法人PCメーカーを新規採用する際の比較ポイント

Q.
別のPCメーカーの製品への移行を検討しています。
新しいメーカーやPCを選ぶうえでのポイントを教えてください。
A.

従来と同等の保守サポートを受けられるかどうかを要チェックです。
デバイスもできるだけ現物をテストして、利用者のPC体験に悪影響を及ぼさないかどうかを確認しましょう。

- 目次 -

1 メーカーのサポートやサービスの変化に注意

2 インターフェースや操作性を事前にしっかりテストする

メーカーのサポートやサービスの変化に注意

今までメーカーAのPCを購入していたものの、メーカーBのPCに乗り換えたいと思うことはあります。
Aの製品が全体的に高級すぎる、Bの製品の技術や機能が魅力的など、さまざまな理由があるでしょうが、運用管理や利用に起きる変化は回避できません。

運用の変化は管理負荷の肥大につながりますし、利用の変化は利用者 (従業員) の生産性低下につながります。
特に従業員は、現状に大きな不満がないかぎり、また移行で大きなメリットが得られないかぎり、変化は望まないものです。
そのため、もしメーカーを移行したいのであれば、できるだけ変化が小さくなるようにくふうすることが重要です。

管理者として特に重視したいのは、現状のメーカー保守サポートが維持できるかどうかです。
例えば、メーカーAは標準でオンサイト保守サービスが付属しているのに、メーカーBは有償オプションになるとしたらどうでしょうか。
PC本体が安価であったとしても、サポート費用が増大し、むしろコスト増になるかもしれません。

また、メーカーによっては納期が変化することも考えられます。
近年は半導体の不足やパンデミックの影響で、メーカー各社の対応がまちまちになっています。
これまでの調達フローでは対応できなくなるおそれもあるため、注意が必要です。

現在のサポートやサービスの内容をしっかり確認し、新しいメーカーでは何がどう変化するのか、同等のサービスを受けたい場合は何を申し込めばよいのか、どれほどのコストになるのか、事前にしっかり確認しましょう。

インターフェースや操作性を事前にしっかりテストする

PCの操作性の変化は、想像以上にストレスになるものです。
カタログスペックでは同等の製品に切り替えたのに、非常に使いづらいため従業員の不満が爆発──などという事態になったら目も当てられません。

まずはPC本体を取り寄せて、本体の状態や操作性などを細かくチェックすることをオススメします。
USBポートやカードリーダーといったインターフェースの種類や数、キーボードのタッチ感など、変化が問題ないかどうか、レベルを維持できるかどうか、むしろ向上するところはないか。
場合によっては、一般利用者の協力を得て、利便性を確認することも重要です。

例えば、あるメーカーのノートブックPCはACアダプターが小さくて気に入っていたのに、他のメーカーに切り替えたら大きく・重くなってしまったということがあります。
もしPC本体が軽くなったとしても、ACアダプター込みで考えなければモバイル用途には向きません。

横河レンタ・リースは、導入前のテストにも対応可能ですし、1週間からレンタルすることもできます。
しっかり試して、従業員の皆さんへ最良のPC体験を提供してください。

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