外資系メーカーと国内メーカーの違い
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外資系メーカーと国内メーカーとではどんな違いがあるのですか?
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外資系メーカーPCは安価にもかかわらず、品質は国内メーカーPCにかなり近づきました。
国内メーカーPCはやや高価ですが、日本人好みの特長を備えています。
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リーズナブルな外資系メーカーPC日本人好みの国内メーカーPC
外資系メーカーPCが国内で販売されるようになった当初、非常に安価だが品質があまりよくないという評価を受けていました。
しかし最近、メーカー各社は品質向上に注力しており、同等スペックであれば国内メーカーPCと遜色ない品質で安価な製品を作り上げています。
グローバル共通でPCを製造するという強みが生きています。
ところが最近では、日本企業のニーズに応えてか、国内に工場を設置して高品質な“国産PC”であることをアピールするメーカーも登場しています。
国産メーカーPCの品質は依然として高いものの、価格を考慮して外資系メーカーPCを選択するユーザーが増えているのもうなずけます。
国内メーカーPCは高価ですが、そのぶん非常に高い品質を維持しています。
単純にPCとしての性能が優れているというだけでなく、特にノートブックPCは、日本人好みの製品を作り上げているという印象です。
その特長とは「軽量であること」「ACアダプターが小さいこと」「堅牢(頑丈)であること」の3点です。
日本のビジネスパーソンが、ノートブックPCをカバンに入れて持ち運び、満員電車でもみくちゃにされるというシーンは珍しくありません。
大きく重くなりがちなACアダプターを含めて小型で軽く、高圧にも耐えうる堅牢性は、日本人に大変好まれるのです。
外資系メーカーPCも軽量性や堅牢性に注目しつつあるようですが、グローバル共通の製品を提供しているため主流にはなりにくいようです。
業務内容や環境に合わせて最適なモデル・製品を選びたい
PCは、ローエンドからハイエンドまでさまざまな製品があり、業務内容や用途に合ったものを選択することが重要です。
外資系・国内のいずれのメーカーも、お客さまが最適なPCを選択できるように、ローエンド/ミッドレンジ/ハイエンドのそれぞれのシリーズをラインアップしており、有意な差はありません。
もし同じレベルの製品でスペックが似通っていても、重量やデザイン、筐体の堅牢性、バッテリー容量などはまったく異なります。
デスクトップPCやノートブックPC、より軽量なモバイルノートPC、タブレットにもなる2in1など、多様な形式の製品から業務に最適なものを選ぶ必要があります。
まずは外資系・国内にあまりこだわらず、日々の業務でどのようにPCを用いているのか、どのようなアプリケーションを利用しているか、オフィスの中か外か、有線LANか無線LANか──利用環境に応じて、最適な製品を探したいものです。
サポート品質が向上した外資系メーカー法人向けのオプションサービスにも注目
当初の外資系メーカーは、サポート品質もあまり高くないという評価を受けており、酷評されることすらありました。
国内ユーザー企業の不満の声を吸収し、外資系メーカー各社はサポート品質の改善に努め、体制を強化してきました。
当社から各メーカーの法人向けサポートに修理などの対応を求めることがありますが、外資系メーカーでも国内メーカーでも、品質面での違いはほとんど感じなくなりました。
サポート内容も、標準のものはほとんど差がありません。
ただし、メーカー各社は特色のあるオプションサービスを提供しています。
企業で利用するPCは、常に安定的に稼働し、故障などいざというときにはすみやかに交換・修理対応を受けられることが重要です。
外資系メーカーPC・国内メーカーPCのいずれにしても、「法人向けPC」を選び、「法人向けサポートサービス」を受けることをお勧めします。
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