テレワークにはモダンPCが不可欠な理由とは

作成日:2020/07/27

お役立ちコラム

テレワークにはモダンPCが不可欠な理由とは

「モダン=現代的」、そんな言葉が付与されたモダンPCとはどんなPCなのでしょうか?
知っているよという方は少ないのではないでしょうか。
それもそのはず、モダンPCには明確な定義がないのです。
今回はそんな曖昧な定義について、PCをレンタルしている横河レンタ・リースの目線から改めて考察します。
テレワーク導入や働き方の見直しを検討される際には、どんな機種・仕様のPCを導入するかで大きくその後の効果を左右しますので、失敗しない法人向けPCの導入について考えていきましょう。

モバイルPC≠テレワークできる、ではない現実

いままではテレワークと聞くと比較的ITに強い企業や、先進的な取り組みを好む企業だけが取り入れているものという認識が強かったのではないでしょうか。
また感染症などのまん延によりテレワークが強く推奨される中でも、業務の特性上テレワークを導入できない企業も多数あるかと思います。
あくまでもテレワークができる業種という前提にはなりますが、それ以外の方にも業務を置き換えてテレワーク化を進めるヒントになれば幸いです。

さて、冒頭で触れましたとおりモダンPCというのは実は明確な定義がありません。
そこで本コラムではテレワークに最適なモバイルPCをモダンPCと解釈して考えていきます。
テレワークを導入するにあたり、自宅にノートパソコンを持ち帰ればすぐに実施できると思われがちですが、実際にはここに大きな落とし穴があります。
例えば会社で使っているA4サイズ(15.6インチ)相当のノートパソコンを定期的に会社と自宅に持って帰るとするとします。
きっと大半の方が2キロを超える重量の荷物が増えることに嫌な顔をするのではないでしょうか?
モバイルPCとひとくくりにしても、実際にテレワークで活躍できる機種というのはいくつかの条件を満たす必要があります。

例えば一般的な要件として

  • Webカメラを搭載している
  • 好感度なマイクを搭載している
  • バッテリーの駆動時間が長い
  • 軽量である(1.2kg以下が目安)
  • Central Processing Unit(CPU)の処理能力が高いこと

他にも場合によってはSIMカードを差し込めることや、LANケーブルを差し込めることなどさまざまな要件があるのかもしません。

テレワークにおける課題とは

実際にテレワークを行ってみますと、1人でこなす業務は全然問題ないと感じる場合が多いのではないでしょうか。
本当の課題は部署やチームでプロジェクトを進めるときではないでしょうか。
つまり、テレワークにおける真の課題は「コミュニケーション」にあるのということです。
どんなコミュニケーションツールを導入するのか、どのモバイルPCを導入するのかにより課題を最小限にすることが可能です。

当社の場合 Microsoft Teams (以下Teams)を活用して社内会議や連絡、Web商談を実施しています。
最近では Teams で音声通話ができる UniTalk の導入も行いました。
実はこれがテレワークの成功に大きな効果を発揮しています。
PCについてもCPUの処理能力がある程度必要です。
当社ではCore i5のメモリ8GBのSSD搭載モデルを基本としています。
また、自宅からWeb会議を行う際などに「バーチャル背景」を設定しますと、部屋を見られずにプライバシーが守られた状態で接続が可能です。
ただし、バーチャル背景には画像処理が伴い、CPU処理能力が求められます。
もちろん9人同時のビデオ通話の場合などはインターネット回線の速度だけではなく、PCで9人分の映像と音声を同期する処理が求められますので、結果として処理能力の低いCPUを搭載しているPCではストレスを感じてしまいます。

ストレスを感じる場面が少ないほど、テレワークは社内浸透度が高い働き方になっていくのは間違いありません。
会社に来た方が働きやすいと感じるシーンを少なくすることを目指して、徹底的に改善していきましょう。

失敗しないモダンPC選び「3つのポイント」とは

Point1:メーカー色のないニーズに合った機器提案と、サポート窓口の分かりやすさ。

まず、多くの機種を取り扱っているベンダーから調達をすることが重要です。
公平な目線でメーカー問わずに検討ができることは、結果的に商談回数も少なくなり選定工数削減につながります。
レンタルPCならば複数のメーカーを導入した場合でも、カスタマーサポート窓口は1つですので保守管理もシンプルです。

Point2:故障時にすぐにセットアップ(キッティング、ソフトウエアインストール済み)の状態で手元に届くこと

通常の不具合だけではなく、テレワーク中(ユーザーの自宅等)に不具合が起きたパターンまで考えます。
単純にPCを調達してシステム管理者がセットアップをして発送するのでは、故障の期間が長引くほどダウンタイムが発生してしまいます。
そこで、レンタルPCと導入支援サービスを組み合わせれば、トラブルが発生した際にも納品後簡単な設定や確認だけでユーザーの自宅へ発送できます。

Point3:PCは不具合が起きる前に定期的な入れ替えを行い、機器コストだけではなくトータルコストを考えること

自社に合った耐用年数を改めて考えることも重要です。
いままでデスクトップPCを7年使っていた会社でも、テレワーク用に導入したモバイルPCを同じ期間利用するのは現実的に難しいことが多いです。
バッテリーの劣化、持ち運びに伴う故障率の増加は避けられないためです。
そこでレンタル期間を3年と設定してご利用いただければ、比較的短めのサイクルで業務効率の高いモバイルPCを使い続けることができます。

いかがでしたでしょうか。
テレワークの普及率は全国的に約2割といわれています、当然職種的に難しい場合もありますが、単にテレワークを導入するといっても自宅とオフィスで同等のアウトプットを生み出すためにIT環境の見直しは不可欠です。
テレワークの実績と多数のモダンPCをそろえる横河レンタ・リースは、お客さまの導入後から活用までをカバーするご提案をお約束します。

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