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システム導入後の構成管理とは 後編

作成日:2021/07/09
更新日:2022/01/18

お役立ちコラム

システム導入後の構成管理とは 後編

「システム導入後の構成管理とは」を前編・後編にわけ、それぞれ下記内容をメインタイトルにご紹介しているコラムです。
今回は後編で、構成管理の管理方法をどのようにするかについてまとめました。

おさらい 構成管理とは

インフラの運用保守については、以下の二つがあります。

  1. 保守
    サービスが停止(機器、アプリケーション両方を含む)した場合の復旧対応
    ⇒トラブル時の対応がメイン
  2. 運用管理
    安定稼働かつ停止させないための業務
    ⇒日常業務がメイン

構成管理は、上記の「2」の運用管理で実施するものとなり、導入したシステムの各種情報を正しく管理していくことになります。
まとめる内容は、ハードウエアの構成情報、ソフトウエアの構成情報、保守契約状況、設定情報や設置先情報など多岐にわたります。
その情報を正しく、常に最新の情報に更新することによって、以下のようなメリットがあります。

項目 構成管理が正しく行われている場合 構成管理が行われていない場合
1 故障発生時の対応 迅速に対応可能 × 対応に時間がかかる
2 トラブルを未然に防ぐ バグに対してのパッチ適用など迅速にできる × バグに対してのパッチ適用などが調査してからになるため時間がかかる
3 保守契約の更新 更新漏れを防げる × 更新漏れが発生する
4 リソース増強時の検討 速やかな検討が可能 × 調査時間がかかる
5 ライセンス情報管理 ライセンス管理の漏れなし × ライセンス管理の漏れが発生

トラブルを未然に防ぐことできるため、システムの安定運用につながります。

構成管理の管理方法

今回の内容は、導入後のシステム、その構成管理の管理方法について説明したいと思います。

管理データを入力するフォーマットに Excel を選択した場合

各種情報を一元管理することが大切ということもあり、Excel で取りあえずまとめることも多いのではないでしょうか?
例えば、各種項目の列を作成し、その項目へ手動で入力という形で始めているようなケースです。

普段から仕事で Excel を使っていますので、各種パラメータを管理するのに手始めに進めやすいところはあります。
Excel は、とても便利なところがあり、表計算ツールですが各種スケジュール管理の WBS (Work Breakdown Structureの略称 = 作業分解構成図) から、パラメータシートや議事録のフォーマットで利用など、表計算が関係ないようなものまで普段の仕事で活用できるツールとなっています。
ただ、Excel でまとめる場合ですが、やはり作成者の好みやこだわりなどが反映されてでき上がっていることが多いと思われます。
そのため、各入力のフォーマットが、統一されていない場合や、ある程度自由に入力できるため、複数人で入力作業をしていると特定のセルに自分だけが分かる色付けや吹き出しを入力するなど、徐々に統制がしづらくなる点もあります。

また、入力するときにも正規化(言葉を統一させる)などのデータ整理が困難だったりします。
入力の際、入力者により「サーバー」と伸ばしたり、「サーバ」で区切ったりと統一できていないケースがあります。
そんな小さな違いでフィルタリングがうまくいかないなども起こりやすい内容です。
ちなみに、このコラムは「サーバー」と伸ばす表記を使用しています。

また、少しでも入力作業を楽にできるようにとマクロなどを駆使したファイルも多いと思いますが、こちらも思わぬ弊害があるのではないでしょうか?
例えば、あるデータを管理する Excel を作成するときに、便利に活用できるようマクロなどで設定をする方もいると思います。
その最初に設定をされた方が部署異動や退職などでいなくなった場合、後任者はどうでしょうか?
便利に運用もできるかもしれませんが、マクロの設定に追加や修正が必要となった際に、前任者の設定詳細や、ある程度の前提知識がない後任者だった場合、作業には多くの工数が必要になることも多いのではないでしょうか。
そのため、将来的なトータル工数で損となってしまうため、特定の人がいることを前提とした属人的なものを作らないようにすることが重要です。

構成管理ツールの導入検討

そこで、情報を管理するための仕組みと手入力の煩雑を減らすために、整理して登録可能なものや自動的に情報の収集と自動登録ができる構成管理ツールなどを採用してみるのも選択肢だと思います。
エンジニアが自分でツールを作成し管理を行うより、将来的なメンテナンスや運用を考慮しますと、構成管理ツールを導入したほうが、大幅な工数低減を想定できます。
また、構成管理の各種ツールでは、社内のサーバーやネットワークに対して情報収集を行い、そちらを構成管理情報に自動入力の機能などを利用することで、常に最新の情報にアップデートできます。
その情報に、各種管理情報を加えることで、メンテナンスの労力を減らすことができます。
今まで、運用管理の守りに入っていたエキスパート人材が攻めのIT投資に尽力することができるようになり、それがビジネスの成長を促進する情報インフラへとつながります。

まとめ 

今回は、構成管理のデータをどのようにしてまとめるかで、使うツールについてどのような考慮が必要かについてまとめてみました。

次回は、構成管理情報を自動化するツールの内容を取り上げたいと思います。

おまけ

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