作業した手順を記録するツール「ステップ記録ツール」

2022年06月03日

作業した手順を記録するツール「ステップ記録ツール」 Windows 標準の「ステップ記録ツール」を利用方法をご案内します

Windows 上で作業した手順を文書で表すのが難しい場合、Windows 標準でインストールされている「ステップ記録ツール」を利用すると、自動的に画面のスクリーンショットを記録することができます。

「ステップ記録ツール」とは

問題ステップ記録ツール (以降、PSR) は、クリックした場所の説明や、表示される画面のスクリーンショット、その日時などを自動的にキャプチャするツールです。
収集された情報は mht 形式で保存され、特殊なツールなどを使うことなくどなたでも見ることが可能になっているため、トラブル時だけでなくさまざまな資料作成でも利用できます。

詳細につきましては、Microsoft 社の以下の公開情報をご確認ください。

公開情報

情報採取

  • 情報の漏れがないように、全画面表示にて操作することをお勧めします。

詳細手順

1. PSR の起動と記録の開始

以下の手順で PSR を起動し記録を開始します。

  1. スタートメニューの [ファイル名を指定して実行] にて psr.exe と入力し、[OK] をクリックします。
  2. "問題ステップ記録ツール" が起動したら、右端の ▼ をクリックし、表示されるメニューから [設定]をクリックします。
  3. "保存する最新の取り込み画像数" を 25 から 100 に変更し、[OK] をクリックします。
  4. PSR のウィンドウを画面の一番右下などに配置します。
    ※ PSR のウィンドウ自体も記録されるため、ブラウザーの画面などが隠れないような場所へ移動しておきます。
  5. "問題ステップ記録ツール" の画面を前面に出します。
  6. [記録の開始] をクリックします。

2. PSR 情報の記録が開始されている状態で、一連の操作の実施

一連の動作を実施します。

3. PSR 情報の記録を停止

以下の手順で PSR 情報の記録を停止し採取します。

  1. "問題ステップ記録ツール" の画面を前面に出します。
  2. [記録の停止]をクリックします。
  3. ファイルの保存場所、ファイル名を指定し、保存します。

作成された [zip ファイル] 内に mht 形式で記録したファイルが作成されます。

スクリーンショットが保存されない場合の対応

PRSのツール上では、スクリーンショットが取れているにも関わらず、保存されたmhtファイルを確認すると画像が表示されない場合があります。
現在のステップ記録ツールの仕様では、EdgeのIEモードが許可されていないと画像を表示することができません。
その場合は、作成されたmhtファイルをWordにて開いて確認してみてください。Wordにて表示される場合は、画像は正しく保存されています。

また、後半のステップのものは保存されているが、前半のものは保存されていない、という場合は、"保存する最新の取り込み画像数"の設定を確認してください。

2022年08月30日更新

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