【ニュースレター】「2025年度カスタマーサポート表彰制度」において奨励賞を受賞
2025年07月10日
報道関係各位
横河レンタ・リース株式会社
横河レンタ・リース株式会社 (代表取締役社長:山崎 正晴、所在地:東京都新宿区) は、「2025年度 (第26期) カスタマーサポート表彰制度」 (主催:公益社団法人企業情報化協会) において奨励賞を受賞しましたことをお知らせします。

本表彰制度は、顧客に対するサポートサービスに関して、創意工夫や先進的試みを行い、顧客満足度の向上や課題解決を図ることによって経営に優れた貢献をし、カスタマーサポートの推進・発展に寄与したと認めうる企業・機関・団体の当該組織に対し表彰するものです。
当社は、2025年度 (第26期) の本表彰において、カスタマーサポート対応を通じて一元化した顧客データを営業戦略に活用した取り組みが評価され奨励賞を受賞しました。
当社は今後もお客さまの多様化するニーズや時代に合った高品質なサポートサービスの提供に努めてまいります。
- テーマ : カスタマーサポート対応を通じた "CS固有データ" の営業戦略への活用
公益社団法人企業情報化協会による当社への評価コメント
横河レンタ・リース株式会社は、「所有から利用へ」をコンセプトにIT機器から計測器、マイクロプロセッサ開発支援装置まで最新鋭機器をレンタルで提供し、研究・開発から生産・保守メンテナンスまでお客様の事業活動を幅広くサポートしている。
カスタマーサポートセンターは、マーケティング本部の一部としてコールセンター業務の運営、管理、企画業務を行っている。
同社の商品 (サービス) 提供形態はサブスクリプション (レンタル契約) 型であり、契約期間、契約更新有無、更新内容は様々であり、顧客サポート業務はサイロ化したシステムを参照し、対象データの特定、対象データの突合、適切な判断をするために時間とスキル (知見、慣れ、リテラシー) を要していた。
また、適切な判断を行うためには既存データに加え、カスタマーサポート部門が保有するインシデント情報や統計データを活用する必要があった。
カスタマーサポートセンターでは、サイロ化されたシステム上の各種データをBIツールへ自動的に取り込み、カスタマーサポート固有データをマージすることで、人のスキルに依存せず必要な情報を得られる仕組みを整えた。
基幹システムから取引先の売上、契約情報、在庫データを取り込み、カスタマーサポートのインシデント管理データ、顧客管理データを取り込むことで、顧客カルテ、長期契約データ、在庫枯渇データを出力できるようになった。
一元化されたBIツールにより、俯瞰した傾向分析・実態把握、フォーキャスト管理、リプレース提案タイミング管理、チャーンの削減、管理工数の削減を実現できた。
営業担当の営業活動準備が省力化でき、顧客・引き合いを客観視、能動的な管理、受注活動が行えるようになった。
顧客カルテの活用で俯瞰した傾向分析・実態把握の所要時間を60%削減する効果を得た。
顧客カルテと長期契約データの活用で様々な角度・視点で参照し、分析することが可能となり、より実行力のあるフォーキャスト管理と営業戦略への落とし込みが可能となった。
サイロ化されたシステムを一元化するBIツール導入及びカスタマーサポートで得られたインシデント情報や顧客管理データを統合することにより、営業部門の効率化と能動的な営業活動への変化を実現することができた。
今後カスタマーサポート情報や自然言語処理技術のAI技術を活用し、的確な受注計画と経営戦略への貢献に期待して奨励賞と評価した。
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横河レンタ・リース株式会社 広報担当
E-mail:kouhou-1@yrl.co.jp
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