契約移行した際の旧ライセンス認証情報の削除方法
2022年06月22日
契約移行した際の旧ライセンス認証情報の削除方法 他社から契約を移行した際に旧アカウントの情報が残ってしまい、移行できない場合の対処方法をご案内します。
他社から契約を移行した場合、新しいアカウントでサインインする必要がありますが、旧契約が切れてしまっている場合、古いアカウント情報が残り移行できないことがあります。
その場合には、以下の手順にてライセンス認証情報の削除をしてください。
ライセンス認証情報の削除手順詳細
概要
- Office からサインアウトする
- Azure AD Join の解除
- OlicenseCleanup.vbs を実行する
ライセンス認証情報を削除後に、PCを再起動し、再度ライセンスの登録をいただく事で問題が解決できるか、ご確認くださいますようお願いします。
詳細手順
1. Office からサインアウトする
- いずれかの Office (Excel など) を起動し [アカウント] をクリックします。
- [サインアウト] をクリックします。
- " Office からサインアウト" 画面が表示されましたら、[サインアウト] をクリックし、サインアウトを完了します。
複数のアカウントでサインインしている場合は、すべてのアカウントでサインアウトを実行します。
サインインしているアカウントがない場合、上記の操作は不要です。 - 起動中のすべての Office を終了します。
2. Azure AD Join の解除
本項は当該端末が Windows 10 の場合に実施してください。
Windows 10 以外の端末である場合は、本項は実施せず、次項へお進みください。
- スタート メニューより歯車マークの [設定] をクリックします。
- [アカウント] - [職場または学校にアクセスする] をクリックします。
- [職場または学校アカウント] に Office のライセンス認証を行ったアカウント情報が表示されているか確認します。
- 表示されている場合は、該当のユーザー アカウントを選択して [切断] をクリックします。
※ Azure AD や AD に接続済みの項目を "切断" しますと、ドメインから外れてしまいますので、Azure AD や AD に接続済み の項目は切断しないようにご注意ください。
3. OlicenseCleanup.vbs を実行する
※ 本操作を実行するためにはローカルの管理者権限 (Administrator) が必要となりますのでご留意ください。
※ Google Chrome または Microsoft Edge をご利用ください。
- 下記 URL にアクセスします。
Microsoft 365 Apps for enterprise のライセンス認証の状態をリセットする - ページ中央部の "OlicenseCleanup.vbs" の項目にある [OlicenseCleanup.vbs] のリンクをクリックし、 OlicenseCleanup.zip をダウンロードします。
- ダウンロードした OlicenseCleanup.zip 内の OLicenseCleanup.vbs (VBScript Script ファイル) をダブルクリックし、スクリプトを実行します。
スクリプトは数秒で完了します。 - 端末を再起動します。
- 以下公開情報をご参考に、ライセンスの認証を実施いただきますようお願いいたします。
※ なお、"すべてのアプリにサインインしたままにする" または "このデバイスはどこでもこのアカウントを使用する" の画面が表示されましたら、[組織がデバイスを管理できるようにする] のチェックを外し、[いいえ、このアプリのみにサインインします] をクリックいただきますようお願いいたします。