライブ観察するために、必要な細胞培養に大切な安定した環境が内蔵されており、観察条件を設定しておくだけで簡単に自動的に撮影から解析まで実現
  2. 高速3次元イメージングで細胞測定(共焦点顕微鏡のような使い方や、目視を併用した観察、小規模な比較観察が可能)
  3. 多機能をコンパクトなボックスに一体化

*1: 共焦点定量とは、
・「共焦点」

CQ1に搭載されている共焦点光学系は横河電機株式会社の独自の技術であるマイクロレンズ付きニポウディスクによるマルチビームスキャン方式です。高速かつ細胞に優しい2D/3D画像を得られます。
・「定量」
CQ1で2D/3D撮像して数値化した値は、励起レーザのパワーモニタにより、安定した出力と、定期内部校正でその他の変動要素も補正することで再現性の高い定量値です。

*2: タイムラプスとは、
指定した時間間隔で2D/3D撮像する機能をいいます。CQ1は秒20コマの高速タイムラプスオプションや温度、湿度、CO2濃度の高精度安定したインキュベータの保有で長期ライムラプス観察も可能としています。

【CQ1の構成】
本体、ユーティリティボックス、専用ワークステーション、モニタ

【レンタルサービスの特長】

  1. CQ1のレンタルサービスは、当社のみの取り扱い。
  2. 必要なときに、必要な期間だけご利用できる自由度高いサービスのため、大学など研究機関での公的資金の単年度限定執行条件に対応可能。
  3. YOKOGAWAグループ会社として、横河電機株式会社と連携して解析サポート、保守サポートを提供しますので、安心してお使いいただけます。

■ 概要

(詳細)https://www.yrl.com/product/tm_rental/multipurpose/lifescience.html

【 主な用途 】 生きた細胞の高速または長時間の3次元蛍光自動撮像から画像解析をする研究評価
【 主な市場 】
・大学研究室(医学、生物、薬理、医工)および公的研究機関
・製薬会社、食品会社、化粧品会社、化成品会社、バイオベンチャー、素材原料関係会社
【 価格 】
 CQ1 4色位相差ライブ対応モデル(レンズ6種、保守付き、トレーニング付き) 
 12カ月レンタル 90万円/月よりご提供(6カ月プラン、24カ月プランもあり)
【 目標 】20台(2018年度まで)
【 展示会情報 】
第30回「インターフェックスジャパン」医薬品・化粧品・洗剤 研究・製造技術展内、横河ソリューション・サービス株式会社展示ブース、「ライフサイエンスゾーン」でご紹介予定(会期)2007年6月28日(水)~30日 10:30~18:00 ※最終日のみ17:00終了
(会場)東京ビッグサイト(有明・東京国際展示場)
(主催)リードエグジビション ジャパン株式会社
(詳細)http://www.interphex.jp


■ 横河電機株式会社からのエンドースメント
 横河レンタ・リースの共焦点定量イメージサイトメーターCQ1のレンタルビジネスに期待しています。近年、大学や研究機関、製薬会社、食品会社、バイオ関係会社ではイメージング装置の需要が広がっております。CQ1は生きた細胞を自動で簡単に3D観察して解析評価できるイメージング装置です。さまざまなアプリケーション事例があり多くの研究に寄与する装置ですが、残念ながら今までは予算面で導入に苦労されている研究者が大勢いらっしゃいました。今回、YOKOGAWAグループだからこそ可能となった自由度のあるCQ1レンタル活用は研究者の皆さまにとって少しでも早く研究成果が得られることになると思います。

横河電機株式会社 計測事業本部 ライフサイエンスセンター長 片野 和也様

● 本プレスリリースに関する問い合わせ先:
横河レンタ・リース株式会社 広報担当
E-mail :kouhou-1@yrl.co.jp

以上

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