同一端末における Office 製品の共存における条件
2025年09月11日
同一端末における Office 製品の共存における条件についてご案内します
※ 本コンテンツは、作成時点での情報に基づいていますが、Microsoft 社の製品やサービスの仕様変更により、内容が予告なく変更される場合があります。
同一端末における Office 製品の共存可否は、"インストール形式"、"内部プログラムのバージョン"、"アプリケーションの重複有無" の3点に依存します。
インストールする順序などで回避できる制限事項ではありません。
制限事項
インストール形式について
Office 製品は、クイック実行形式 (C2R) と Windows インストール形式 (MSI) という 2 つのインストール形式にてリリースされています。
Office 2019 以降は C2R 形式で提供されています。
- C2R 形式 … Microsoft 365 (Office 365)、パッケージ版 Office 2013 / 2016、ボリューム ライセンス版 Office 2019 / 2021 / 2024
- MSI 形式 … ボリューム ライセンス版 Office 2013 / 2016、Office 2010 以前のバージョン
公開情報
内部プログラムのバージョンについて
Office 製品は、Office 2016 や Office 2019 といったメジャー バージョンのほか、内部プログラムのバージョンが存在します。
- Microsoft 365、Office 2016、Office 2019、Office 2021、Office 2024 … 16.0
- Office 2013 … 15.0
- Office 2010 … 14.0
- 現在の Microsoft 365 (Office 365) は、メジャー バージョンの概念がない製品として提供していますが、内部プログラム上は Office 2016 / 2019 / 2021 / 2024 と同一です。
シナリオ別の共存可否について
- MSI 形式同士 … すべて共存が可能
- C2R 形式と MSI 形式 … 内部プログラムのバージョンが異なる場合のみ、共存が可能
- C2R 形式同士 … 内部プログラムのバージョンが同一であり、かつ Office アプリケーションが重複しない場合のみ共存が可能
公開日:2024年01月25日
更新日:2025年09月11日