PCレンタル時の導入から引き取りまでの流れ
作成日:2019/11/15

PCレンタル時の導入から引き取りまでの流れ
レンタルPCを利用したことがない情報システム部の担当者にとって、PCをレンタルするとどんなやり取りが発生するか不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、PCをレンタルした場合に、情報システム部の担当者が、導入から引き取りまでの間、当社とどんなやり取りが発生するかを紹介します。
1.レンタルPCの導入から引き取りまでの概要

まずレンタルPCの導入を決めたら、PCの機種選定から始まります。
レンタルPCは当社が大量に一括購入することで安価に調達し、その機種の中からお見積もりをしています。
多くのお客さまのご要望に応えられるよう多種多様なPCを大量に保有しています。
在庫の機種からお客さまのご要望にあった導入機種が決まりましたら当社へ発注いただきます。
レンタルPCの発注は、注文書に押印いただいてFAXかメールでお送りください。
納品は、お客さまのご希望の場所に納品します。
納品後は契約終了時までPCをご利用いただけます。
契約期間終了後は当社がレンタルPCの引き取りを行います。
契約の満了日の一週間前までには、お客さまに契約終了日の連絡をします。
契約が終了したら当社が引き取り便を手配しますので、返却いただきます。
もちろんレンタル期間の延長も可能です。
必要な期間だけ利用できるのがレンタルのメリットです。
2.ご提案・発注
他の調達方法に比べて、レンタル品での機種選定の特長は、在庫品から選択するため納期と価格面でのメリットが受けられます。
先にも述べたように在庫しているPCは当社がメーカーから一括で大量購入した機種です。
そのためコストも抑えられ、短納期でのご提案が可能です。
機種と数量とご利用期間が決まれば、リースのような契約書を作成する必要もありません。
レンタルは気軽にご利用いただけます。
3.納品
発注後、指定いただいた日にち、場所に納品します。
追加料金が発生しますが時間指定も可能です。
在庫機種のPCであれば、エリアにもよりますが最短で翌日にお届けできます。
必要になった時に素早く入手できるのが、やはりレンタルサービスの大きな魅力です。
PCの標準イメージをマスターPCといいますが、マスター作成をしているお客さまは、導入の際にはマスターPCのイメージを使ってコピー(クローニング)して出荷することも可能です。
納品時に指示をいただければ、個別設定をして納品することも可能です。
この個別設定については別途ご相談ください、PC導入時の作業負担を下げることができます。
4.障害発生時

レンタルPCの納品後、万が一障害が発生した場合は当社のカスタマーサポートセンターへご連絡ください。
レンタルPCは、PCに貼ってある個品番号という2桁ハイフン5桁の番号で管理しています。
レンタルPCの不具合時は専用窓口であるカスタマーサポートセンター(平日9:00~17:00)へお問い合わせいただければ係員が対応します。
不具合が発生した際は、障害原因の切り分けが必要です。
設定などの誤りであれば修正することで対応できますが、本体の故障であれば、代替PCをお送りして対応しています。
代替PCをお送りする際は、導入時に作成したマスターを当社で保管していますので、マスターでPCを再設定して代替機をお送りし、不具合のあるPCを回収します。
この対応はお客さま業務のダウンタイムを減らし情報システム部の担当者の工数を削減します。
5.返却
レンタルの契約が終了すると当社がPCをお引き取りします。
購入したPCは、メーカーに引き取り費用を払って回収してもらいますが、レンタルの場合は引き取り費用がかかりません。
契約満了日の1週間前までにお客さまへご連絡しますので、お客さまはデータを消去して、マウスなどの付属品と併せて返却ください。
当社から返却便を手配しますので、返却いただきましたらPCをレンタルする際の当社とのやりとりはこれで終了です。
最後に、情報システム部の方から、引き取った後のデータ消去についてご質問をいただくことがあります。
お客さまから返却いただいた後、当社のレンタルPCはすべてディスクにデータの上書きをしてデータの消去を行います。
データが残ったまま他の企業に貸し出される心配はありません。
データの消去を行った後にリカバリーディスクからOSをダウンロードして再度初期設定をしています。
いかがでしたでしょうか。
PCの障害発生時はリースや購入よりもレンタルサービスの方が管理工数の削減が実現可能です。
今後のPC管理の参考にしていただければ幸いです。
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監修
横河レンタ・リース株式会社 マーケティング本部 CDセンター