同一端末における Office 製品の共存における条件

2024年01月25日

同一端末における Office 製品の共存における条件 同一端末における Office 製品の共存における条件についてご案内します

同一端末における Office 製品の共存可否は、"インストール形式"、"内部プログラムのバージョン"、"アプリケーションの重複有無" の3点に依存します。
インストールする順序などで回避できる制限事項ではありません。

制限事項

インストール形式について

Office 製品は、クイック実行形式 (C2R) と Windows インストール形式 (MSI) という 2 つのインストール形式にてリリースされています。
Office 2019 以降は C2R 形式で提供されています。

  • C2R 形式 … Microsoft 365 (Office 365)、パッケージ版 Office 2013 / 2016、ボリューム ライセンス版 Office 2019 / 2021
  • MSI 形式 … ボリューム ライセンス版 Office 2013 / 2016、Office 2010 以前のバージョン
公開情報

内部プログラムのバージョンについて

Office 製品は、Office 2016 や Office 2019 といったメジャー バージョンのほか、内部プログラムのバージョンが存在します。

  • Microsoft 365、Office 2016、Office 2019、Office 2021 … 16.0
  • Office 2013 … 15.0
  • Office 2010 … 14.0
  • 現在の Microsoft 365 (Office 365) は、メジャー バージョンの概念がない製品として提供していますが、内部プログラム上は Office 2016 / 2019 / 2021 と同一です。

シナリオ別の共存可否について

  • MSI 形式同士 … すべて共存が可能
  • C2R 形式と MSI 形式 … 内部プログラムのバージョンが異なる場合のみ、共存が可能
  • C2R 形式同士 … 内部プログラムのバージョンが同一であり、かつ Office アプリケーションが重複しない場合のみ共存が可能

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